車のエンタメ [2023.06.10 UP]
ワイスピのあの車ってなあに!? 「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」の出演車を紹介!
映画「ワイルド・スピード」は2001年に第1作が公開、以降22年にわたり世界のファンを虜にしてきたメガヒットシリーズ。
アメリカをはじめ、日本やブラジル、UAEなど世界各地を舞台に繰り広げられるド派手なカーアクションが毎回話題となっています。
そして今年5月からは、第10作目となる最新作「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」が日米同時公開。シリーズ最終章の前編という触れ込みで公開前から話題となると、主人公のドミニクをはじめ過去作を彩った主要キャラクターたちがスクリーンに登場、ファンたちを熱狂の渦に巻き込んでいます。
そんな人気シリーズのもう一つのメインキャストとなるのが、世界各地で暴れ回るクルマたち。今回は「ファイヤーブースト」に“出演”する名車・旧車・最新モデルをまとめてみました!
※「ファイヤーブースト」本編の内容を含んだ記事となっています。
ドミニクがローマでデッドヒート!【ダッジ・チャージャーSRTヘルキャット レッドアイ】
ダッジ・チャージャーSRTヘルキャット レッドアイ(2022年式)
主人公のドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)が物語序盤、ローマの古都を舞台に駆るのが、ダッジ・チャージャーSRTヘルキャット レッドアイ。年式は2022年とされています。
ダッジ・チャージャーは1960~70年代に誕生したアメリカン・マッスルカーの代名詞的存在で、そのスピリットを現代に受け継いでいるのがこのモデルです。
フロントグリルのSRTバッジがアイコンで、特筆すべきは何といってもそのパワー。約800馬力という規格外の数値を誇ります。
また、コの字型のモダンなヘッドライトは、2015年以降に登場したチャージャーの特徴となっています。
劇中では超ド派手な爆発をバックに、左右上下と暴れまくる姿が圧巻です。
ドミニクの相棒!【ダッジ・チャージャー】
ダッジ・チャージャー(写真は1968年式)
物語の中盤以降、舞台をリオ、そしてポルトガルへと移してから登場するダッジ・チャージャーは、シリーズのほぼ全編を通してドミニクの愛車として登場。いわばワイルド・スピードの“顔”となっているモデルで、今作に登場するモデルの年式は1968~1970年頃です。
前述の通りアメリカで1960年代後半以降に人気を博したマッスルカーと呼ばれる車種の一つで、当時の車両では最強クラスといえる400馬力超のパワーを持っていました。
ちなみにマッスルカーの定義は「米国で1960~1970年代に製造された」「V8エンジン搭載の2ドアモデル」「高速運転用に設計されたハイパフォーマンスカー」と言われています。
最後の宿敵!?ダンテの愛車【シボレー・インパラSSクーペ】
シボレー・インパラ(写真は1963年モデル)
シボレー・インパラは、今作の宿敵として登場するダンテ(ジェイソン・モモア)の愛車として登場。劇中に登場するのは1966年式のSS(スーパースポーツ)クーペと言われています。
ダンテは、かつてドミニクたちがリオデジャネイロで倒した麻薬王・レイエス(「MEGA MAX」に登場)の息子。ドミニクへ強い復讐心を抱いており、予測不能の策略でファミリーに襲い掛かります。インパラはその因縁の地、リオで登場します。
ウシ科の動物の名前を冠したこのモデルは初代登場が1958年と、前述のチャージャーにも引けを取らない長い歴史を持った車です。
現行モデルは日本に正式輸入されていないものの人気車の一つに数えられ、特に1960~70年式の車両は超高額で取引されています。
シボレー・インパラSSコンバーチブル(1966年式)
オレンジ&黒のペイントが印象的!【アルファロメオ・2000GTV】
アルファロメオ・2000GTV(写真は1976~1980年モデル)
“柿の種”を好んで食べる姿もファンにはおなじみ、ハン(サン・カン)の愛車として登場するのがアルファロメオ・2000GTV。彼のテーマカラーであるオレンジと黒のペイントが印象的で、1970年代のモデルと思われます。
モーターファンの間では「ジュリア」の愛称も馴染み深いこのモデルは、排気量をそのまま車名に冠しており、当時は最高速度200km/hに達するスピードで高性能車として知られていました。
イタリアの街にはイタリア車がよく似合う、ということで劇中ではローマの街を疾走。後に紹介するランボルギーニ・ガヤルドと並走する光景のミスマッチ感も見どころ?!
