現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ「“軽”スポーツハッチ」がスゴイ! 6速MT&“ターボ”採用! 旧車デザイン×「反転TURBOステッカー」もあり! “216万円”から買える「RS」とは

ここから本文です

ホンダ「“軽”スポーツハッチ」がスゴイ! 6速MT&“ターボ”採用! 旧車デザイン×「反転TURBOステッカー」もあり! “216万円”から買える「RS」とは

掲載 31
ホンダ「“軽”スポーツハッチ」がスゴイ! 6速MT&“ターボ”採用! 旧車デザイン×「反転TURBOステッカー」もあり! “216万円”から買える「RS」とは

■ホンダ「軽スポーツハッチ」がスゴイ!

 マニュアルトランスミッション(MT)のクルマは年々減少しており、かつてはMT車の比率が高かった軽自動車でもそれは同じ。

【画像】超カッコイイ! ホンダ「“軽”スポーツハッチ」を画像で見る(27枚)

 現在ではスズキ「ジムニー」「ワゴンR」、ダイハツ「コペン」(生産終了/在庫販売のみ)、ホンダ「N-ONE」、そして軽商用車にわずかにMTが残るのみ。コペンを除けば、軽のスポーツカーやスポーツモデルやスポーツグレードはMT、という図式もすっかり過去のものとなった感があります。

 そんな中、ホンダの軽トールワゴンN-ONEのMTは、同車きってのスポーツグレード「RS」に用意されています。

 しかもホンダ「S660」の生産が終わった現在では、軽唯一の6速MT搭載車に。2022年に「アルト」がフルモデルチェンジされた際「アルトワークス」が消滅した今、N-ONE RSは軽ホットハッチの火を灯し続ける貴重なモデルといえます。

 N-ONEは初代が2012年に登場。前年にデビューし、軽ハイトワゴン市場を席巻した「N-BOX」に次ぐ「Nシリーズ」として、ハイトワゴン市場に投入されたモデルでした。シンプルなエクステリアは、360cc時代の軽自動車「N360」のデザインをオマージュしたものです。

 2015年には全高を1550mm以下に抑えた「LOW DOWN」を設定。2017年末のマイナーチェンジでは、「スタンダード」「セレクト」「プレミアム」「RS」というキャラクターの違う4タイプをラインナップしました。

 RSはスポーティタイプでしたが、トランスミッションはCVTのみでした。

 2020年には、初代のLOWDOWNシリーズの外観をほぼ流用して2代目にフルモデルチェンジ。背が高いボディを廃止して、全高1550mm以下(4WD車は1570mm)に一本化しました。

 しかしインテリアとパワートレインの一新、安全装備の刷新など大きな進化を遂げています。

 そしてRSには、前述の通り6速MTを新たにラインナップ。FFの軽自動車としては初のターボモデルと6速MTの組み合わせとなります。

 ギア比をクロスレシオ化して、最高出力64psをそれ以上に感じさせる力強い加速を楽しめるほか、2速にダブルコーンシンクロ、3速にはカーボンシンクロを採用するなどして、心地よいシフトフィールも実現しています。

 急につないだ際のショックを低減する「ピークトルクリミッター」や、クラッチペダルの振動を軽減する「クラッチダンパー」を採用して、スムーズかつ快適なクラッチ操作が行えるように設計されています。

 外観はスポーツモデルでありながら派手なエアロパーツや装飾を控え、シックで精悍な印象に。RS専用のメッシュ調グリル、テールゲートスポイラーやブラックアウトした15インチホイールが、さりげなくRSであることをアピールします。

 内装にも本革巻ステアリングホイール・オレンジの差し色を入れたフロントシートやエアコン吹き出し口、ブラックヘアライン調インパネガーニッシュといったRS専用装備を装着しています。

 N-ONEはシフトノブがダッシュボードから生える「インパネシフト」ですが、6速MTモデルもそれを踏襲。

 MT車の多くがシートの間にシフトノブがある「フロアシフト」なので操作に違和感があるようにも感じますが、ステアリングホイールの脇にシフトノブがあるため操作性はむしろよいほどです。

