トヨタ プリウス 「近未来感」のユーザーレビュー

みずしまじゅん みずしまじゅんさん

トヨタ プリウス

グレード:Z(CVT_2.0_PHEV) 2023年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
5
デザイン
5
積載性
3
価格
4

近未来感

2024.1.25

総評
HVでは物足りないけど、EVはまだ早い。
そんなニーズに合った一台です。

不満な点もありますが、お金をかければある程度はカバーできます。
事前に納得して購入していたら、後で後悔することはないと思います。
満足している点
一番は外観デザインの良さです。
今回のモデルでエコカーのイメージから一気に変わりました。
元々、燃費や効率を突き詰めていくと、スポーツカーに近いデザインになるという発想はありました。
ただ、50系までのプリウスはどれだけ燃費が向上するかが一番優先されていたため、カッコ良さよりも空力優先でした。
60系からはその制約がなくなったため、デザイン優先の車作りができています。

走行性能に関して、パワートレイン、シャシーが新しくなり、大きく変わりました。
プリウスのイメージからすると少し硬めですが、剛性が高く、乗り味は輸入車に近づいたと思います。
海外評価が高いのも頷けます。

先進装備は非常に充実していますが、欲を言えばアドバンスドドライブを採用して欲しかったです。

PHEVとしては先代モデルとは別物です。
自宅に充電設備があれば、毎日の充電でほぼEV車として使えます。
ガソリンを使わなさすぎて心配になるレベルです。
たまに遠出してガソリンを消費したいですね。

内装デザインはまずまずと言ったところです。
価格相応と言ったところですが、様々なアフターパーツが出ているので、好みのカスタマイズを施していくのが良いかと思います。
シートヒーター、シートベンチレーションがあるのは良いです。
室内空間はあまり広くありませんが、四人乗車程度なら問題ありません。
高身長の方は頭上空間が狭い為注意です。
ラゲージもある程度積めますので、二人乗りであればレジャーも楽しめるでしょう。
不満な点
主にタイヤです。
車両本体価格は460万円で、車重は重くパワーがある。
高級車を連想させる乗り味でありながら、タイヤは燃費重視のエコタイヤです。
トヨタお得意のミシュランは設定がなく、BSのエコピアかYOKOHAMAのBlue Earth GTが付いてきます。
ノーマルのプリウスはともかく、PHEVはもう少しタイヤにも拘って欲しかったです。
しばらく乗ったら溝が残っていてもタイヤを交換しても良いかと思いました。

また、試乗のレビューではよくフロントの視界が悪いと言われていますが、本当に悪いのは後方視界です。
リヤガラスが寝過ぎていて、ほぼ見えません。
Zグレード以上の電子インナーミラーが必須です。
社外品の電子インナーミラーを取り付けると、リヤガラスにラゲージが反射した結果、カメラに映り込みます。

運転席のメーター配置は特殊ですが、しばらくしたら慣れました。
身長によってはドライビングポジションを取るのが難しいかもしれません。
先代にあったヘッドアップディスプレイが無くなりましたが、ヘッドアップディスプレイの位置にメインディスプレイがあるので、あまり気になりませんでした。
ただ、もう少し大きくして情報量を増やしても良いかと思います。

また、エアコンの温度設定は一種類のみです。
先代にあった左右独立設定はできません。
暖房は元々苦手なので諦めるとして、クーラーの設定が惜しいです。
ベンチレーションでカバーするしかないですね。
後席にはエアコンの吹き出し口はありません。
リヤガラスが寝ていて日光を受けやすいこともあり、後席はかなり暑いと思います。
自分はスモークフィルムで対策しました。

先代まではトノカバーが標準でしたが、今回からオプションです。
外からラゲージが丸見えになりますので、こちらもスモークフィルムで対策しています。
デザイン

5

近未来感のあるデザイン。
コンセプトモデルがそのまま発売されたかのようなカッコよさがあります。
走行性能

5

バッテリーが重いため、重厚感のある走りです。
軽快感はノーマルのプリウスの方が高いです。
スポーティさを求めるならノーマルの方が良いでしょう。
PHEVはパワーもありますが重たいので、コンフォート向きだと思います。
乗り心地

4

基本的には重厚感があって良いですが、若干硬めです。
段差やギャップを超える時はそれなりの入力があります。
ボディーや足回りの出来が良い分、タイヤの性能で損をしているので、コンフォート系のタイヤに交換するのが良いと思います。
走行性能を高めるならホイールも変えて、もう少し太いタイヤを選ぶのもありだと思います。
積載性

3

家族四人で旅行にいけるかどうかといった積載量です。
ゴルフ等も基本はリアシートを倒して二人が限界ですね。
燃費

5

燃費性能は十分高いですが、カタログ数値は先代に劣ります。
燃費重視の方はホイールをインチダウンすることで先代を超える燃費になります。
電気と併用なので正直計算しづらいです。
価格

4

補助金込みだと通常のZグレードにオプションをつけた場合との価格差があまりないので、他のPHEV車と比べたらコスパは良いと思います。
ただ、プリウス=300万という昔の感覚で見ると高額です。
補助金には4年の保有義務があるので、短期で乗り換える人には合わないです。
故障経験
納車直後のためありません。
困っているのはスマートキーが一つしか貰えなかったことくらいです。

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