フォルクスワーゲン ゴルフ R 「クルマとしてのトータルバランス」のユーザーレビュー

クルマとしてのトータルバランス

2022.8.15

総評

パワーはそこそこ、それを受け止めるボディ、シャーシー性能はそれ以上あり、スタビリティはゴルフならでは、、、なので、どんな環境でも安心して走らせられる事がこの車の真骨頂かと思います。

満足している点

・フィット＆フィニッシュ
・スタビリティ
・パワーと乗り心地
・視界や車両姿勢の感じやすさ
・実用性の高さ
・アンダーステートメントなところ

不満な点

・ハーシュネスのいなし方が6Rより悪くなったこと
・DSGのマナーがポルシェボクスターのPDKよりイマイチな事。
・ゴルフ６Rから、一部の部品の信頼性の低さ
・交換部品の値段の高さ
・ディーラーの整備能力の低さ
・右ハンドルをあまりに考慮していないタービンとブレーキマスターパワー配置の熱害対応
・いまさらですが、ブレーキダストの多さ
・６Rと比べてタイヤ/ホイールがややツライチ感が無くなったこと
・センターディスプレーのネット連携がイマイチな事
・フードインシュ（ボンネット裏の遮音材）が熱で垂れ下がる事が、全く対策されなくて、交換しても何も変わらないこと。

デザイン

5

ごてごてしていなくシンプルで、機能的な内外装が好みです。

走行性能

5

200キロオーバーでも安心できる圧倒的なスタビリティがこの車の白眉なところ。

乗り心地

5

DCCのカスタムモードでアジャストすることで、好みの走り/乗り味に変えられる、可変ダンパ―であることの良さが出ています。

積載性

4

それなりに日常で不満はありませんが、長尺物とかは、全長が短いので、それなりです。

燃費

5

７速になったことと直噴の制御が変わったこと？かから、6Rから高速燃費は2割ぐらい良くなりました。

価格

5

買った時点では高騰していなかったので、比較的リーズナブルでした。

故障経験

アイドリングストップやエコノミーモードを使っていると、バッテリーを酷使するみたいなので、2年でバッテリーが死亡しました。
ISでの燃費向上でのガソリン代よりバッテリー代の方が高いです。
フード裏のインシュレーター（吸音材）はタービンの熱で変形し垂れ下がり、保証期間内で交換しましたが、全くダメ。
・同じくフードのダンパーもタービンの熱でシールがやられ、ガスが抜け冬場に上がらなくなります。
・フロアカーペットのドライバー側の長さが足りず、ステップガーニッシュから端末が出てきましたが、ディーラーも対応してくれません。