トヨタ ヴィッツ 「自分の車としては買わないだろう。 自家用車よりも何倍も乗っている時間の長い社用車。 私の会社では、先代からヴィッツと決まっているので初代との比較も可能」のユーザーレビュー

自分の車としては買わないだろう。 自家用車よりも何倍も乗っている時間の長い社用車。 私の会社では、先代からヴィッツと決まっているので初代との比較も可能

2008.1.19

総評

自分の車としては買わないだろう。
自家用車よりも何倍も乗っている時間の長い社用車。
私の会社では、先代からヴィッツと決まっているので初代との比較も可能。
おそらく最廉価グレードのビジネスモデルなのだろうが、現行モデルではエアコン・
パワーウインド・ＣＤ等標準装備なので特に不便な部分はない。
総じて判断するに自分の金では絶対買わないですね。
仮にヴィッツを買うとしても1.3か1.5のモデルを選ぶでしょうが、
エンジン以外の部分にも不満が多いのでやっぱり・・・。

満足している点

①運転のしやすさ
　免許を取りたての人でも、不安はないだろう。小回りが効き、視界も標準以上に良い。
　エンジン・ブレーキ・ハンドリング等レベルが高いか否かは別として扱いに困るような
　癖はない。
②意外に高い居住性
　外見からは期待出来ないが、リアシートの居住性は快適。前後方向に余裕があり、シート
　そのものの座り心地も悪くない。
③非力なエンジンを補うＣＶＴ
　初代の1.0Ｌに４ＡＴの組み合わせは、いかなる場面でも動力性能に不満を感じずにはいられ
　なかった。しかし、ＣＶＴ化によって1.0Ｌとは思えぬ余裕を手に入れた。
　深く踏み込まずとも出力を上げ気味にするアクセルのセッティングと、ＣＶＴ特有の先走って
　高まるエンジン回転の相乗効果で上手く出力の低さをごまかしている。
④豊富な小物入れ
　前席には、いたるところに小物入れがあり便利。

不満な点

①非力で騒々しいエンジン
　長所と矛盾するようだが、結局はやっぱり1.0Ｌでは非力。アクセルを軽く踏む程度の加速
　ならば「なかなか」と思わせても、深く踏み込んでも全然加速力が強まらない。高速の合流
　等では危険なほど。
　また、エンジンノイズはあまりに酷い。常時耳障りな音が室内に響き渡り、加速時にはＣＶＴ
　のノイズも加わり低品質感を漂わせる。先代のトヨタ製４気筒では静かだったのだが、今回
　ダイハツ製３気筒にグレードダウンした事が大きいのだろう。同じ３気筒でもスズキの軽は、
　ここまでうるさくなかったのだが・・・。
②レベルの低い足回り
　乗り心地は固めだが、決してスポーティなわけではない。サスの動きが悪く常時ゴツゴツと
　するだけ。コーナーではグニャッとした感覚と共にだらしなくロールし、剛性の低さを感じ
　させる。直進時も接地感が希薄で安定性に欠けるフィール。
③作りの悪いシート
　かなり安っぽいシートである。ホールド感がなく、長距離運転では疲れやすい。
④意外に悪い燃費
　カタログ値は20km/Lを超えていたのではないかと思うが、実際のところ13～14km/Lくらい
　しか走らない。当方、燃費で不評だった二代目デミオに乗っても12～13km/Lだったので私の
　運転の仕方が特別燃費に悪いという訳ではないと思う。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験