 なおご先祖のN360も、初期型ではダッシュボードからシフトノブがにゅっと伸びている設計だったため、Nの伝統を感じさせる意匠ともいえます。

 N-ONE RSの価格は、216万400円からです。

※ ※ ※

 スポーティで精悍な内外装、ターボエンジン+6速MTで運転を愉しめるN-ONE RS。ユーティリティがクルマ選びの主軸となった現在、走ることの楽しさを追求したクルマは懐かしささえ感じられます。

 メーカーもその唯一無二の存在に気がついているようで、オプションとして高性能を主張する「VTEC 12VALVE」「DOHC」「TURBO」などが文字を含むステッカーセットを販売しています。

 中には、かつてのホンダファンにはたまらない「PROGRAMMED FUEL INJECTION」(PGM-FI)の文字も。

 さらに80年代に流行した「逆文字のTURBOステッカー」さえも含まれており、50代の筆者(遠藤イヅル)は思わずニンマリとしてしまったことはいうまでもありません。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

登場2年半経過のホンダ「ステップワゴン」まもなくマイチェンか!? シンプル路線の評価はどう? ライバル車にはない“独自の魅力”とは?
登場2年半経過のホンダ「ステップワゴン」まもなくマイチェンか!? シンプル路線の評価はどう? ライバル車にはない“独自の魅力”とは?
くるまのニュース
【南アフリカ】懐かしのトヨタ「ルミオン」復活してた? 「3列7人乗り」&5速MTあり! かつて「カローラだった」 車名8年ぶり復活のスズキ製「ルミオン」とは
【南アフリカ】懐かしのトヨタ「ルミオン」復活してた? 「3列7人乗り」&5速MTあり! かつて「カローラだった」 車名8年ぶり復活のスズキ製「ルミオン」とは
くるまのニュース
約145万円! ダイハツ「タント」一部改良実施! “タフモデル”「ファンクロス」もある「軽ワゴン」どんな人が乗る?
約145万円! ダイハツ「タント」一部改良実施! “タフモデル”「ファンクロス」もある「軽ワゴン」どんな人が乗る?
くるまのニュース
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】ミニカトッポは背高のっぽな軽の礎を築いた超個性派スモールカー!
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】ミニカトッポは背高のっぽな軽の礎を築いた超個性派スモールカー!
ベストカーWeb
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了! 「ZC33S Final Edition」登場で現行モデルが終わる!  通常仕様は25年2月、FINALは11月で
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了! 「ZC33S Final Edition」登場で現行モデルが終わる! 通常仕様は25年2月、FINALは11月で
くるまのニュース
ホンダ新型「コンパクトミニバン」5ナンバーサイズが“ちょうどいい”! 新型「フリード」発売半年の評価はどうなのか?
ホンダ新型「コンパクトミニバン」5ナンバーサイズが“ちょうどいい”! 新型「フリード」発売半年の評価はどうなのか?
くるまのニュース
ダイハツ「ミラジーノ」が凄かった! 英国風“レトロ顔”&豪華内装は「小さな“軽”高級車!?」 中古でも人気の理由とは
ダイハツ「ミラジーノ」が凄かった! 英国風“レトロ顔”&豪華内装は「小さな“軽”高級車!?」 中古でも人気の理由とは
くるまのニュース
新車で「230万円」超え!? ホンダの軽「N-BOXカスタム」最高額グレードは「どんなクルマ」? 豪華で“オシャ”な「ターボ“コーディネート スタイル”」とは
新車で「230万円」超え!? ホンダの軽「N-BOXカスタム」最高額グレードは「どんなクルマ」? 豪華で“オシャ”な「ターボ“コーディネート スタイル”」とは
くるまのニュース
スズキ新型「ワゴンR“スマイル”」初公開に反響多数!?「めっちゃかわいい」「やりますね」ニッコリ度だけじゃない「進化」のスゴさとは
スズキ新型「ワゴンR“スマイル”」初公開に反響多数!?「めっちゃかわいい」「やりますね」ニッコリ度だけじゃない「進化」のスゴさとは
くるまのニュース
スズキが激戦の「コンパクトSUV市場」に新型車投入! 全長4m以下&1.5Lの新型「フロンクス」がかなりイイ!? トヨタ・ホンダのライバル車とどう違う?
