トヨタ ヤリス 専門家レビュー・評価一覧

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トヨタ ヤリス 新型・現行モデル
6 件中 1~6件を表示

※掲載内容は執筆日時点の情報です。

  • 一条 孝
    一条 孝(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    5
    乗り心地
    3
    積載性
    3
    燃費
    5
    価格
    4

    マイナーチェンジで質感を高めた5ナンバーコンパクト

    2024.6.26

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    2024年1月のマイナーチェンジで内外装デザインをリニューアル。エンジンや足まわりに変化はないものの、メーターデザインやシート表皮が新しくなるなど、一段と完成度が高められている。
    満足している点
    マイナーチェンジでフロントマスクが新しくなり、従来モデルに対して質感が高められている。リヤデザインにこれといった変更は見られないが、ハイブリッドのエンブレムが新しくなっている。
    不満な点
    輸出仕様のワイドボディを上級グレードに設定してもいいのでは? おそらく走行安定性も増すだろうし、見た目にもそれなりのインパクトがあるのではなかろうか。
    デザイン
    フロントグリルまわりのリニューアルによって洗練されたデザインとなったが、それ以外に大きな変更点はなし。インテリアでは「U」、「X」を除くグレードに7インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用。さらに一部内装の加飾をガンメタリックに変更するなど、仕様の向上が図られている。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    3
    積載性
    3
    燃費
    5
    価格
    5

    コンパクトハッチバックの主力モデル

    2024.1.29

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    2020年2月に「ヤリス」として登場したコンパクトハッチバックモデル。TNGA思想によるGA-Bプラットフォームに新開発の1.5L 3気筒エンジンを組み合わせ、WLTC値で36.0km/Lを記録する。そして2024年1月、ヤリスが小変更を受けた。グリルを中心に外観を変更し、先進安全技術のセンサー認識対象範囲を拡大。また、サブスクリプションサービス「KINTO UnLimited」の第2弾としてUグレードを設定した。
    満足している点
    ハイブリッドとガソリンモデルがあるが、価格とのバランスが良いのはガソリンモデルだ。直列3気筒DOHC 1.5L直噴ガソリン「M15A-FKS」型エンジンは、120PS/145Nmを発生。これに発進用のギヤを組み込んだCVT「Direct Shift-CVT」と6速MTを組み合わせる。走行性能が高いだけでなく、実用燃費がとてもいい。WLTC値はCVTモデルで21.3km/Lだが、これは掛け値なしで容易に達成できる。
    不満な点
    走行性能が高く、燃費数値も良好ながら、割り切りがスゴい。それらは性能に影響がないものの、所有欲という部分で少しがっかりする。端的に、目に触れない部分のコストダウンが激しいのだ。エンジンルームの塗色塗り分けやスイッチ類の操作フィールなど、あと少し良くなるだけでグッと総合力が高まるはず……。なので余計に惜しい。160万円台で1.5L主力モデル(CVT)が購入できるが、質感はそれなりだ。
    デザイン
    シンプルで飽きのこないデザイン。多人数乗車のミニバンはコンパクトクラスでも背が高いことが条件になるが、5名乗車のヤリスは実質、前席の2名が快適に移動できて荷物がそれなりに積み込めれば良いということから、デザインにも余裕がある。わかりやすくスマートで、愛くるしいところがあるのだ。小変更でグリル形状が変更された。個人的には従来型のスッキリとしたデザインを好むが、上質感という意味で向上した。

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  • 工藤 貴宏
    工藤 貴宏(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    3
    乗り心地
    3
    積載性
    2
    燃費
    5
    価格
    4

