今のカムリHVとSAIってどういったユーザー層を狙って出した車なのでしょうか？ さっぱり売れてないですよね？

Answer 1

SAIは、2代目プリウスがバカ売れし始めた頃、ハイブリッドでトランクが独立したセダンモデルが欲しいという声が顧客から出ていたため。また、プリウスの購入者層の平均年収が高かったことからも、少し上級化してプリウスとマークXとの間を埋めるモデルとして開発されています。

規格当初は、プログレのコンセプトを受け継ぐコンパクトな高級車という位置づけで開発されています。これで、ブレイドで失敗したクラウンなどからのダウンサイジングの乗り替えを想定していたもの。

だから、同時進行でレクサスモデルの開発も行なわれ、HSが登場しています。

カムリは、その横幅が1.8mを超えてクラウンよりも大型化していることからも解るように、日本国内は既に捨てて北米向け専用に開発されています。このため、現行モデルから日本向けはモデル廃止の決定がされていたと言われています。

ところが、カローラ店で販売されるフラッグシップセダンでもあることから、カローラ店が販売継続を切望したと言われており、プリウスが売れていたことからハイブリッドモデルのみを残したとされています。

カローラ店からカムリが無くなると、コンパクトばかりとなり高額車種を購入する顧客が流出する恐れがあり、カローラ店が危機感を持ったものです。カムリは、カローラ店で毎回車を買い換えている既存顧客のためのモデルと言うわけです。

カムリは北米で売れているからまだいいとして、SAIに関しては兄弟車のレクサスHSは北米ではすでに消滅しており、SAI/HSの次期モデルは無いとされています。HSは日本でもES（カムリプロミネント/ウィンダム）に置き換え、SAIはアベンシスとマークXに統合されると言われています。

Answer 2

海外向けでしょうね。
北米