トヨタ ヴィッツ 「あらゆる点でバランスが取れた車だと思いま...」のユーザーレビュー

あらゆる点でバランスが取れた車だと思いま...

2009.2.25

総評

あらゆる点でバランスが取れた車だと思います。　ちまたで酷評されているほどではありません。　足回りは一昔前のドイツ車のような感じです。　高速道路ではドッシリしていて安定感がある一方で、突き上げなどは少しカドが取れて丸くなっている感じです。　運転の楽しさではスイフト・スポーツの方が上なのかもしれませんが、仕事で車を使うので、やはり乗り心地も重要な要素でした。　２週間で１０００キロ走りましたが、快適で、移動の足として重宝しています。　きっちり接地感を味わえた上で乗り心地を求めるならば、もう少しお金を出してプジョーでも買わないと仕方がないです。　もう一台乗り心地がいいといわれるインプレッサも候補に挙がったのですが、燃費の面で１０キロを割ってしまうとつらいものがありました。　硬いように見えて足回りは意外としなやかです。　一度攻めてみられるとわかっていただけます。

音が官能的でないとのご意見もあります。　確かに回して楽しめるエンジンではありませんが、それがネガティブな要素にはなりえないと思います。　音を求めるならば、もう少しお金を出して、時々起こるトラブルを用心しながらアルファロメオでも買わないと仕方がないでしょう。音的には知人が乗っている１世代前のアウディＡ３に似ているなと思いました。　これは乗り心地も同様です。　もしくは燃費を犠牲に、スイフトスポーツなどに行くしかないと思います。

電子スロットルも慣れの問題です。　普段からガバッとアクセルを開けてしまうタイプの人にはやりにくいかもしれませんが、微妙にアクセルを調整するクセをつけてしまえば普通に走れます。

確かに楽しさを求めればスイフト・スポーツ、コルト・ラリーアートなどの選択肢もありますが、燃費や快適性、そしてアフターサービスの信頼感などを考えるとヴィッツはいい選択肢だったと思います。　燃費もよく、そこそこ快適で室内は広く使いやすく、しかも攻めようと思えばある程度までがんばってくれる、この車にして良かったと思っています。

満足している点

●安定した走行性のおかげで高速道路では安心してドライブできます。　それでいてムチャクチャ足が硬いわけでもないので、乗り心地も許容範囲内です。

●燃費がいい割には動力性能もいいですね。　穏やかに燃費重視で流すこともできれば、踏み込むとそこそこのスピードで走ります。

●室内が広く、そして内装の質感もこのクラスの車だと考えればまあまあだと思います。

●たくさん走っているので見慣れた感はありますが、ＲＳはフロントマスクが少しイカつく、そしてテールランプもかっこよくなっています。　カッコイイコンパクトハッチだと思います。

不満な点

●う～ん、やっぱり最小回転半径が大きいですね。　「このくらいの大きさの車であれば曲がれるはず・・・」は通用しません。（笑）　慣れればどうってことないんですが・・・。

●エアコンはオートエアコンではありません。　なので、温度を自動的に一定に保つということはしてくれず、手動で調節します。　これも私はまめにやるほうなので気にしていません。

●ちまたで言われているＣＶＴのせいなのか、電子スロットルのせいなのかわかりませんが、アクセルワークは最初は慣れるまで違和感があるかもしれません。　踏んでもすぐに反応するわけではなく、しばらくして「モワッ」と出てくる感じがあります。　でも、これも慣れですよ。

●確かに内装はキズがつきやすいですね。

●エンジン音は静かですが、タイヤ音が気になりました。　「ゴー」という音がちょっと大きい気がします。。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験