スズキが激戦の「コンパクトSUV市場」に新型車投入! 全長4m以下&1.5Lの新型「フロンクス」がかなりイイ!? トヨタ・ホンダのライバル車とどう違う?
くるまのニュース
“124万円”で買えるマツダ最新「キャロル“GS”」がスゴイ! 「トップクラス」の低燃費&デニム風内装がオシャレ! お財布に優しい「軽」とは?
“124万円”で買えるマツダ最新「キャロル“GS”」がスゴイ! 「トップクラス」の低燃費&デニム風内装がオシャレ! お財布に優しい「軽」とは?
くるまのニュース
トヨタが「センチュリー」風の“超豪華ミニバン”過去に公開してた! 全長5.4mの高級車「プラチナムラウンジ」どんなモデル? 超ラグジュアリーな「ホワイト内装」も凄い!
トヨタが「センチュリー」風の“超豪華ミニバン”過去に公開してた! 全長5.4mの高級車「プラチナムラウンジ」どんなモデル? 超ラグジュアリーな「ホワイト内装」も凄い!
くるまのニュース
キャデラック新型「XT4」発表もいきなり「最終モデル!?」 2025年1月には生産終了! 何があった!? 斬新な「タテ目」採用した超ワイドSUVとは!
キャデラック新型「XT4」発表もいきなり「最終モデル!?」 2025年1月には生産終了! 何があった!? 斬新な「タテ目」採用した超ワイドSUVとは!
くるまのニュース
5速MTあり! トヨタ「コペン」一部改良モデルを発表! 250万円の2シーター「本格軽スポーツモデル」安全性能アップを実施
5速MTあり! トヨタ「コペン」一部改良モデルを発表! 250万円の2シーター「本格軽スポーツモデル」安全性能アップを実施
くるまのニュース
66年に幕! ホンダ“最後の”「スーパーカブ50」発売に反響多数! 「とうとう終焉」「悲しい」 超レトロデザイン&「専用ブルー」の特別な「ファイナルED」登場 「カブ110」は存続へ
66年に幕! ホンダ“最後の”「スーパーカブ50」発売に反響多数! 「とうとう終焉」「悲しい」 超レトロデザイン&「専用ブルー」の特別な「ファイナルED」登場 「カブ110」は存続へ
くるまのニュース
新車174万円! トヨタ・ルーミー/ダイハツ・トールの改良モデルに反響多数! 「廃止かと」「モデルチェンジして」 全長3.7mサイズのお手頃「新ハイトワゴン兄弟」法規対応で安全性能アップの仕様変更実施
新車174万円! トヨタ・ルーミー/ダイハツ・トールの改良モデルに反響多数! 「廃止かと」「モデルチェンジして」 全長3.7mサイズのお手頃「新ハイトワゴン兄弟」法規対応で安全性能アップの仕様変更実施
くるまのニュース
約32万円! “高コスパ”なスズキ「バーグマンストリート125EX」 クラス以上の“高級感”と快適性を持った「ハイクラススクーター」とは
約32万円! “高コスパ”なスズキ「バーグマンストリート125EX」 クラス以上の“高級感”と快適性を持った「ハイクラススクーター」とは
くるまのニュース
ホンダ「“コスパ最高”スクーター」がスゴイ! 96kgの“超軽量ボディ”に高性能エンジン搭載! 軽快な走りと高燃費が魅力! 環境にもお財布にも優しいバイク「Dio110」とは
ホンダ「“コスパ最高”スクーター」がスゴイ! 96kgの“超軽量ボディ”に高性能エンジン搭載! 軽快な走りと高燃費が魅力! 環境にもお財布にも優しいバイク「Dio110」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

31件
  • pot********
    これ、おんなじ記事を何回も何回もあげてるような気がするんですけど……
  • ogu********
    これにナビ付けて乗り出しで250万ぐらいか。最近の軽自動車は本当に高いな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

173.5217.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.0261.9万円

中古車を検索
N-ONEの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

173.5217.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.0261.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村