トヨタ ヴィッツ 「特長が無いのが特徴」のユーザーレビュー

Forest-Shadow Forest-Shadowさん

トヨタ ヴィッツ

グレード:F “スマイルエディション”(CVT_1.3) 2012年式

乗車形式:家族所有

評価

3

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

特長が無いのが特徴

2016.1.26

総評



初代ヴィッツが生まれる前の国産コンパクトカーは皆、スーパーに備え付けのショッピングカートとほぼ同等の扱いを受けていましたが、外国人デザイナーが手がけた初代ヴィッツが登場すると、安っぽい扱いを受けてきたコンパクトカーが一転して、環境に配慮したおしゃれなクルマとして世間一般に認知されるようになりました。


そんなヴィッツも三代目になり丸5年が過ぎましたね。

弟分にパッソが生まれ、ハイブリッドのアクアは新車販売台数のトップになりました。
1クラス上だったカローラは現行型からヴィッツと同じプラットフォームの車になっちゃいました。


いよいよヴィッツの立場が無くなって来ましたね(^^;)

そういう意味で「特長が無いのが特徴」というタイトルを付けさせてもらいましたが、決して悪く受け止めないで下さいね。


ストップ&ゴーに難があるとかフロントガラスがギラギラするとか言いましたが、現行ヴィッツの素晴らしいところは優れたシャーシを元にしたパッケージだと言いたいです。

このクルマレビューが現行ヴィッツを新車や中古車で探してる方の手助けになればいいなと思います。
満足している点
まず驚いたのがハザードスイッチの位置と大きさでした(^^;)





画像は拾いモノですが、赤い矢印の先がハザードスイッチです。
ナビゲーションの隣の一等地にドドーンとあるので、ありがとうハザードを出したい時とかはとても便利でした♪


もう一つは全幅1695mmと全高1500mmがもたらす安定感ですね。
フィットの全高が1525mmに対し、先代より低くなった現行ヴィッツは1500mmです。
これ以上低くなると運転席のお尻の高さも下げないといけないギリギリのパッケージですが、1日長距離を乗ってみると結構ドライブが楽しいクルマだなと思いました(^^)
不満な点



まずはこのヘッドレストですね(-ω-;)

母のヴィッツは下級グレードのFをベースに、上級グレードのUで使われているヘッドレスト分割タイプのシートやスマートキー・オートエアコンといった装備がついた特別仕様車です。

あくまで私個人の感想ですが、1日長距離を運転した帰り道に首から肩にかけて味わったことのない激痛が走りました。
このUグレードのシートのヘッドレストは、横から見ると‘く’の時に折れているので、頭の大きいワタシ(笑)には合わなかったです(^^;)
いっそのことFグレードのヘッドレスト一体型のシートの方が、私の体に合っていたのかもしれません。


他にはフロントガラスにツヤツヤのダッシュボードの模様が映り込み、前方視界が悪くなる問題です。

これは非常に厄介でした。
アフターパーツでムートンを買ってダッシュボードにひきたくなりました(^0^;)
デザイン

-

走行性能

-

私の母のヴィッツです。
平成24年秋のエコカー減税締め切りに駆け込んで購入したクルマです。

お正月休みに私と母の2人で岡山から京都まで日帰り初詣ドライブを機会があったので、一般道から高速道路まで現行ヴィッツの特徴を探る絶好のチャンスとばかりに取材してきました。

昨年秋に初回車検を済ませた母のヴィッツは走行距離約27000km。
主に田舎のモータース屋でメンテナンスはお世話になってます。
なのてどんなエンジンオイルを使っているかも分からないコンディションですが、母と2人エアコンONで私がハンドルを持ってドライブスタートです。


まずストップ&ゴーを繰り返す市街地で目に付いたのは重たいアクセルでした。
重たいと言っても重量が重い訳ではなく、母を乗せてソロっと発進したら加速の反応がとても鈍く感じたということです。

鈍いのは最初だけで自転車並みのスピードが出たら要求通りの加速をしてくれましたが、せっかちな私の母の場合はどうしても最初に多めにアクセルを入れてしまい、フガゴォフガゴォ…と加速減速を繰り返してしまいます。
天文学的なカタログ燃費を追求した結果、発進加速のドライバビリティは運転手に我慢を強いられることになっちゃってるみたいですね(^-^;


赤信号で停止する際もこのヴィッツは独特のクセがありました。

母を乗せてなるべく揺らさないようにやんわりブレーキを掛けると、ブレーキの制動力自体には問題は無いのですが、停止直前にフワッと空走する瞬間がありました。

揺らさないブレーキをするためには、停止直前に右足の土踏まずあたりをクイッと緩めてブレーキを踏む力を若干弱めるワザを皆さんもするとは思いますが、そのブレーキを踏む力を緩めた瞬間にフワッと空走するもんだから、もう一度緩めた右足を踏み込まないと前の車に当たりそうになります。

おそらくSuper CVT-iの中で通常走行担当とクリープ現象担当の部署が分かれていて、停止直前に通常走行担当からクリープ現象担当に素早く引き継ぎが行われてないのでしょうね。
揺らさないブレーキのコツとしては、本来の停止位置より一車身ほど手前に狙いを定めてブレーキを掛けるといいと思います。

ただ私の母は初代アルトから角目アルト→660アルト→EP91スターレット→K12マーチと、トルコンAT一筋に乗り継いでいるので、
Super CVT-i…?何ソレ?おいしいの?
…と言わんばかりにブレーキを掛け、刑事ドラマの劇用車みたいなカックンブレーキになることがありますww


最後に高速道路での印象ですが、1300cc4気筒の1NR-FEエンジンとSuper CVT-iのパワーユニットは、990kgの車重と私と母(+エアコン)を運ぶのに十分なパワーを出してくれました。

本線への合流の時はシフトレバーを右に倒してSレンジにすることで、本来の1300ccエンジンの燃焼音を立てながら気持ちよく加速してくれました。
また100km/hで巡航しているときは、Super CVT-iがやたらエンジンの回転数を低く低くさせているものの、左車線を流すには十分でした。

さすがに右車線に出て追い越しをかけるときは、シフトレバーを右に倒して弾みをつけてから加速しないといけませんが、左車線で気づかないうちに登り坂になっていたときも、Super CVT-iが滑らかにギヤ比をコントロールしてくれて、失速して後続車に迷惑をかけないように手助けしてくれました。
乗り心地

-

母のヴィッツのタイヤは新車装着のまんまのエコピアで、残り溝は3~4分山といったところです。

市街地の走行では、柔らかいタッチのサスペンションながらも奥の方にしっかりとしたコシの強さがあって、とても快適でした♪

一方の高速道路では、柔らかいサスペンションが100km/hの速度で入力してくる凹凸に対応しきれないのか、それともただ単にタイヤのパフォーマンスが落ちてるのか不明ですが、少し直進安定性が物足りないなぁ~っていう印象でした。

ただどこにすっ飛ぶか分からない程の怖さは無く、ハンドルを持つ手の力を緩めて、視線を遠くにやって少々の左右のブレは許す大雑把な心で乗ればすぐ慣れました。
積載性

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燃費

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満タンで岡山から京都まで日帰りで往復して、最後にガソリンスタンドに寄った時のトリップメーターは431.1km。
そして飲み込んだガソリンの量は23.14リットル。

割り算すると18.63km/lになりました☆
高速9割一般道1割でしたが、カタログのJC08モード燃費が20.6km/lだったので優秀な燃費だと思います。
価格

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故障経験

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