現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 爆売れ「シエンタ」に対抗!? 日産「新型セレナ“ミニ”」登場に期待大! 売れ筋「コンパクトミニバン」導入が急務な理由とは

ここから本文です

爆売れ「シエンタ」に対抗!? 日産「新型セレナ“ミニ”」登場に期待大! 売れ筋「コンパクトミニバン」導入が急務な理由とは

掲載 59
爆売れ「シエンタ」に対抗!? 日産「新型セレナ“ミニ”」登場に期待大! 売れ筋「コンパクトミニバン」導入が急務な理由とは

■イバン・エスピノーサ 新CEOの英断に期待!

経営改革真っ只中の日産は、売り上げ回復の切り札としてグローバル市場向けのEV電気自動車)に代表される電動モデルのニューモデル計画が明らかにされていますが、一方で日本向けモデルの話はあまり聞こえてきていません。

国内でのシェア回復のためには、どういったモデルが必要なのでしょうか。

【画像】めちゃカッコいい! 日産「新型コンパクトミニバン!?」を画像で見る(30枚以上)

日本自動車販売協会連合会(自販連)調べによる、軽を除いた乗用車販売ランキングを見てみると、昨年2024年の1年間に最も売れたのはトヨタカローラ」(16万6956台)で、2位はトヨタ「ヤリス」(16万6162台)でした。

ともにSUVハッチバックなど複数のボディタイプを有する各シリーズを合算したものですが、続く3位のトヨタ「シエンタ」(11万1090台)は、ミニバンの単一車種という点で注目されます。

シエンタは、トヨタミニバンラインナップのなかでも最も小さな「コンパクトミニバン」カテゴリーに属します。

現行型のシエンタは、2022年8月に登場した3代目です。

ボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm。ホイールベースは2750mm。後席には両側スライドドアを備え、コンパクトながら良好な使い勝手を特徴としています。

3代目では、先代モデルと変わらぬ全長と全幅でコンパクトな5ナンバーサイズを維持しながら、土台となるプラットフォームを全面刷新し、とくに2列目シートの空間を拡大しました。

また走行性能や乗り心地、燃費や先進運転支援機能も大きく進化を遂げています。

パワートレインは1.5リッターガソリン車と、1.5リッターハイブリッド車の2タイプで、室内レイアウトも3列・7人乗り仕様と2列・5人乗り仕様を用意するなど、幅広い選択肢を用意している点も支持を集める理由でしょう。

さらに価格も200万円台前半から用意されており、比較的手ごろなのも魅力です。

また前出の自販連調べによる2024年の年間ランキングでは、5位にホンダフリード」(8万5368台)がランクインしています。

こちらもコンパクトミニバンカテゴリーに属しており、国内でほぼ唯一のシエンタ対抗モデルといえます。

つまりシエンタとフリードだけで、年間約20万台に及ぶ市場規模を2モデルで独占していることになります。

しかし日産は、直接対抗できるコンパクトミニバンを用意しておらず、みすみす有望な市場を逃しているのです。

例えば、国内市場の貴重な売れ筋モデルであるミドルクラスミニバンの日産「セレナ」をぎゅっと縮めたような、いわば「セレナミニ”」といったイメージのモデルを一刻も早く導入するべきでしょう。

それは、かつてラインナップされていたコンパクトミニバン「ラフェスタ」がイメージに近いかもしれません。

現行型のシエンタやフリードは、兄貴分となる各ミドルクラスミニバンよりも優しくかわいらしいイメージの内外装を備えることで、コンパクトミニバンの主要ユーザーであるファミリー層にアピールしています。

かつてのラフェスタも同様に、直線基調の箱型フォルムながら各部に曲線をあしらったスタイリングで、そういった意味でもシエンタやフリードのイメージに合致します。

※ ※ ※

2024年3月に公開された日産の中期経営計画「The Arc」や、その後発表されたターンアラウンド(経営改革)の計画には、残念ながらセレナ“ミニ”と思われる車種に関する情報は見られません。

そんななか、2025年3月11日には、日産の新たな経営トップとしてイバン・エスピノーサ氏の起用が明らかにされました。

まだ40代というエスピノーサ氏は、これまで商品企画のトップを務めてきましたが、その手腕で、国内向けモデルの大胆かつ早急な改革にも乗り出して欲しいところです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日産の小さな“高級”SUV「キックス」に反響多数! 売れ筋コンパクトSUVに「いつになったら出る?」の声も! 新型「e-POWER」に寄せられる日産ファンの「悲痛な叫び」とは
日産の小さな“高級”SUV「キックス」に反響多数! 売れ筋コンパクトSUVに「いつになったら出る?」の声も! 新型「e-POWER」に寄せられる日産ファンの「悲痛な叫び」とは
くるまのニュース
約272万円で買える! 日産の最新“8人乗り”「セレナ X」に反響集まる! “めちゃ便利なドア”に「子供がいると本当に助かる」「荷物を入れるのがラク」の声も! 最安モデルに熱視線!
約272万円で買える! 日産の最新“8人乗り”「セレナ X」に反響集まる! “めちゃ便利なドア”に「子供がいると本当に助かる」「荷物を入れるのがラク」の声も! 最安モデルに熱視線!
くるまのニュース
ホンダ最新「ステップワゴン」がスゴイ! 世界初「画期的スライドドア」&歴代初ボディ採用! ミニバンでの“素敵な暮らし”を支える革新的技術とは?
ホンダ最新「ステップワゴン」がスゴイ! 世界初「画期的スライドドア」&歴代初ボディ採用! ミニバンでの“素敵な暮らし”を支える革新的技術とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

59件
  • yok********
    日産はラフェスタ、キューブを残せば良かった。
    この分野はプレーリーで先駆者だったのに…
  • cam********
    この手の話になると日産はいつも後手後手だね。
    以前は、エルグランドで開拓した購買層をアルファードに持っていかれ、
    セレナで開拓した層はノアボクに持っていかれ・・・
    手放したラフェスタ・キューブの層は、見事にフリード、シエンタに取られ・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199 . 5万円 323 . 5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14 . 0万円 388 . 0万円

中古車を検索
トヨタ シエンタの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199 . 5万円 323 . 5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14 . 0万円 388 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村

carview!新車見積もりサービス