フォルクスワーゲン ポロ 「コストダウンだなぁ　走りも安っぽい 初代ポロＧＴＩに続き実家でこちらのＧＴＩを新車購入しました。何度かハンドルを握った範囲でのリポートです。 一言で言」のユーザーレビュー

コストダウンだなぁ　走りも安っぽい 初代ポロＧＴＩに続き実家でこちらのＧＴＩを新車購入しました。何度かハンドルを握った範囲でのリポートです。 一言で言

2013.3.17

総評

コストダウンだなぁ　走りも安っぽい
初代ポロＧＴＩに続き実家でこちらのＧＴＩを新車購入しました。何度かハンドルを握った範囲でのリポートです。
一言で言ってコストダウンの影響がわかってしまうできで初代を知る身としてはショックです。フロアの剛性が弱くロードノイズが室内にかなり入ります。また足回りの取り付け剛性も弱くパワーＯＮでモコモコした動きがシートに伝わってきます。新車でこうですから距離を重ねたらパワーがあるだけにかなり厳しいのではないでしょうか。内装も同様です。写真では高級感があるほどに見えるのですが実際にはもろプラスティック。センターコンソールのダイヤルは触るまでは高級感すらあったのですが、さわると薄いプラスティック。逆によくぞここまで薄く作ったものだと感心するくらいです。見かけはプレミアムコンパクトという感じなのですが…。車格は同じでも高額なＢＭＷミニの価格には意味があるのだなとも感じました（走りも外観も質が高いです）。

満足している点

始動直後はがさつなものの踏むと官能的なエンジン。ＤＳＧはさすがという感じです。ハイパワーな割に良い燃費も長所ですね。個人的には外観も◎ですがボディの鉄板が薄い感じがします。ボディのチリの小ささはＶＷの得意技術だなと感心します。
初代ＧＴＩは現行ポロより一回り小さい分、鉄板の厚みもあったのでしょうか。ドアの開け閉めも上級車のようで上質でした（１０５０ｋｇで１２０ｐｓでした）。官能性は薄かったですがなんでもこなす優等生で（燃費も１２ｋｍ／Ｌ）３年で５万キロ走りましたが、ヤレはほとんど感じませんでした。自分的には初代の方が上だなぁ…。
現行ＧＴＩは優等生的資質は引き継いでる感じですが、ドアを閉めたときにも鉄板の薄さを感じます。高燃費のため徹底して軽量化をはかったのでしょうかね。現状で判断するのは早いかもしれませんけど

不満な点

ボディ剛性に非常に不安を感じます。ＴＳＩに比較すると馬力があるだけに余計気にかかります。これまで２０台近く乗り継いだ経験から言うとこのＧＴＩは５万キロを超えるあたりから外のノイズ侵入が飛躍的に増えると思います。１０万キロが近づくにつれ走りに影響するほどにヤレれくるのでは…。ＢＭＷのＥ３６も同じような感じでしたがＥ３６はここまで鉄板が薄いフィールではありませんでした。内装もプラスティックを多用しているだけに経年によるギシギシ音が心配です。
コンパクトカーですから、この辺は割り切る部分かと思いますが外観の良さとのギャップが大きかったので敢えて指摘します。ポロは燃費が非常に良いＴＳＩモデルを街乗りお買いもの車に使うのがベストなのかな、と当方は感じた次第です。楽しさもありますが楽しさ濃度はプジョー１０６の方が数段濃いですね。１０６はかなりチャッチイですけど。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験