    現時点で燃費性能は宇宙一かも

    2024.1.29

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    コンパクトカーとして完成度は高いですね。ただ、コンパクトの原点に立ち返って後席や荷室はあまり広くないので、それをどう捉えるかが判断の分かれ目となるかも。
    満足している点
    燃費はすごいです。状況によっては実燃費35km/L以上走るハイブリッドはもちろん、同じく20km/L以上走るガソリン車も。あとは、ハンドリング性能も素直でヴィッツ時代から考えると大幅にレベルアップしましたね。
    不満な点
    後席と荷室の広さは期待しないほうがいいでしょう。ただ、トヨタには「アクア」や「ヤリスクロス」もあって、実用性を求めるならほかの選択肢がしっかり用意されているのはさすがですね。
    デザイン
    ライバルのホンダ・フィットがシンプルでクリーンな雰囲気としているのとは対照的に、躍動感あふれるデザインですね。どちらが好きかは好み次第だと思いますが、キビキビと走りそうな感じが好きならヤリスは魅力ではないでしょうか。ちなみに、5ナンバーサイズに抑えた国内仕様はワイド仕様の欧州仕様に対してフェンダーの張り出しを抑えていますが、そう感じさせないテクニックに感心します。

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  • 栗原 祥光
    栗原 祥光(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    5
    乗り心地
    3
    積載性
    4
    燃費
    5
    価格
    4

    愉しさ優先のコンパクト

    2022.2.1

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    平均値の高い1台。普段使いとして、軽自動車を使っている人からのステップアップとしては魅了的に映るのでは?
    満足している点
    圧倒的な燃費の良さ、そしてコンパクトでも走りの愉しさが味わえる。
    不満な点
    内装が恐ろしくチープ。後席は狭く、荷室の容量が小さい。実用性を考えるならFITをオススメする。
    デザイン
    大きく開いたフロントマスクは好みが分かれるところ。実際のクルマはコンパクトだが、写真で見ると大きく見えるから不思議。

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  • 伊藤 梓
    伊藤 梓(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    3
    積載性
    3
    燃費
    5
    価格
    4

    “便利さ”から“楽しさ”へ生まれ変わったヤリス

    2021.1.23

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    これまでのトヨタのコンパクトカーは、小さいながらも、ひとクラス上の広さや利便性を追求するモデルが多かったが、ヤリスはむしろそういった潮流を断ち切り、コンパクトカーらしい運転して楽しいモデルへと舵を切った。もちろん便利なクルマも大切だが、近年のクルマで「使い勝手が悪い!」「作りがひどい!」というクルマはそうそうない。そういった利便性は、既に必要十分。「こんな風に便利に使えるんですよ〜」というテレビショッピング的なクルマづくりを見直して、クルマの本質で真っ向勝負に出たヤリスに対して、大手を振って称賛したい。
    満足している点
    日本のコンパクトカーの中でも、飛び抜けたハンドリングの良さは◎。運転する楽しさや気持ちよさに振り切って開発されていて、余計な雑音がなく、個人的にはこれくらい割り切って作られているモデルが好きだ。
    不満な点
    「クルマを運転している時の安心感やワクワク感はいらない!クルマはただの便利な道具!」という方にとって、ヤリスは、競合他車と比較したら「狭い」「荷物が載せられない」というネガティブな印象が強いと思う。個人的には、利便性に関してはそこまで気にならないタイプなので、3点に留めておく。
    デザイン
    一目見ただけで、元気の良さや遊び心が感じられる抑揚のあるデザイン。白や黒、シルバーなどの一般的なボディカラーよりも、カラフルな色の方がそのデザインに映えそう。2トーンカラーが充実しているのも◯。より走りの良さを印象づけるような挑戦的な表情も特徴のひとつ。ただ、近年のトヨタのデザインフィロソフィーである、インパクトのあるフロントマスクが苦手な人には不向きかも…。

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  • 伊達 軍曹
    伊達 軍曹(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    3
    乗り心地
    3
    積載性
    2
    燃費
    5
    価格
    5

    走りのドライバーズコンパクトカー

    2021.1.14

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    買いやすい価格帯でありながら、安全性や経済性を含めて「走りのドライバーズコンパクトカー」として高い次元でまとまっています。
    満足している点
    軽快なハンドリング性能を有し、多種多様なグレード構成により、選びやすく買いやすい価格帯のコンパクトカーになっていること。
    不満な点
    ライバルと比較すると2020年12月現在、ACCが30km/h未満非対応である点。そしてコンパクトカーとしては乗り心地が硬く感じる点は気になります。
    デザイン
    現代のトヨタ主流のシャープなデザインで、おしゃれにまとまっています。ただ、フロントまわりは「やや個性的すぎる」と感じる人もいるかもしれません。

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