トヨタ ヴィッツ 「クラウンみたいな乗り心地! 旧型より格段に進歩しています。 燃費、静粛性、乗り心地は相当改善され コストパフォーマンスが非常に優れています。 同じ価格」のユーザーレビュー

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トヨタ ヴィッツ

グレード:-

乗車形式:その他

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
-
デザイン
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積載性
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価格
-

クラウンみたいな乗り心地! 旧型より格段に進歩しています。 燃費、静粛性、乗り心地は相当改善され コストパフォーマンスが非常に優れています。 同じ価格

2008.11.21

総評
クラウンみたいな乗り心地!
旧型より格段に進歩しています。
燃費、静粛性、乗り心地は相当改善され
コストパフォーマンスが非常に優れています。
同じ価格帯に全メーカが競い合っていますので
フィット、デミオ、スイフト、マーチ、パッソ・・・・
どれを選択しても大丈夫ですが
このクルマの完成度は高レベルです。
初代ヴィッツはロードノイズが相当騒がしく
車内で会話しようならばメガホンが欲しいくらいでした。
1000ccでも加速はいいですが燃費が良くないし
フィットには大きく差をつけられていました。
エンジン音が安っぽいですが、定速走行で静かなので
じっくり考え事ができます。通勤車には最適です。
現行型は2005年2月(平成17年)に発売ですが
3年経っても完成度は高いです。
エンジンはダイハツ製の1.0L直列3気筒DOHC12バルブの
1KR-FE型エンジンですから、パッソと同じです。
実は先ほどwikipediaで読むまで全く気付きませんでした。
同じエンジンで男と女ぐらい性格が違います。
両者とも6時間、200キロのドライブをしましたが
ほとんどの点で性格が異なっています。
なにしろトルクのセッテイングが全く異なるのです。
パッソは重厚なトルクでクルマを走らせますが
ヴィッツはトルクを感じることはほとんどありません。
またパッソは全開加速で速いですが
ヴィッツはモードを変えても加速は鈍いです。
このクルマは発進時にベタ踏みしてはいけません。
 スタートして20キロで高速ギヤに変わり低回転走行になります。
 ちょうどマニュアル車なら、1速で20キロまで
ゆっくり加速し、すぐ5速で走る感覚です。
 トルクはありませんが、この特徴を覚えれば
低燃費走行が習得できます。
さて、購入するのは1000ccのF(117万円)が
一番バランスがいいでしょう。
静粛度が高く、乗り心地も素晴らしい。
燃費もかなりイイです。
この価格帯のライバルと比較しても
未だにレベルが上です。
発売当初が如何に高レベルだったか伺えます。
個人的には1300は好きではありません。
FITと燃費で勝負できないからです。
価格差は6万円ですが、1000ccを選びましょう。
最近いろんな軽自動車に乗りましたが、
このクルマに追いつくまでには5年以上かかると思います。
ちなみにリヤシートに180センチの人を2人座らせても
狭いとの苦情は出ませんでした。
満足している点
①居住性
 パッソと異なるフロアシフトを採用しているので
絶対的な広さは劣りますが、このレイアウトを採用した車で比較すると
特に問題のない十分な広さです。
 肩が凝りやすいひとはフロアシフトの方が楽でしょう。
着座姿勢も右足が疲れない構造です。
シートのスライド量も前モデルより改善され十分です。
②シート
 一見男性には柔らかいと思えるシートも長時間で疲れ知らずです。
つまり女性でも男性でも選ばないということです。
私は173センチ、80キロですがこのシートが実によくフィットして
座り心地は良かったです。柔らかいシートでは優秀な完成度です。
③静粛性
 既に述べていますが、ロードノイズが全く聞こえません。
 実に静かです。これは前モデルより劇的に進化した部分です。
④乗り心地
 ほんとにこのクルマに乗り換えようかと思ったぐらい
トヨタの中でも優秀な部類に入ります。
しなやかでピッチングが少なく、ロールも少ない。
同乗者を安心して乗せられます。
イメージ的にはティアナによく似ており、
マークXの性能の数段上を行くと思います。
マークXが ガーン・ゴーン と固く通過する段差を
ヴィッツは コトン・ゴトン と柔らかく通過します。
⑤加速性能
 今の時代ではごく平凡な加速です。
 FITみたいな強い加速トルクを感じることは皆無です。
 しかし、さりげなくクルマの流れについて行けます。
⑥高速性能
 CVTのお陰で実に静かに加速していきます。
 追い越しながら飛ばす走りはできませんが
遅れることもありません。柔らかい乗り心地なのに
揺れはありません。
⑦登坂性能
 踏み込んでもトルクを感じることが無いので
登り坂はダメだろうと勝手に想像したのですがこれが意外でした。
 以前2000ccのブルーバードが登らなかった急な坂道を、
何事も無いように自然に登っていきます。
 これはトルクのあるエンジンを最小限の燃料で
CVTの低回転走行を活かして走行しているからでしょう。
 ですから坂道で大きくアクセルを踏み込むことなく
普通に走行できます。
⑧燃費
 パッソが14キロ/L しか走らなかった同じ道を
ヴィッツは18キロ/L 走ります。
これがCVTの威力です。
エアコンONでこの状態なので、燃費は基本的にいいです。
 このクルマはパワーが無いのではなく
燃料を極端に絞り込んだ印象です。
給油時に恩恵を実感できます。
不満な点
①居住性
 パッソと比較すればごく平凡なスペースです。
 ワゴンRとかはインパネシフトを採用しており
コラムシフトより肩が疲れない構造になっています。
 次のモデルに期待したいところです。
②エンジン音
 全開加速はいかにも古い音で重々しいです。
実際全開加速も遅いのですが、
もう少し静かであれば好印象だったと思います。
③加速性能
 印象的には先代の方が速かった感じです。
④1300ccの性能
 FITの1300ccはパワーがあり、燃費がいいと聞きますが
ヴィッツの1300ccは燃費が良くないという評価が多いです。
 1000ccのヴィッツなら勝負できますが、
相手が1300ccなのでトルク感では勝てません。
⑤トランク
 子供のいない家庭なら使えますが、家族4人で旅行するには
途中で宅配便に荷物を預けなければいけないほど
トランク容量は少ないです。
FITは広いので、もう少し検討して欲しいです。
⑥空調ダイヤルのレイアウト
 パッソはこの位置に広大なグローブボックスがあり
財布や携帯が手に届く位置に保管できますが
ヴィッツは縦に3個並んでいます。
やはりフロアシフトではスペース効率が悪いです。
⑦価格
 正直なところ、あと10万安ければ非常にお買い得と言えます。
 価格的には魅力がないと思います。
⑧アナログメータ
 個人的には先代のデジタルメータが大好きでした。
 今のアナログメータは平凡すぎます。
<総論>
クルマに詳しくない人でも気軽に運転できるような
万人受けの仕上がりです。
個人的にはインパネシフト+ベンチシートが好きですが
これを除けば欠点がありませんので
1000ccのFなら買いたいと思いました。
 静かで燃費が良く、乗り心地がいいという
単純で明確な3つの長所を持つヴィッツですが
これを満足していないクルマは山ほどありますので
お買い得なクルマです。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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