フォルクスワーゲン ゴルフ R 「欧州車の魅力がもっとも扱いやすいボディーサイズに凝縮された一台」のユーザーレビュー

take01012000 take01012000さん

フォルクスワーゲン ゴルフ R

グレード:- 2010年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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欧州車の魅力がもっとも扱いやすいボディーサイズに凝縮された一台

2016.5.14

総評
欧州車の魅力がもっとも扱いやすいボディーサイズに凝縮された一台。
満足している点
言い換えれば、化け物的な性能を有している半面、巨大なリアウイングやエアロパーツのような過度な装飾もなくシンプルなデザイン。
見る人が見れば「R」であることがわかりますが、クルマ好きでなければただのゴルフに見えます。
いい歳して・・・という目線は受けなくて良いのが助かります。

評価の高いノーマルゴルフの高い走行性能をエンジン・DCC・インチアップ・専用ブレーキによって更に磨き上げ高い走行性能を実現しています。また、室内においても、最新の安全装備を除けば、左右独立調整オートエアコン・サイドミラーヒーター・防眩ミラー・前列シートヒーター・バックカメラ(OP)・室内イルミコントロール・300万円程度の国産車とほぼ同等の装備は有しているため、300万円程度の予算枠で中古車を選ぶのであれば、十分にお得感があるかと思います。
不満な点
車高が低く、特にコンビニなどの出入の際は気を遣います。

燃費は性能を考えれば致し方ないものの、国産では当たり前となっていたアイドリングストップなどの標準化がないのが残念なところ。特にエンジン始動から約5分間の初期燃費が悪い。
デザイン

-

走行性能

-

■パワー感
総合的な速さについては、国産車2Lターボ四駆(インプレッサ・ランサーエボリューション)クラスとほぼ同等の性能かと思います。
国産最強クラス、もしくは大排気量のクルマに乗った経験のある方にとっては、それほど驚くほどの加速力ではありませんが、そのような経験のない方にとっては、必要にして十分以上、明らかに速いと感じられる性能を有しています。
これらの国産スポーツ勢と大きく異なる点は、高回転域で稼ぐタイプではなく、最大トルクを実用域の1,500rpm程度の低回転から発揮する”トルク型”であることだと思います。
走り出しがモッサリするというユーザーの方もいらっしゃいますが、乗り味というものは官能性能域の話であり、個人差がありますが、おそらく速いクルマを乗ってきた経験上かもしれません。
トルクカーブ特性からすれば、積極的にレブリミットまで回してシフトアップするよりも、むしろ早めのシフトアップをした方が、このエンジン特性を生かした乗り方と言えます。

■操作性
操作性は流石にグローバルスタンダードなシンプルな作りとなっており、クルマ初心者でも比較的わかり易い操作系を実現していると思います。
一言で言えば、ボタンの数が少なく、各ボタンに日本語表記は無いものの、デザインアイコンで使い方についてもマニュアルなしで十分に理解・操作可能なレベルだと思います。
但し、メーターパネル内のドライブコンピューター表示画面は、燃費・速度・残走行可能距離計など、様々なデータ表示などを行うことができますが、全て外国語(複数の外国語は選択可能)しかなく、日本語がないため、英語がわからない方については、事前の理解が必要となります。
この操作系は、この次のモデルである「ゴルフ7」になると日本語表記に改善されています。

■扱いやすさ
一昔前であれば、スーパーカー級の性能を有していますが、これ見よがしな過度な装飾もなく、一見普通のゴルフに見えます。エンジンパワーをうまく活用するAWDシステム、そもそもMTがベースですが、ヒルスタートも付いているATモードを備えたDSGも、如何なる天候・路面状況下においても、誰でも安心して高速走行・コーナリングが楽しめます。
腕に自信のある方はノーマルでも十分にサーキット走行まで楽しめますし、運転に自信のない女性でも、普通のクルマと変わらず扱える日常性の二面性を持っています。
乗り心地

-

ゴルフRには、DCC(アダプティブシャーシコントロール)というステアリング・ダンパーの統合制御が装備されており、ユーザーの好みに応じて、3つの走行モードを選択できます。

1.コンフォート(乗り心地柔らか・ステアリング軽め)
2.ノーマル(走行状況により自動的に変化)
3.スポーツ(乗り心地硬め・ステアリング重め)

明らかに走行フィーリングが変わります。
個人差はありますが、自分は状況によって使い分けています。

1.コンフォート(自分以外の人を乗せる時)
2.ノーマル(使わない)
3.スポーツ(自分だけが乗るとき)

本システムは抜きにして、そもそもの乗り心地は硬め。
ふわふわした感じの車が好みであれば、欧州者はお勧めできません。
7型は更に進化していますが、この6型も静粛性能は十分に高く、ボディー剛性も高い。

スポーツ走行にも対応する性能の良いシートもあり、総じて、国産と比較して明らかにロングツーリングで疲れず、どこまでも走れる感覚が魅力です。
積載性

-

このサイズでは、一定の容量は確保しています。
よほどの事がない限りは、必要にして十分、定員分の荷物は積載可能です。
燃費

-

町乗りのゴーストップが多い場合は、概ね7~8km。
高速巡航では10~13km程度。
オートクルーズも装備していますので、積極的に使えば人間の足よりも燃費が圧倒的に良くなります。
価格

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故障経験
3.5万km時、吸気系(プレッシャーリリーフバルブ)の故障が発生。
交換時注文した新品は、形状の異なる対策品となっていましたので、リコール発表はなかったものの、もともとのトラブル件数が多かった可能性があります。

その他については、現在5.7万kmですが主なトラブルはありません。

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