トヨタ ヴィッツ 「食わず嫌い 免許を取って20数年、生まれて初めてトヨタ車を所有しました。最近、嫁が免許を取りまして、MTのジムニーがどうしても運転しづらいとのことで、」のユーザーレビュー

食わず嫌い 免許を取って20数年、生まれて初めてトヨタ車を所有しました。最近、嫁が免許を取りまして、MTのジムニーがどうしても運転しづらいとのことで、

2008.4.14

総評

食わず嫌い
免許を取って20数年、生まれて初めてトヨタ車を所有しました。最近、嫁が免許を取りまして、MTのジムニーがどうしても運転しづらいとのことで、キャンプや釣りに活躍してた車なのですが、泣く泣く手放すことになりました。
で、代わりにやってきたのがヴィッツです。トヨタの車は今まで敬遠してきたのですが、さすがは大トヨタの世界戦略車だけあって、驚かされることばかりです。
外観はFMC後3年目を迎えても色褪せることなく、すっきりとまとまったケレン身のないデザインだと思います。街中に溢れるほど走っていても飽きの来ないスタイリングですね。
内装はコンパクトカーなので多くは望みません。トヨタの車は装飾過剰と思っていましたが、昔乗っていたプジョー205を彷彿させるシンプルな内装です。ただ一点、センターメーターを取り入れたことは理解に苦しみます。なんの必然性も感じさせず、奇を衒っただけのように感じます。
動力性能は、RSと同じ1.5リッターエンジンを搭載しているだけあって、この小さな車体を軽快に走らせてくれます。CVTも、少し強めにアクセルを踏んだときの回転の上がり方がちょっと大きい他は不自然な感じがほとんどなく、よく洗練された走りだと思います。遠乗りはしていませんが、混雑した首都高では全く痛痒を感じません。
装備についても、必要なものはすべてついている感じです。純正のDVDナビは取り扱いが簡単で、街乗りで使う分には不満はありません。嫁のためにリアカメラを取り付けましたが、少し見ずらい後方の視界をカバーしてくれてます。
総じてトヨタのエントリーモデルであるヴィッツがこれだけのデキならば、上級車種はいったいどれほどのものを見せてくれるのか、と思わされます。今までトヨタ車は車に興味がない人、車を単なる移動運搬の手段と考えている人向けの車と決めつけてましたが、完全な食わず嫌いであったことを認めざるを得ません。

満足している点

運転席周りはすっきりとまとめられていて、小さな収納がこれでもかというほど用意されています。こういうところの気配りはトヨタらしいところです。
また、遮音性のよさはびっくりします。アイドリング状態ではエンジンが回っていないかと思うほどです。方向器の音も聞こえてこないので、これもちゃんと作動してるか確認したくなります。
まあ、個人的にはもう少しエンジン音、ロードノイズなどのインフォメーションがあった方が安心して運転できるのですが、多くの人がトヨタ車のこういうところに惹かれるのだろうなと思います。

不満な点

内装のところでも述べましたが、センターメーターにする意味が不明です。進行方向から目が離れるセンターメーターには、走行中はほとんど目をやることがありません。どうしても見なければいけないときは、不自然な視線の移動によりかすかな不安を感じさせられます。
やはりFun to driveはどこ？という感じです。静かによく走る車なのですが、運転していて楽しいとか、もっと運転したいとかいう気持ちになかなかなれません。目的地に着いたならば、もう運転のことは忘れて、本来の用事に没頭できる感じですね。
トヨタは人間と車の関係はそうあるべきと割り切っているのかもしれませんが。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験