フォルクスワーゲン ポロ 「ポロコンフォートライン（2021MY）試乗～これはおススメの１台～」のユーザーレビュー

ポロコンフォートライン（2021MY）試乗～これはおススメの１台～

2021.8.1

総評

以前から言っている、キーレスのコンフォートオープン機能が再度効かなくなり、担当Ｄラーに見てもらっている間に代車として借用。
街中を走らせる分には、これで十分すぎるくらいの動力性能（評論家風に言えば、動的質感）を持った車だった。

デビュー当時も同じコンフォートラインに試乗しているが、ドイツ車の常で、年数を経るごとに洗練の度合いが増している。
国産コンパクトカーでは味わえない（と思う）操舵フィール、ブレーキ、シートの良さ。
ハイオク指定だし、マイナートラブルも無いとは言えないが、それも含めて車で異文化に触れたい人には最適の選択肢。
ポロはTSI R-Lineだけ未体験だが、3気筒1リッターエンジンが、ゴルフⅧのようなモーターアシストなしに、これほどまでに完成度が高いのかと感銘を受けた。
私の持論である、ＶＷは低グレードほど良いというのを実感させられる1台だった。

満足している点

ゴルフⅦから乗り換えても、全く見劣りしない性能。
エアコン全開で街中を走ったがパワー不足は感じず。
気持ち良く繋がる7速ＤＳＧのスムーズなフィーリング。
シンプルでクリーンな内外装。洒落たアルミホイールが付いているし、上級グレードかと思ったら下から2番目のコンフォートラインだった。

不満な点

今流行のホールド機構付き電子式パーキングブレーキが全車に付いていない。
ゆえにＡＣＣ作動で走行した際、停止の際はずっとブレーキを踏んでいなければならない。
これまた流行のデジタルコックピットだが、ナビを映し出すことはできない。→（2021.8.5注）カタログに拠ればできるみたいです。
それらの装備は全く必要なしという方には、このポロは本当におススメできる。

デザイン

5

VWは自動車界の無印良品的な存在だと思う。

走行性能

5

乗っていて、ここがイヤと感じる部分がない。

車検証のデータは下記の通り。

乗り心地

5

乗ってから降りるまで、カタいと感じたことは一度もなかった。数キロだけの試乗だが。
ダッシュボードもパッドが貼ってあり高級感がある。

積載性

-

燃費

-

価格

4

リセールは低いが、それがどうしたと開き直れる人向け。車に対する要求はシビアでも、マイナートラブルには寛容な人向け。

故障経験