フォルクスワーゲン ポロ 「30万km総括」のユーザーレビュー

30万km総括

2018.1.1

総評

運転してて、とても楽しい車です。
走る、曲がる、止まる。
三拍子で優れてます。
とは言え、じゃじゃ馬的部分もある、昔ながらのホットハッチです。

1800cc5バルブターボエンジンは、VW/AUDI旧世代エンジンの完成形です。
必要以上の電子制御の介入はありません。
150馬力ながらトルクがあり、結構速く走れます。
もっと欲しい方は、ロムチューンを。
200馬力になります。

足回りの出来も良いです。
思いのままに、操れます。
高速安定性も、非常に良いです。
へたったらビルシュタインやコニ等の社外品に交換を。
比較的安価で手に入ります。



現在程度の良い車両が安価で手に入るので、運転や軽整備を憶えたい若い方にオススメだと思います。
自分である程度弄ることができる、最後の世代の車です。
30万キロ走るのですから、耐久性はあると言えます。

27万キロ目前に私のミスでエンジンが壊れた時、余程乗り換えようかと思ったのですが、結局乗り続けることにしました。
それだけ、自分にとっては、良い車なんでしょうね。
かなり気に入ってます。

月に向かって、走り続けます。

満足している点

高い動力性能。
優れた操縦性。
まずまずの燃費。
意外と掛からない維持費。

不満な点

プラスティック部品、ゴム部品、電装品の品質の低さ（経年変化で劣化します）。
純正部品が高価であること（その代わり、マイレ等の安価な社外品がたんまりある）。

デザイン

-

走行性能

-

1800ccターボですが、150馬力しかありません。
しかしながら低回転域からトルクがあり、結構速いです。

ハンドリングは、俊敏です。
思った通りに操れます。

雪道も意外と走ります（必要以上に介入しないESPのおかげ）。

5ナンバーサイズ（全幅1665mm）なので、狭い道も楽です。

乗り心地

-

乗り心地は硬めです。
でも、不快ではありません。
純正の足回りでも、不満はありません。

純正のシートの出来が良いことと、高速性能が安定しているので、長距離ドライブでも疲れません。
自分でクルーズコントロールを装着してからは、長距離ドライブは本当に安楽です。

排気音はいい音してます。
うるさくはないですが、静かでもありません。

ボディー剛性が非常に高いです。
ショックとブッシュを新品に交換すれば、新車のように蘇ります。

積載性

-

トランクは標準的。
リアシートを倒せば、かなり積めます。

燃費

-

平均11~12km/l。
高速道を70~100km/hで走ると、15km/lを超えます。
もはや古いと言える、1800ccターボ、ポート噴射のエンジンとしては、上々だと思います。
6速ギアがあれば、もっと燃費が伸びるのになぁ。
ちなみにレギュラーを入れてます。

価格

-

故障経験

フロントストラットブッシュ交換。
セルモーター故障で立ち往生。
ダイレクトイグニッション１本崩御。
ラムダセンサー故障。
水温センサー故障（サーモスタット故障と勘違いかも）。
サーモスタット故障。
純正オーディオ故障。
ラジエーター水漏れ（何かがヒットして穴）。
チェックバルブ破損（VW/AUDI1.8Tエンジンではデフォルト）。
いずれも交換。

270,000kmを目前に、ウォーターポンプロックによるタイミングベルト切れでバルブクラッシュ。
55,000km走行の中古エンジンに換装。

走行距離を考えれば、ある程度の故障は仕方ないと考えています。
電装品の故障は、国産車より多いと思います。
かなりの部分、自分で何とか対処できてます。
なので、維持費は言うほど掛かってません（エンジン換装以外は…）。

エアコンはガスの交換・補充で、効くようになりました。