ボルボ XC60 「良質なファミリーカー」のユーザーレビュー

良質なファミリーカー

2020.3.16

総評

家族を思う父親として考えるなら★５つ
ドライバーズカーとして考えるなら★３つ
完全に主観ですが、運転していて楽しくない。
家族の快適を取るか、運転の楽しさを取るか、
レガシィの次期候補だけに悩みます。

ディーラーの営業の方に大変よくして頂いてるので不満だった所は言えませんでした。

満足している点

・エアサスのフラットライドな乗り心地
・Bowers&Wilkinsのイェーテボリコンサートホールを再現した音響に感動
・車線中央維持機能の自然な制御
長距離乗っても疲れない車だと思います。

不満な点

・操作系
中央タッチパネルにほぼ全ての機能や設定の呼び出しが集約されていて、機能や設定を調整するのに時間がかかります。これは現世代のボルボの全ラインナップに言えますが、これは操作時にパネルにしばらく目が行き、前方不注意になりかねません。
しかしデザインとしてはシンプルで良いです。

デザイン

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走行性能

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・加速
非常にスムーズに発進できてもたつきも感じず、1910kgの巨体とは思えなかったです。レガシィやV40CCより少ない踏力でアクセルペダルを操作できました。軽く踏めるので実際は深く踏んで加速が良いと錯覚したのかもしれません。
・カーブ
ワインディングのカーブは車高の高さを感じずに曲がることができました。ロールは当然しましたが、ロールの姿勢は一発で決まり狙ったラインを走行することができます。
・交差点
V40とXC60は同じD4エンジン、同じ8ATミッションを搭載しています。私のV40CCは10～30km/ｈの低速走行の交差点では、１速から２速にシフトアップすると、加速にもたつきがあり、自分の体の感覚と車体の動きが合わず不満ですが、XC60はそのようなもたつきが無く、中々気持ち良いです。
・ハンドリング
アンダーステアが出やすいです。どアンダーステアのV40CCよりマシですが、ボルボ車はそのような味付けなんでしょうか。また車速感応パワステで高速走行時はハンドルがどっしりしますが、低速走行時はハンドルがかなり軽いです。V40CCのステアリング重さ「低」≧XC60のステアリングの重さ「高」というイメージです。少し運転する実感に欠けるかな。

乗り心地

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・乗り心地
エアサス仕様のためか分かりませんが、乗り心地はどこを走ってもフラットライドです。必要十分な路面の情報を伝えます。同乗の妻は絶賛です。これは同乗者は快適に過ごせると思います。
・遮音性
車内での会話が、普段家で会話している感じで話すことが出来ます。スピーカーの音響が非常に良くでき、耳に心地の良い音が違和感なく入ってきます。これは表現しにくいですが、音が遠くの方から聞こえてくる感じです。

積載性

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キャンプをするには足らないです。

燃費

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カタログ値が16.1km/Lに対し、
街乗り→11km/L
郊外→13km/L
高速→15km/L
車重を考えれば上出来でしょうか。

価格

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故障経験