記憶を遡って・・・小粋なマドモアゼル?
手元に1999年10月に“みちのくドライブ、1533キロ”走行の覚書があります。燃費も記録してあり、満タン方式
2011.11.21
- 総評
- 記憶を遡って・・・小粋なマドモアゼル?
手元に1999年10月に“みちのくドライブ、1533キロ”走行の覚書があります。燃費も記録してあり、満タン方式で計算してあり19~20km/Lの記録が残っています。当時はいい数字だなあと感じていたようですが、いまのコンパクト・カーとしてみるとごく普通なのかなと思います。因みにこのときの1500キロは全て一般道を走っています。
初代ヴィッツ。このクルマを購入したときの最大のポイントは欧州風味の個性的なスタイルを気に入ったことでした。このヴィッツは日産マーチ(欧州名マイクラ)に次いで日欧のカー・オブ・ザ・イヤーを獲得しましたね。購入時他社製の小型車がどれもこれも没個性的に映ってしまいましたもの。インパネ回りのデザインもユニークでした。小さなクルマでしたから収納などにもいろいろな工夫がみられました。
また自分が選んだのはでデジタル・メーターの仕様でしたので、見やすかったですし新しモン好きの自分としては気に入っていました。
動力性能は非力でしたけど、それは承知の上でした。発売決定の時点で契約まで進んでいましたので、値引きはすずめの涙ほどだったように_。
このヴィッツの前に所有していたのがロードスターの1800でしたので、オープンの気持ち良さは捨てがたかったのでスライディング・ルーフ仕様を選択しました。どうだったんでしょうね。当時でもS/RをOP設定していたコンパクト・カーというのはあまり無かったかも?ですね。
コンパクト・カー好きの自分にはあのサイズ、ジャストフィットでした。
- 満足している点
- ☆個性溢れるデザイン。内外装とも_。この初代に比べると広さや動力面では優れているのでしょうが最新のヴィッツは、同社製のコンパクト、ラクティスと見分けがむつかしい?などひと目で見分けることが出来ないスタイルになってしまって残念です。
☆視認性に優れたデジタル表示の計器盤。
☆スライディング・ルーフ(S/R)などのメーカーOPが、比較的安価に選択できる。
☆ターコイズ(エメラルド・グリーンとでもいうのでしょうか)などの、個性的な外装色が用意されていた。(結果的には手離す際にはこうした個性的な色を選んでしまうと裏目=査定時マイナス評価=になってしまうのですが_)
☆低燃費。2000年、2001年の燃費データのメモをみますとワースト12.54Km/L24。ベスト24.41Km/Lという数字が残っています。ワーストは都内の渋滞走行だった?またベストは1000㌔以上のロング・ドライブの際の数字だと思います。
- 不満な点
- ★エンジンの非力さ。リッター・カーとしては普通なんでしょうけれど_。
★計器盤がドライバーにしか見えない形状でデザインされていること。これも個性ではあるわけですが、速度計が同乗者にも確認しやすいということも、ある意味で安全面のファクターであるかもしれない訳です。速度を認知出来ていることで、心構え?も出きるのでは_。何の心構えかはお解かりになるかと思います・・・
★計器盤内の時計、トリップメータの表示を切り替えるスイッチボタンが同じ形状であるので、ブラインドタッチが出来ない。トリップを切り替えるつもりで、時計側を押してしまったりのご操作が起こる。これなどは片方を凸、もう片方(時計)のボタンを凹む形状にすることで解決できるはずで、お客様相談室へも手紙を書いたりしましたけどね。後期型ではその辺りは変更されていたんじゃなかったかと思いましたが…
★個体=自分の車両だけ=の不具合だったと思うのですが、高速走行の際に風切り音とは明らかに違う異音が発生。常時ではないものの、全ての窓を閉め、サンルーフもしっかり閉じている状態での走行中に発生するキシミ音?販売店に持ち込みましたが原因不明のままでしたけど、ちょっと気味悪かったですけど、異常振動などは出ていなかったのでそのまま放置していました。
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