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新しくなくたって楽しめる!! [先代のほうが買いかも……]なクルマ4選

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新しくなくたって楽しめる!! [先代のほうが買いかも……]なクルマ4選

クルマの魅力とは何か? 新しいこともそのひとつの要素になるだろうが、人によってはその真逆=“先代のほうがよかった”というケースもあるハズ。その価値観は人それぞれで違うけれど、ここでは“先代のほうが買いかも?”と思える4モデルをピックアップ

文/FK、写真/スズキダイハツトヨタ日産

新しくなくたって楽しめる!! [先代のほうが買いかも……]なクルマ4選

【画像ギャラリー】さすがです!! 先代モデルだって捨てたもんじゃない!(14枚)

初代ダイハツ・コペンのクラシカルムード漂う“丸っこいシルエット”は唯一無二でしょ!

ドライバーを中央にアレンジし、ボディ感覚がつかみやすいパッケージングを実現した初代コペン。トランクルームはルーフクローズ時に210リッターの容量を誇り、日常ユースにも十分に応える収納性も実現していた

高剛性を誇る新骨格構造“D-Frame”の採用で高い走行性能が一気に昇華した現行のコペン。

2014年の登場からすでに10年以上が経っているが、そのラインナップ展開のユニークさは今なお特筆点でCero、Robe、XPLAY、GR SPORTという4つの異なるスタイルから選べることは大きな個性となっている。

加えて、外板の着せ替えを可能としたDRESS-FORMATIONも概念を覆す画期的なシステムとして話題を大きな呼んだ。

しかも、コペンは軽自動車のオープンスポーツでありながらルーフクローズ時はゴルフバッグ1個と旅行鞄が、オープン時でもハンドバッグなどが入るトランクもあり、日常使いのクルマとしても素養十分。

それでいて車両本体価格は188万8700円からと比較的リーズナブルで、スポーツカーが続々と消えていく現代においてもしっかりとその存在感を示している稀有なモデルといえる。

しかし、“ACTIVE TOP COMPACTOPEN”をコンセプトに誰もが気軽に楽しめる本格的オープンスポーツカーとして、2002年6月に登場した初代コペンも名車としての誉れ高い1台だ。

初代コペンは新開発のターボチャージャーを採用したツインカムエンジン、専用サスペンション、軽量高剛性ボディの融合でクラスを超えた高い運動性能を発揮。

それ以上に驚きだったのは、軽自動車初の油圧機構による電動開閉式ルーフ“アクティブトップ”の採用だ。

コクピットにいながら、20秒足らずでルーフが開閉するスピーディさと、スイッチひとつで開閉できる簡単操作もコペンの大きな強みであった。

しかし、それよりも何よりも大きな魅力なのは見た目。FFレイアウトの強みを活かしたキャビンフォワードに低重心かつ力強いティアドロップシェイプシルエットが可愛らしく、かつクラシカルムード満点!

唯一無二の存在感という点においては初代に軍配が上がる……と言わざるを得ない。

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日産の3代目エクストレイルは“使い倒せるギア感”がアウトドアシーンにうってつけ

2022年7月に9年ぶりのフルモデルチェンジが行われたエクストレイル。

“技術の日産”を象徴するような第2世代e-POWER&VCターボエンジンを組み合わせた新パワーユニットや電動駆動4輪制御技術のe-4ORCEを採用するなど、最先端技術がテンコ盛りとなった4代目はデビュー当初のセールスも絶好調で、発売開始から約2週間で1万台を超える受注を記録。

加えて、日産のe-POWER搭載車としても発売から最短で1万台超えを達成した。

そう聞くと現行モデルのほうがいいのでは? とお思いの人もいるだろうが、先述のような大きな進化を遂げた結果、最廉価モデルでも350万円以上の設定となり、良くも悪くも高級SUVへと生まれ変わった感が否めないのも事実で……。

いっぽう、224万9100円から279万7200円という比較的リーズナブルな価格が設定された2013年12月登場の3代目。

シーンを問わない高い走行性能、使い勝手を極めたラゲッジ&ユーティリティ、最強のSUVにふさわしい先進機能と環境性能など、アウトドアスポーツを楽しむ若者にとってはもってこいの1台であった。

特に、ALL MODE 4×4-iとともに採用した先進のシャシー制御が、どんなシーンでも高い走行性能を発揮した3代目。

また、ユーザーのアウトドアライフを快適にサポートするために防水加工フロア、防水シート、大容量の防水ラゲッジルームを採用するだけでなく、荷室の間仕切りが簡単に行えるフレキシブルラゲッジ機能や大容量コンソールなどの導入で“ギア”としても使い勝手も大きなポイントとなった。

