トヨタ ヴィッツ 「知らぬが仏 結論としては、ライバルと比較して負ける車。内容は短所のところに纏めた。 他社ディーラーを見て回らなければ、この車でも満足できる買い物なのだ」のユーザーレビュー

知らぬが仏 結論としては、ライバルと比較して負ける車。内容は短所のところに纏めた。 他社ディーラーを見て回らなければ、この車でも満足できる買い物なのだ

2008.10.28

総評

知らぬが仏
結論としては、ライバルと比較して負ける車。内容は短所のところに纏めた。
他社ディーラーを見て回らなければ、この車でも満足できる買い物なのだろうが・・・。
個人的に嫌いな車じゃないし、相手によってはお勧めもする車だ。
ただ、「後だしジャンケンをされて負けた」車だ。比較した上で選択するメリットはない。
「トヨタしか知らない」人にしか薦めない。後悔されても困る。
個人的には次期ヴィッツが現行フィットを超えられるように期待したい。
そもそも、トヨタは伝統的にコンパクトとスポーツが苦手で、常にライバルメーカーに負けてきた。
トヨタが得意なのは、静粛性や信頼性の高いセダンや耐久性の高いSUV。
クラウンは皆よくご存知だろう。とんでもない耐久性を持っている。（普通、足回りを柔らかくすると耐久性が落ちたりするものなのだが）
世界で初めて北極点に到達した市販車はハイラックス。
各国の軍隊が採用してたりもする。普通は民生品を軍で使ったりしない。導入時は安く済むかもしれないが、すぐ壊れて結局高くつくからだ。軍事用で使用できるような民生品を作れるのはトヨタとカシオくらいだ。
ランクルなぞは、南米で地下500mの鉱山でトロッコを引いている。導入検討時の信頼性テストで、鉄道用の機関車に勝ってしまったのだ。これも有り得ない話。
その辺りのよもやまはさておき、振り返ってみて、それじゃトヨタのコンパクトの凄い話といったら・・・何もない。何一つない（スタタボ？　あんな運転しにくくて危ない車はむしろ黒歴史かと）。
この車にもとりたてて良い部分は特にない。
（コンパクトであればスズキにすら凄い話はある。BMWが1シリーズを開発する際に、世界中のコンパクトを分解して組み立てる実験をした際、スズキのカルタスだけは元に戻せず、BMWをして「我々の技術では組み立てることすらできない車」と言わしめた）

満足している点

保守的なトヨタが、日本のコンパクトカーのデザイン改革の旗手をつとめたのは評価できる。
・選べる外装色が多いし、色味のセンスも良い。外販ものっぺりしてないので、見ていて楽しい。
・とりたてて欠点のないところ。
・まぁ、iQよりは遥かにお買い得かなと。

不満な点

単純にライバルと比較して負ける。特にフィットと比較すると絶望的。
フィットの1300ccは、ヴィッツの1000cc並みに燃費が良く、ヴィッツの1500cc並みにパワフル。
なおかつ、ヴィッツより広い。ヴィッツを選ぶ必然性がない。
・最新のワゴンRやムーブのほうが、ヴィッツの1000ccよりアイドリング時の振動が少ない。静粛性も高い。
後部座席の足元空間も、ワゴンRやムーブのほうが広いのでは。
・カーナビを設置すべき場所にメーターが鎮座してしまっている。近所の買い物用車だからナビは不要ということか。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験