ヴィッツは3世代とも乗りましたのでせっかくなので3世代まとめてレビューをします。
初代、1000F,1300クラヴィア、1500RS、おまけでプ
2014.2.5
- 総評
- ヴィッツは3世代とも乗りましたのでせっかくなので3世代まとめてレビューをします。
初代、1000F,1300クラヴィア、1500RS、おまけでプラッツ1500Xスポーツパッケージ
初代ヴィッツが発売されたとき、それまで軽自動車の拡大版に過ぎなかったコンパクトカーの常識が一気に変わりました。
取り回しの良い車体、充実した安全装備、センスの良いデザイン。
1000Fは走行性能はまあまあ、特に初期型は低速トルクが細い、後期型は意外に中低速トルクが増えて乗りやすくなった。
足回りは典型的なトヨタの足まわりでスタビも入ってないのでグネグネです。
1300クラヴィア
1000Fよりはトルクフル、でも上はさっぱり回らないエンジン、あんまり特徴は無い。
1500RSは実用エンジンながら車体の軽さのためキビキビ走る、非常に取り回しの良い車体、結構剛性はある、スタビも標準だがこれも典型的なトヨタの足、縮み側は良いが伸び側がまったくだめ。
プラッツ1500Xスポーツパッケージ
意外なことに1500RSよりもかなりスポーティです。
マフラーが長く、RSと同じエンジンとは思えないほど低速トルクが太い、セダンボディのため尻の押さえが効くためか足回りもRSより上です、おまけに車重がRSよりも30kg以上軽いため非常に軽快。
二代目
1300F
ギクシャク感のあるCVT、減速時に駆動が切れてニュートラル状態になると車が前に飛び出すような感じがする。
ホイールベースが伸びたため小回りが初代に較べて効かなくなった気がする。
シートは初代の方がよかったか。
これも典型的なトヨタの足回り、縮み側はマシだが伸び側がダメ。
しかし、点検時に代車で初代の後期型を借りたが明らかにボディ剛性やブレーキの効き方などは進化していると思った、ちゃんとフルモデルチェンジの価値はあった。
三代目
1500RSを知人が購入、よく乗ってます。
さらにでかくなった車体、なぜ止めたセンターメーター、空力を考えたミラーは見にくい、ダッシュボードの継ぎ目とかの処理は初代から較べるとちょっと雑になった。
今時アイドルストップも付いていない、おかげで購入時に¥10万円くらい高くなる。
ボディ剛性は歴代最強、今までとは比べ物にならない足回り、ちゃんと伸び縮みとも動く、CVTの制御がかなり良くなり滑り感もあまり感じられない。
トータル性能は歴代再強か。
コストダウンしているってやたらと言ってる人も居るがコストダウンしていない車が有るのか?
一番やっちゃいけないコストダウンはマーチのように西日が当たると反射して前が見えなくなるダッシュボードの材質とかですね。
- 満足している点
- *主に三代目について
1000ccは正直お勧めしない、振動が多く、実燃費も1300ccとあまり代わりが無い、1300ccが一番お勧めできる。
トータル性能で見れば誰でも乗れる癖の無い車、買って間違いの無いベーシックカー。
アンチがやたら悪評価をしているけど、基本性能はしっかりしていてただトヨタ車らしく癖が無いだけ。
三代目1300Fを例にすれば、デミオスカイアクティブやスイフトなんかよりも、加速は滑らかだし十分に低速トルクもある。三代目になってから足もきちんと動くようななった。
室内の広さも圧勝だし、CVTの制御も滑り感がほとんど無くなり良くなった。
さすがに最新のフィットには負けると思うが世代を考えれば当たり前か。
無難なパッケージング、所有者が182cmと高身長だが特に頭がルーフに当たったりはしない。
十分に4人が乗れる室内、1300ccでも4人乗車でまったくストレス無し。
アイドルストップ無くとも十分に低燃費、1300ccで17~18km/L、1500ccで16km/L程度は何も考えずにアクセル踏んでりゃでます、デミオスカイアクティブなどとは大違い。
- 不満な点
- *主に三代目について
なぜか廃止されたセンターメーター、視線の上下移動が無くなり、ドアミラーを確認する動きで速度などが読めるため非常に素晴らしいレイアウトだと思うのだがなぜ?
RSは今時アイドルストップも無し、あんまり売る気が無いのか?
フィットもそうだけどどんどんでかくなるボディサイズ、そのうちに3ナンバーになるんじゃないかと思うってしまう。
評論家の先生方、自称車に詳しい人には受けが悪い。
トヨタをけなしてスズキやマツダやVWを褒めるのが通なんでしょうか。
ベーシックなコンパクトカーをきちんと造るのって本当に難しいんだけどね。
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