今作イチのド派手仕様!? 【ランボルギーニ・ガヤルド】
ランボルギーニ・ガヤルド
ドミニクたちファミリーのムードメーカー的存在であるローマン(タイリース・ギブソン)は、今作の中でもインパクト抜群の金ピカボディに仕上げられたランボルギーニ・ガヤルドで登場。彼のキャラクターにふさわしい、何ともまぶしい姿に釘付けになることでしょう。
そんなガヤルドは2003~2013年に製造・販売されたスポーツクーペで、当時のランボルギーニ史上で最多となる総生産台数14,022台を記録したモデルです。一方で同社が最後に生産したMT車としても知られており、様々な形でブランド史に名を残す存在となっています。
V10エンジンを搭載したこのモデルは、初代は5.0L、最高500PSのスペックでしたが、最終モデルは5.2L、570PSまでその性能を高められました。
劇中では前述の2000GTVと共にローマの街を激走。新旧イタリアンカーのコラボレーションは、今作のハイライトの一つと言えるでしょう。
ファン胸アツ!初期作を彷彿させるレースバトルに登場!【ポルシェ・911(997)GT3】
ポルシェ・911(997)GT3
ワイルド・スピードと言えば、やっぱりストリートレース!今作では「MEGA MAX」でも舞台となったドミニクとレイエスの因縁の地、リオで死闘が繰り広げられます。
このレースでは、ドミニクのチャージャー、ダンテのインパラSSと並び2台のスポーツカーが登場。そのうちの一台がポルシェ・911(997)GT3。この車を操るのは、やはり「MEGA MAX」にも登場したディオゴ(ルイス・ダ・シルバ)です。
こちらは2004~2011年にかけて製造・販売され、エンジンユニットは911 GT1系のものがベース。前期型と後期型に大別され、後期型はシリンダー内径やブレーキディスクなど各所に変更が加えられ、走行性能の強化が図られました。
今作の“日本枠”代表!? 【日産 フェアレディZ ダットサン 240Z “Pandem”】
日産 フェアレディZ ダットサン 240Z
ワイルド・スピードシリーズでは初回作以降おなじみとなっている“日本枠”。アメリカン・マッスルカーやイタ車が多く出演する今回は少し影が薄いような印象もありますが、前述のポルシェ・911 GT3と共にレースに参戦するイザベル・ネベス(ダニエラ・メルシオール)の愛車として登場、しっかり存在感を見せつけます。
今回の車両は、世界各国にファンを持つ日本のカスタムメーカー「T.R.A. KYOTO」のブランドである「Pandem」で固めたフルエアロ仕様。さらにコンチネンタルのハチマキを纏い、インパクトのあるビジュアルになっています。
ちなみにイザベルは亡きドミニクの元恋人・エレナの妹です。
ジェイコブの愛が詰まった一台!【フォード・マスタング(フォックス・ボディ)】
フォード・マスタング(1992年式)
前作「ジェットブレイク」では兄・ドミニクの前に立ちはだかる強敵であったジェイコブ・トレット(ジョン・シナ)。今作では頼もしい助っ人として、そしてリトル・B(レオ・アベロ・ペリー)の良き叔父として登場します。
そんな彼が13歳の時に購入し、整備からペイントに至るまで自身で行うほどに愛着を持っているというエピソードを持つのがフォード・マスタング(3代目)。シャシーに付けられた名称から「フォックス・ボディ」という愛称でも親しまれているモデルで、歴代マスタングの中でも最も長く生産されました。
ちなみにこのジェイコブのマスタングは、前作では青年時代のドミニクとレースした際に使用した車として登場したもの。シリーズを通して観てきたファンには嬉しい演出です。
今作最強のキャノン・カー仕様は必見!【シボレー・エルカミーノ】
シボレー・エルカミーノ(1967年式)
シボレーを代表するモデルの一つ、シェベルをベースとして造られたのが、この2代目エルカミーノ。初代は1959年、インパラをベースに開発されましたが販売不振によりわずか2年ほどで生産終了。それから4年の歳月を経て復活したのが2代目です。
劇中ではジェイコブが操縦するこの車、印象的なシーンを集めた予告映像の中でもド派手なインパクトを残す“キャノン・カー”として登場。車両の両側に砲台を構えた強すぎるビジュアルは、一度見たら忘れられません。
まだまだあるぞ!「ファイヤーブースト」を彩るスーパーカーたち
ワイルド・スピードは毎回、主要キャラクターが乗り回すクルマ以外にも強烈なインパクトを一瞬で見せつけるスーパーカーやヘリテージカーが多数登場します。
ここではそんな印象的なクルマをまとめて紹介します!
【シボレー・シェベルSS】
シボレー・シェベルSS(1964年式)
物語の序盤、ドミニク邸にレストア中の状態で置かれているのがシボレー・シェベルSS。前述のエルカミーノのベースとなったモデルで、1960~1970年代に人気を博したモデルの一つです。
シェベルSSと言えば第4作「MAX」で登場していたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。次回作で活躍の場が与えられるのか、期待が高まります。
【デロリアン・アルファ5】
デロリアン・アルファ5
物語序盤、瀕死のサイファー(シャーリーズ・セロン)がドミニクの元を訪ねるために使ったのがデロリアンの最新EV「アルファ5」。かのタイムマシンを彷彿とさせながらも、より未来的な姿はインパクト抜群です。
【マクラーレン・セナ】
マクラーレン・セナ
マクラーレン・セナは2017年12月に発表されたスーパーカー。空力性能を重視したエアロパーツを積極的に取り入れ、サーキットでも活躍できるモデルとして開発されました。車名は伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナが由来です。
劇中では、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が搭乗していました。
【パガーニ・ウアイラ】
パガーニ・ウアイラ
イタリアの新興自動車メーカー・パガーニが2012年から生産しているウアイラ。最高速度370km/h、0-100km/h加速3.2秒という驚異のスペックを持った現代のスーパーカーです。
こちらは物語序盤、ドミニク邸近くに路駐されているという形でのカメオ出演でした。
【ダッジ・チャージャーSRT-8】
ダッジ・チャージャーSRT-8(2010年式)
ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)とドミニクが過去作で乗り、大活躍したダッジ・チャージャーSRT-8。今作では過去を振り返る形で登場します。
おわりに
ここまで「ファイヤーブースト」を彩るもう一つのメインキャストであるクルマたちを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
すでに劇場で観た方にとっても、これから観る予定の方にとっても、映画をより深く楽しむための材料となっていただけたら幸いです。
本編はぜひとも映画館のスクリーンで、息をつかせぬほどの迫力シーンの連続をお楽しみください!
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