トヨタ ヴィッツ 「リッターカーとしてはなかなか 晩秋のレンタツーリングで半日借りました。高速、郊外道半々で約320キロ走りました。外気温15度程度のためエアコンは使わず」のユーザーレビュー

リッターカーとしてはなかなか 晩秋のレンタツーリングで半日借りました。高速、郊外道半々で約320キロ走りました。外気温15度程度のためエアコンは使わず

2011.11.27

総評

リッターカーとしてはなかなか
晩秋のレンタツーリングで半日借りました。高速、郊外道半々で約320キロ走りました。外気温15度程度のためエアコンは使わず、平均燃費はメーター表示でリッター15.7キロ、満タン法ではリッター17.2キロでした。
借りたのは5ヶ月で走行26000キロの高稼働車。若干ダッシュボード付近にびびり音がありましたが、全体的には快調な車でした。
さて最近、小型騒音計を買ったので、面白がって車内騒音も測ってみました^^。
1.アイドリング：41～42dB
2.街乗 (60キロまで加速) ：65dB前後
3.街乗 (60キロ巡航時) ：58～65dB (路面しだい)
4.街乗 (極粗な路面） 　：67～70dB
5.フルアクセル踏み込み ：65～69dB
6.高速 (100キロ巡航時) ：66～68dB (路面・風量しだい)
私の所有している３リッターのセダン(遮音対策済)よりそれぞれ4dB前後大きいですが、このクラスではなかなか静かな方だと思います。上記2、5以外は1～2クラス上の車と遜色ない立派なレベルです。
以前に同じエンジンを積んだiQに乗った時はその軽やかな加速に感心しました。今回はiQよりも80kg重いヴィッツの加速の悪さを懸念しましたが、確かにiQほどの痛快な加速感はないものの日常域の範囲内ならほぼ動力性能には問題はなく、街乗り・高速とも必要十分な加速でした。
３気筒エンジンのアイドリング振動・加速騒音のネガはありますが、イージー・ドライブな味つけもあり、多くの人がソツなく使いこなせる車だと思います。ただ、皆さんの言うように初代の時のチャーミングさも減り、普通の車に近づきつつあるかもしれません。

満足している点

・やはりこのコンパクトなサイズは安心・便利。Uターンは凄く楽でした。
・やや車重が重めのリッターカーの割には十分な加速。郊外のハイペース気味の道の流れにも無理なくついていけるし、高速道の追越車線でも後続車に迷惑かけないペースで走れます。また、登り坂も何とか頑張ってくれます。
・シートはふんわり柔らかく、座り心地がいい。
・巡航時はロードノイズもあまりゴウゴウと響かずなかなか静かで快適。
・乗り心地はマイルド基調で同乗者にも不快になりにくい感じ。
・男性的になった外観は、熟年層が乗っても恥ずかしくない。ダーク系の色だとなかなかいい雰囲気。
・内装はセンターメーターをなくしたのは賛同。見やすく使いやすい。
・ドリンクホルダーなどの収納は多い。

不満な点

・平均的な速度域で車を走らせると、エンジンの稼動率が高く巡航場面が少ないです。エンジン音を聞きながら走る場面が多くなると、煩く安っぽい車という印象になりがち。
・またそのため、かなり大人しく走らないと燃費は伸びなそうです。私の使い方では1.5Lのカローラより実燃費が悪かったです。燃費や走行状態管理のためタコメーターはあった方が良いのでは。
・エンジン透過音も大きめで、同じエンジンを積むiQより煩かった印象でした。
・ハンドリングのレスポンスが鈍くスローで緩い動き方。車の挙動が大きく感じるため、コンパクトカーの割には案外ハンドリングの楽しさが乏しい。
・後部座席はさすがに狭い。前席の位置をうまく調節させないと厳しい。
・内装の造形・質感はちょっと不満。一クラス下にも見えてしまう。。
・もともとエンジンがビジーになりがちなこの排気量には、Sモードの意味があまりないのでは。。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験