初めての外車
新車で購入したのが2001年。現在3回目の車検を終え、毎日の通勤の相棒として、家族の一員として元気に走行しています。妻にも気軽に運転でき
2008.6.6
- 総評
- 初めての外車
新車で購入したのが2001年。現在3回目の車検を終え、毎日の通勤の相棒として、家族の一員として元気に走行しています。妻にも気軽に運転でき、30代のおじさんが乗ってもサマになり、2BOXコンパクトという条件で新車探しをした結果、プジョー206かVWポロかの選択となりました。最終的に店の対応が良かったPOLOに決めました。当時の徳○寺さんの本にはボロカスに書かれてましたが、今でもこのクルマにしてよかったと思っています。当時の国産コンパクトカーには、どことなくコストダウンの部分が見え隠れしたり(特に安全面)、おじさんが1人で乗るには照れくさい位の"かわいらしさ"があったりと、理想にかなうクルマがなかったのも事実です。当時、クルマのダウンサイジング実行には、ちょっと勇気が必要でした。それは国産車という枠を超えないと手に入れることが出来なかったからです。確かに街乗り信号待ちスタートでは軽自動車にあおられる75ps。でも高速道路では抜群の直進走行安定性を発揮します。ボディ底面の溶接部分もこれでもかというくらい凸凹が目につきますがボディ剛性に貢献している証拠。塗装は年数の割りに傷みがほとんどなく、今でも艶々です。
クルマは壊れるという当たり前といえば当たり前のことをこの車は教えてくれました。トラブルはいやというほど体験しました。腹も立ちました。おそらく国産車では欠陥車扱いでしょう。3年間のサービス期間内での不具合は高額部品だったので助かりましたが、3年が過ぎても電気系統故障が発生し出費も結構かさみました。また、アーシング、コンデンサー装着をすることでトラブル回避ができると考えておりましたが、結果は他の部品に影響が出るらしく、現在はプラグ以外はすべて純正品を使用しています。それからは故障の頻度も減ったようです。
少しですがメカの知識が増え、簡単な補修や交換は自分で出来るようになり、やっとクルマの楽しみ方の一つとして捕らえることができるようになりました。面倒をきちんと見てやればトラブルもなく快調に走ってくれます。長く付き合えるクルマになりました。
- 満足している点
- 飽きのこないデザイン。
腐っても外車。田舎ではちょっと羨ましがられます。国産車並みの200万円位の車両価格だったと思います。
太いアイドリング音。マフラー交換しなくても個人的に好き。
インパネがブルーに点灯し、赤く光るメーターの針。
工夫次第で荷物がたくさん積めるシートアレンジ。乗車定員2名で、3人分のバンド機材(76鍵の鍵盤楽器、キーボードスタンド、100Wのアンプ2個、アコースティクギターケースごと2個、その他小物類多数)を積載可能。隅々まで使いこなせます。
長距離を乗っても疲れないシート。
サイドエアバッグが標準装備。
厚くて重たいドアと見るからに頑丈なドアヒンジ(国産のそれと比べものにならない。溶接もしっかり)。
速度感覚を狂わせる高速道路での直進安定性。
ダストは多いが良く効くブレーキ。今は社外品でダストの少ないパッドを装着してますが効き目は抜群に良い。
スペアタイヤが純正サイズ。(一輪車のような緊急タイヤではない!)
タイヤはボルトで固定する。
長所か?ATアイシン製、エンジンのアルミダイキャスト部リョービ製。国産部品の信頼性をあらためて感じる。
燃費は良い。田舎道で平均60km/hで11km/リットル、高速道路100km/h平均で13.5~14.0km。
スタート時のアクセルはゆっくりと踏むようになりました。
- 不満な点
- 故障は覚悟してください。(現行のポロ、ニュービートル、ゴルフⅤやパサートは分かりません)
6N2ポロしか乗ったことはないのですが6N1、9N、ルポ、ゴルフⅢ、Ⅳ、ボーラユーザーは私同様、故障の多さを口にします。これで話が盛り上がってお友達になれることは良いのですが、対応の如何によっては命にかかわる重大な故障もあるので、私的な意見ですがVW新車を購入の際は、5年の延長保障が受けられる有料サービスに加入されることをお勧めします。私の時には無かったし、あっても入っていなかったでしょう。(クルマは壊れないモノという考えがあったので)
オーバーヒート、エンジン不始動(ECU交換、O2センダー交換、突然のバッテリーあがり)、マフラー触媒部分不良によるマフラー一式交換、リアワイパー故障、セルモーター故障、アイドリング不調、点火装置(名前忘れた)漏電、プラグコード漏電交換等々。電気系統は弱い。
国産車では考えられない樹脂パーツのキシミ音。
バック時に象が鳴くようなブレーキ音がする。(ウォーンかパオーンと聞こえる)
バックランプが1つだけ。駐車案内の人にランプが切れてますとの指摘多数。
やっぱり車内はうるさい。
純正の足回りはフニャフニャ。直進は良いが・・・カーブではロール角が大きく、ハンドリングに不満。ショックのオイル漏れを期に社外品に交換、スプリング交換、タイヤ交換、やっと抜群のハンドリングになりました。欧州ではショックアブソーバーは消耗品として交換される部品の一つだそうです。
185/55 14インチという稀なタイヤサイズ。
カタログでは使用燃料をレギュラーと記載してあったが、ハイオクを入れないとエンジン回転の調子が悪い。
先輩の助言ですがパワステのメカ関係が弱いらしいので、目いっぱいハンドルを切るような切り返しは避けています。確かに目いっぱいハンドルを切るとモーターの音が変わります。
時々ABSランプ点灯し続けますが、数回のブレーキングで回復。センサーに汚れが付着したら起きるそうです。そろそろ交換時かもしれません。本当に安全なのかを疑います。
こまめな手入れが必須。
信頼できるメカニックが必要。
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