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手動運転のスポーツカーに車いす収納機能付きのSクラスまで! 今どき福祉車両がスゴイ

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手動運転のスポーツカーに車いす収納機能付きのSクラスまで! 今どき福祉車両がスゴイ

初日から大勢の来場者でにぎわう国際福祉機器展

「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」(東京ビッグサイト/2017年9月27日~29日/主催:全国社会福祉協議会、保健福祉広報協会)が、全国15か国・1地域から527社約2万点の出展を集め、開催となった。 この展示会では、自動車メーカー各社がブースを出展し、福祉車両を展示している。昨年、この会場で登場した手動運転装置付車のロードスターは、この9月21日に実際に市販化(価格は296万5900円~327万5900円)。今回は同時に発表発売となったロードスターRF手動運転装置付車(価格は338万5900円~369万5900円)を出展した。

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特装メーカーのミクニ ライフ&オートとの共同開発ということで、主要装備は、コントロールグリップ、ステアリングシフトノブ、そしてステアリングシフトダウンスイッチとなる。手前に引いてアクセル、押すとブレーキ操作となるコントロールグリップはセンターコンソール横に配置。グリップの下にはウインカーレバー、ハザードスイッチ、ホーンボタンが設置され、グリップの固定(アクセル側・ブレーキ側ともに可能)もできるようになっている。

トヨタブースはあると便利なお手軽サポートアイテムが充実

トヨタブースでは、福祉車両はもちろん、快適なお出かけをサポートするサポトヨプラスの各商品が紹介されていた。回転クッション(1万6200円)はシートを回転させるのではなく、座面が回転することで身体の向きを簡単に変えられ、 乗り降りをサポートする座布団型のクッション。乗車中は自重で固定、乗降時にアシストグリップなどを握って少し体重を浮かすことで回転が可能となる。

ステップ(170mmタイプ・3万2940円)は、地面が不安定な場所でも安定し、ステップ部分の面積が大きくのぼりやすい置き型ステップ。さらに両手で身体を支えることができるアシストグリップ(ヘッドレスト取付タイプ・1万6200円)、杖を立てて収納できる杖ホルダー(5508円)、電子インナーミラー(5万9400円)や後席確認ミラー(4320円)など運転のちょっとしたサポートをしてくれるアイテムも充実。

イタリアの運転補助装置の メーカー、グイドシンプレックスを扱うGSTでは、そのグイドシンプレックスの新製品を展示。「ツイストレバー2005D」(写真下右)はグリップを押すとブレーキ、右に回転させるとアクセルという動きで、足元のスペースを広く活用することが可能。

さらに「スロットルレバー2015A(仮称)」は、グリップを前に押すとブレーキ、スロットルレバーを手前に引くとアクセルという操作。

また、このブースでは、NPO法人の日本身障運転者支援機構の佐藤正樹理事長がMCを務める形で車イスレーサーである青木拓磨選手のトークショーも開催された。

オフィス清水のブースでは、9月26日に、ヤナセのグループ会社であるヤナセオートシステムズと業務協力することを発表したことを受け、メルセデス・ベンツS550ロングに、カロスピードメノックス(スウェーデン)の手動運転装置に、右側リアドアはスライディングドアシステム(イタリア)、トランクには車椅子収納装置カロリフト40(スウェーデン)を組み込んだデモカーを出展。

また、30系アルファードヴェルファイア用のニーズが高いということで、今回は、リアゲートに脱着式スロープFEAL BGR25-3(スウェーデン)を装着。

他にも手動運転装置や昇降リフトアップシート等を組み込んだトヨタ・ヴェルファイアを展示した。

別会場にてトヨタはウェルキャブシリーズ新商品をメディアに公開

また、この国際福祉機器展に合わせ、トヨタはその福祉車両ウェルキャブ(メーカー完成特装車)シリーズに新たに設定された3つの車両をメディアに公開した。そのトヨタのウェルキャブは、9月13日に発表となった新しい車いす仕様車「タイプIII」(発売は12月25日)、そしてサイドリフトアップチルトシート車、ウェルジョインの3車。 車いす仕様車「タイプIII」は、トヨタのオリジナル車イス「電動ウェルチェア」とワンタッチ固定装置を組み合わせることで、車イスを乗車させる際にこれまで11工程必要だったものを1工程で完了させ、さらにシートベルトの固定も作業をより軽減させ、車イスを乗降させる際の介護負担を大幅に減少させることを実現した。 また、サイドリフトアップチルトシート車は、これまでのサイドリフトアップシート車と比較して、シートの車外への出シロを極力抑えているため、駐車場での乗降スペースをそれほど気にしなくてもよく、雨天時のシートの濡れも抑えることができる。また、シートがチルトすることでヒップポイントを高く保っており、降りた際に立ち上がりがしやすい上に膝の負担も低減するというメリットがある。 ウェルジョインは、5ナンバーサイズの送迎仕様車。2列目シートを2人掛けの専用シートに変更することで、3列目へのスムースにアクセスできる乗降性を確保している。

この3車はいずれも、ヴォクシーノア、エクスファイアに設定されている。

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