トヨタ プリウス 「4ドアのセリカのような車」のユーザーレビュー

ゆーすけ1017 ゆーすけ1017さん

トヨタ プリウス

グレード:G(CVT_2.0) 2023年式

乗車形式:試乗

評価

4

走行性能
5
乗り心地
3
燃費
4
デザイン
4
積載性
3
価格
3

4ドアのセリカのような車

2023.4.23

総評
あの、年配者御用達だった車が大変身!

という感じです。

実際、これだけ色々低いと年配者には厳しいと思います。

プリウスのイメージを完全にぶっ壊す低さ、力強さ、ハンドリング。

乗る前に思っていたよりも刺さりました。

実用的なファミリーカーから、かつてのコロナエクシヴやカリーナED、あるいはセリカの現代解釈版的なスペシャリティカーになっています。

力強いハイブリッドシステムの活かし方も、それなら合点がいきます。

4人家族のファミリーカーとして、30や50プリウスからの乗り換えであれば、他の車を検討した方がいいと思います。

車がこうも変わると、残るはプリウスのややネガティブなブランドイメージをどうにかしたいところです。
満足している点
・ハイブリッドシステムの活かし方

乗った直後から全然違います。

モーターの使い方をブーストのように使っている感じなので、なめらかにエンジンの力が加わるという感じです。

ある意味、ハイブリッド感が薄いかもしれません。

・プリウスなのにクイックなハンドリング

クイックなハンドリングで、乗り初めは切りすぎてしまうほどでした。

ただ、切り出しは適度に穏やかなため、同乗者に不快な思いはさせなくて済むと思います。

・EPSのセッティング

ノーマルモードでは軽すぎて、今までのプリウスと同じですが、スポーツモードにすると適度に重くなって、安心感のあるハンドリングになります。


・ブレーキタッチの自然さ

回生協調ブレーキかどうかはまったく分からないくらい、自然なブレーキに仕上がっていて、停止寸前の絶妙なコントロールもしやすかったです。

・最新のADAS

ACCの安心感はもちろんですが、渋滞でも使えるLTAがよくできていて、「ハンドルを握ってください」の表示も少なくて、使いやすかったです。

・着座位置

他の車に乗り換えると違和感を覚えるくらい低いです。

コックピット感もあって、プリウスを運転していることを忘れてしまいます。
不満な点
・後部座席

これはデザインと相反するので仕方ない側面もありますが、30プリウスよりも狭くなっている気がします。

ベッドスペースだけでなく、ニースペースも同じです。

それから、今どきこのクラスで後席にエアアウトレットがないのもいかがなものかと思います。

・19インチの履きこなし

デザイン的に19インチはマストなのですが、やはりちょっと脚が硬いです。

スペシャリティカーと思えば許容範囲かもしれませんが、実用車となると厳しいです。

・非常に見にくいメーター

bZ4Xと同じ液晶メーターですが、これが小さくて見にくい。

メーターの下半分がステアリングに隠されてしまいます。

ACCやLTAの作動状況を見るために、何度首を伸ばしたことか。

メーターは普通の位置に配置して、HUDを設定するべきです。

・静粛性

エンジンの存在感が強く、結構音が侵入してきます。

また、駆動用バッテリーのSOCが低くなって低速時でも自動的にエンジンが始動した際には、唸ってるような感じの音が侵入してきて、残念でした。
デザイン

4

低くてシュッとしたデザインは全体的な雰囲気は好みですが、細いランプで縁取りしているような顔つきが少し得意ではありません。

でも、19インチのホイールはバッチリはまっていて、プリウスを買うなら19インチがいいと思います。
走行性能

5

30プリウス乗りからすると、もうまったく別の車という感じです。

絶対的なパワーももちろんありますが、ハイブリッドシステムの活かし方が全然変わっていて、低速から高速までシームレスに力が出ます。

従来であれば、できるだけモーター域を長く長くとなるので、ノーマルモードでもかったるい感じが否めず、パワーモードにすると途端にスロットル制御が過敏になって、ギクシャクする…みたいなことがありますが、新型はノーマルモードでも十分力強く、街乗りから高速までこのモードでカバーできます。

ノーマルモードの場合、EPSのセッティングが軽くて、ハンドルセンターが曖昧でしたが、ドライブモードに「カスタム」が追加されており、EPSを重めにセッティングできるため、これを使えばハンドリングにも安心感が出て、信頼できる車になりました。

パワートレーンとシャシーが同時に進化したため、車好きでも不満の出ない性能になっています。
乗り心地

3

やはり、19インチは乗り心地的には厳しいところです。

基本はギリギリ硬めかな、くらいのレベルなのですが、首都高でも時折驚くくらいガツッと強めの入力があります。

後席を多用する人はちょっと気になるかもしれません。

かといって、見た目的には絶対19インチを外せないところが辛い。
積載性

3

30プリウスに比べると、容積は落ちてるような気がしますが、ここは新型プリウスに求めるところではありません。
燃費

4

試乗後のメーター表示では24.0km/Lとなっていて、深夜の首都高のドライブを楽しんだ割には良かったです。

エンジンが2.0Lになりましたが、燃費は先代並みというところでしょうか。
価格

3

新世代の2.0Lハイブリッドと最新世代のADASが付いていて、決して安くはありませんが妥当な値付けだと思います。

後席を使う頻度が少ないなら、積極的にありです。
故障経験

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