人気車種でかつ販売期間も長かった3代目だけに現在の中古車市場でもタマ数は豊富で、安い個体なら100万円以下で購入できるお手頃さも大きな魅力といえるだろう。

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ハッタリが利く!? 先代トヨタ・アルファードの威風堂々たるビジュアルは今なお健在

縦に厚みをもたせたメッキ加飾の大型フロントグリルが大胆かつアクのある華やかさを演出するアルファードのフロントビュー。その威風堂々たる佇まいは現行モデルにも負けてはいない!

ミニバンブーム真っ只中の2002年、高級志向のユーザーに向けた“トヨタの最高級ミニバン”として誕生したアルファード。

2008年には2代目に進化するとともに、より個性を求めるユーザーのニーズに応えるべくヴェルファイアも登場。

2015年にはリアにダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用して上質な乗り心地に磨きをかけ、ミニバンから大空間高級サルーンへと進化を果たした。

そんなアルファードは2023年6月に4代目がデビュー。

TNGAプラットフォーム(GA-K)をミニバン用に最適化して従来型比約50%を実現した車両剛性、しっかりとした操縦安定性と同時に地面からの不快に感じるような微細な振動を吸収する前後サスペンション、徹底した防振対策やロードノイズ&風切り音対策など、極上のムービングオフィスとしても上質なプライベートルームとしても利用できるような快適性を実現。

加えて、各所に点在していた照明や各種スイッチ類、エアコン吹き出し口などの機能を天井中央に集約したスーパーロングオーバーヘッドコンソールの採用や、運転席と2列目シートおよび3列目シートとの距離を従来型比でそれぞれ5mm/10mm広く確保したゆとりの室内空間など、まさにショーファーカーとも言うべき1台へと大きく進化した。

それゆえに車両本体価格は510万円からという、一般庶民にとっては高嶺の花的な存在になってしまったことも事実。

ならば! 強さ・豪華さ・エモーショナルさを追求した“堂々かつ重厚な威勢の良さ”で独自のインパクトを表現したエクステリアが採用されていた先代モデルを選ぶのもアリな選択。装備が充実していることは言うに及ばず、現行モデルに勝るとも劣らないオラオラ感だって今なお健在なのだから。

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スズキの先代ハスラーは奥さまやお嬢さまと共有できる“可愛さ”が最大の魅力

広い室内空間の軽ワゴンとSUVを融合させた軽クロスオーバーとして人気を集めている現行のハスラー。

“もっと遊べる! もっとワクワク!! もっとアクティブな軽クロスオーバー”というコンセプトにも表れているように、アウトドアライフを楽しむ趣味人にとっても魅力的な1台であることは周知のとおり。

また、充実のスズキセーフティサポートでは、たとえば夜間の歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキに加えて後退時の衝突被害軽減ブレーキを標準装備し、前後の安全性能にも配慮。

さらに、ターボ車には全車速での追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱抑制機能をスズキの軽として初めて装備するなど、安全運転を支援する機能も充実している。

そんな現行モデルに対して、2014年1月に発売された初代モデルは愛嬌があるクリクリお目目のフロントフェイスがなんともキュート。

また、現行モデルではタフで力強いスタイルを融合させるべく採用した、やや角張ったエクステリアも特徴のひとつだが、初代モデルは丸みをもたせることで柔らかい雰囲気を演出していることもそのキュートさにより拍車をかけている。

インテリアにおいても、新旧で大きく異なるハスラー。

現行モデルのインパネは上下のバーでガーニッシュを挟んで力強い骨格を表現した3連インパネカラーガーニッシュがとにかく目立つが、初代モデルはカラーパネルをパイプでつないだ楽しさを演出するシンプルなデザインが採用されている。

エクステリアもインテリアもデザインに関わる部分なだけに、人によって好みが大きく分かれる部分であることは百も承知だが、少々個性が強い現行モデルに少しでも抵抗があるのであれば、中古の初代モデルを選ぶのも一考だろう。

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みんなのコメント

19件
  • tai********
    そもそも日本語が破綻しとる

    アクのある華やかさって…
  • sky********
    88コペンは、さすがに古くて色々でるお年頃。
    手がかかる方が楽しい人はともかく、買うなら現行。
    新車が一番コスパ良い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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