トヨタ ヴィッツ 「粗探しをすれば安っぽさが次々と明るみにで...」のユーザーレビュー

粗探しをすれば安っぽさが次々と明るみにで...

2006.8.9

総評

粗探しをすれば安っぽさが次々と明るみにでるものの、トータルパッケージは実によく出来ている車です。高燃費車でありながら、出来の良いCVTのおかげで走りはいたってスムーズです。車体価格を考えればいい買い物をしたと思わせるでしょう。セカンドカーしてはピカイチで軽自動車からの乗り換えには最適な一台かな。

満足している点

会社の営業車としての使用なので普段は一人で乗ってます。一般的にパワー不足が指摘されていますが1.3L車に関してはCVTとの相性も良く、高速道路での120～130km程度の巡航でも安定した走りを見せます。普通に走って15～16km/lの燃費は軽自動車並の高燃費。更に後部座席の窓が全開するのも個人的にはGOOD。まったく期待していなかった純正オーディオも決して悪くない音質です。評価の分かれるセンターメーターも慣れてしまえば問題無し。むしろコストのかかるデジタルを採用した心意気が○。前の営業車のスターレットとは同じ排気量なのに車の完成度は雲泥の差です。初代モデルの最終型ということで製造工程での熟成と改良が進んだのでしょう、この２年間まったくトラブルはありません。

不満な点

この車のパワステのフィーリングには多くの人が違和感を持つでしょう。細かい設定が出来ないオートエアコンも×。このエアコンは冷房が聞き始めるまでにえらく時間がかかり、更にキンキンに冷えないという人体に優しい特徴を合わせ持ちます。パーツ類は実にプラスチッキーで、ドアの内装下部は靴との擦れで納車後１０日で傷だらけになりました。サンバイザーの質感にいたっては１５年前の車のレベル。シフトレバーのODスイッチがちょうど左膝にぶつかる位置にあり、運転中ふと気がつくとODがオフになっている事が多発。スノーモードスイッチを降雪時に試してみたが、効果がまったく実感できなかった。こんなの付けるなら運転席にアームレストを付けてもらった方がよっぽど良い。遮音性が低く特にロードノイズが容赦無く車内飛び込む。とどめはアクセルを強く踏み込んだ時の恥ずかしさ満点のエンジン音。まるで雄牛の雄叫びのごとくウモー。きっと燃費向上の為に仕組んだのでしょう。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験