トヨタ ヴィッツ 「スリッパと同じ 先日、友人の車探しの参考のために試乗してきました。結論から言うと「単なる乗り物」であって 車ではありませんでした。内装はお粗末そのもの」のユーザーレビュー

スリッパと同じ 先日、友人の車探しの参考のために試乗してきました。結論から言うと「単なる乗り物」であって 車ではありませんでした。内装はお粗末そのもの

2011.2.11

総評

スリッパと同じ
先日、友人の車探しの参考のために試乗してきました。結論から言うと「単なる乗り物」であって
車ではありませんでした。内装はお粗末そのもので、軽自動車でももっときちんとデザインされていると思います。シフトノブ回りは特にチープで、軽トラックかと驚きました。シートも安っぽくインパネ回りも「何だこりゃ」という感想です。トヨタの車は「金太郎あめ」で、どの車種を見ても個性がなく、デザイナーの選定を間違えている。フォルムを見て「ときめく」ことなど全くありません。もっとも最近のユーザーは「燃費」「扱いやすさ」に重点をおいているので、マーケットの需要に対応している（販売数＝利益）から仕方ないのかもしれません。個人的な意見ですが、車は単なる移動手段だけでなく、洋服と同じファッションだと考えている私にとってトヨタ車は安くて同じデザインの「ユニクロ」を着て街を歩くみたいなものです。町中に同じ服を着て歩いている人が、うようよいるのと同じで耐えられません。走る楽しさ、個性的な車という価値基準からは採点するにも値しない車です。たとえれば「スリッパ」程度のはきもので、靴ではありません。

満足している点

フロントデザインが変更になり、前モデルの貧乏くささが多少改善され、やや精悍になった。

不満な点

内装のチープさ、これはひどすぎる。金を払える車ではない。タダでもいらない。
スマートストップに試乗したが、停車後発進する際のショックを感じる。これはトヨタに限ったことではないが。そもそもアイドリングストップの燃費効果については、JAFでも公開されていたが、一般道を走行している分には、ほとんど燃費向上に寄与していない。車のアピールポイントがないから、さも最新装備でございますよとPRしているだけ。
加速時の静粛性もいまひとつ、安っぽいエンジン音が耳につく。
標準装備の内容に比して「値段が高い」カーテンエアバッグやコーナーセンサー、ディスチャージヘッドランプ、ナビ等をつけた見積もりが１９９万円超。ふざけるなよと言いたい。宣伝と販売拠点の多さだけで売れているのに、商売が強気過ぎて「開いた口がふさがらない」同じ値段なら、スバルのインプレッサ１．５Ｓリミテッド、１８０万円で装備がもっと良いスズキのスイフトがある。私は他メーカーの人間ではなく、あくまで一般ユーザーであり、その視点から見てトヨタ車の在り方に疑問があるだけである。ディーラーの対応も他社に比べ一番悪い。シェア一位にあぐらをかいているとしか思えない。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験