トヨタ ヴィッツ 「コンパクトカーが安車ではなく、ひとつのジ...」のユーザーレビュー

コンパクトカーが安車ではなく、ひとつのジ...

2009.7.26

総評

コンパクトカーが安車ではなく、ひとつのジャンルとして確立する元ともなっただけあって、ABS、エアバッグなどの装備や快適性、デザインは素晴らしい。
バイカーからすると自動車は大型、特に高級車ほど鈍重でトロい、出かけるのに仰々しくてめんどくさくなる、ジジむさいというイメージがあるのですが、コイツは気分でぱっと乗って北海道から沖縄までどこまでも走っていける若々しさ、楽しさ、お気軽さがあります。
もっとも快適な速度は１００KMまでかと思いますので、街乗り、旅行なら最適です。
私はバイクからの乗換えなので鈍重な車はいやなのですが、S2000、ロードスターのようなスポーツカーも候補に入れつつ、普段走りも考えてこの車にしました。
初めての車の方には車庫入れ等も楽なのでお勧めと思います。
性能面ではスポーツカーとは比較にもならないのですが、コイツは汎用性能を考えるとかなり使えます。
この旧デザインVIZをすでに所有している人は、燃費や走りに関しては今のところ同クラスの車であるなら買い替えの必要は余りないと思います。
ただ、これから車を購入される方の場合は、ナビなどのエレクトロニクスの交換が出来ないことなどから、さすがに多少の使い勝手の悪さを感じるかもしれません。
ヴィッツは色々乗りましたが、中古なら１.３Lか1.5Lがお勧めです。
スピードを出さないなら家族で楽しむことも出来ます。
その場合はCVTが出来が悪くないので楽です。
スポーツ走行もして遊び倒したいなら、初心者ならRSのMTだとサスも硬くて十分楽しめると思います。
これで練習してうまくなってからスポーツカーに買い換えればよいかと思います。
オールマイティカーとしてこれ一台ですべてがこなせますが、使用目的に応じて様々なグレードがありますので、よく調べてから買いましょう。
世界中で売れまくった車のおかげで中古市場でもタマ数は豊富で、性能の割に安く出てますから選びやすいかと思います。
そのときスポーツ走行主体なのか、普段乗りなのかなどでよく考えて購入するといいと思います。

満足している点

初代デザインのヴィッツです。
最終版ソアラと同じデザイナー、ソティリス・コヴォス氏の秀逸なデザインに一目惚れし、当時速攻買い。
現行型ヴィッツへの買い替えをお願いされますが、現行は・・・旧ヴィッツを超えるデザインの車がなかなかないので結局いまだに買い替えできないでいる。

1Ｌと1.3Ｌ車では同じヴィッツでもまったく別物なので、1.3Ｌがお勧め。
1Lはパワー不足でとてももたつくが、1.3Lはクイクイ動いて非常に快適です。
オートバイに近いくらい機動力が素晴らしく、サーキットやジムカーナでも遊べ、ＦＦだが車を操ることの楽しさを与えてくれる。
かわいい外観にそぐわず、意外に強力というギャップがいい。
スポーツカーではないが、ライトウェイトスポーツに近い感覚で遊べる、チョロQみたいな変幻自在な走りが出来るマシンです。
レーシングカーのエンジンで有名なダイハツの３発エンジンは馬力はないがかなりイイ。
普通のりならＣＶＴがいい。一瞬で１００ＫMまで加速する場合、MTと違って加速の瞬間のクラッチ切り替えで回転がついていかないが、瞬間的に踏み込みを替えればかなりの加速が楽しめる。
4人乗りだが２人乗り位までが快適。
４人だとさすがに重い・・・。
荷物はそこそこ積めて実用的。
身長１８０センチですが車内はかなり広い。
丈夫で故障知らず。
ばーちゃん乗せての墓参りから旅行、サーキットや峠までかなり走ったが、７年間一度の故障も不具合もない。
性能面では現行型に替える必要をまったく感じないほどの完成度の高さは特筆もの。

不満な点

内装の使い勝手の悪さは困りもの。
SF映画の宇宙船のコクピットみたいな内装は実に素敵ですが、困ったことにパネルとオーディオが一体になっているので他社製のオーディオを付ける時はパネル自体を専用のものに替えなくてはならずとてつもない出費になる。
実質カスタマイズはできない。
カーナビは1DINしかスペースがないので最近のHDDナビは無理。
さらにスペースの関係で前面はすべて斜面になっていて物を置くところがないので、ポータブルナビなどを貼り付けることもできない。
ただし、収納は豊富で、小物や雑誌、飲料などはたくさん収納できる。
最高スピードは平地で最高速１４０Km程度。少し下り坂で１６８Kmが限界。
上り坂だと１２０Kmが限界かな。
さすがに1.3Lなのでスポーツカーとは比べ様もない。
車重900Kg台と軽いので加速なら鈍重な大型スポーツカーをちぎれる。
が、１２０Km超えたあたりで間違いなくちぎられるので道を譲る。
剛性は普通。
最高速で走っているとギシギシや風、エンジンのうなり音はする。
ただ、セルシオみたいにドライバーを運転から遠ざけるのではなく、運転を実感させるという趣旨からはこれで正しいと思う。
このクラヴィアタイプはサスが柔らかいので非常に乗り心地が良く静かなのですが、カーブを攻めまくる人には物足りないかも。
燃費は高速走行だと燃費２０Km位あり、お財布に優しい。
タイヤは標準１３インチだが１４インチがいい。１５インチもつけられるが、車にあたるので機動性が損なわれる。
このあたり最近の自由度の高い1.3Lコンパクトカーにはさすがに負ける。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験