ハイブリッド車向けのリビルドバッテリーについて。 元々、仕事でUPSの管理等をしていた関係で、充電池に関する知識はあります。

Question

自家用車がアクア、社用車がプリウスなのですが、どちらもメインバッテリーの寿命が心配になる距離になってきました。
価格面からリビルドバッテリーにも興味がありますが、使えそうな中古を寄せ集めただけの物に何の価値があるのかな？ たまたま使えそうな中古を寄せ集めても、数年以内には壊れるのでは？と思います。
実際、数か月から1年程度の保証が殆どで、保証があっても交換工賃は別途というのもありました。
長期保証の物だと10万円を超える物もあり、だったら15万円の新品で良いのでは？とも思いました。
みんカラを見ても、リビルドバッテリー交換３回目という方もいたりしますが、実際どんな感じなんですかね？

Answer 1

当方電装屋です。
問屋で複数扱ってますが、ぶっちゃけ微妙です。
格安メーカーのバッテリーと同じで、アタリハズレが多い（酷いとも）

言われたのは「何か有った時の事をキチンとユーザーと取り決めして、ＯＫ貰ったので無ければ出せません」と言われました。
「正直、トラブルが多いので本当に必要な事情で無い限り、出来るならウチも売りたくない」とまで言われる始末。

必要な事情の多くは、長期の心配や儲けが少ない中古車販売用等。

実例上げるなら、上記理由で当方が売らない取引先の修理屋さんが、自社の取引部品問屋とネット店から都合３台分を購入したが、２台が半年も経たずに故障。
内１台は３回交換する羽目に。

最初にリスクは説明して「それでも良いから」と言ってたのに、やはり３回も交換となると「何とかして」と泣き付かれ、３回目の交換工賃は貰えなかったので「もう純正新品しか売らない」と言ってましたね。

ココでも問題無いと言う人居るけど、確かにアタリなら問題無いですがハズレ引いたら笑えないんですよね。

多くが商品は保証されるけど「工賃」は請求されます。
そして、業者からすれば「リスク説明と工賃請求の了承」してるのに、いざ実際そうなるとゴネ出す人が多い。
結局、面倒な客認定されるので金銭以外も損する可能性が高いです。

質問者からのお礼コメント

実例を交えた分かりやすい回答有難う御座います。
リビルドは避けた方が良さそうですね…

Answer 2

長期保証のものだと使用が少ないコアのはずですね。その値段で短期に不具合では交換受け付けるとはいえだれも買わなくなってしまうし。安いのは買う方も覚悟してるから修理しても二年しか乗らないなどの場合です。いくら店舗販売じゃないといっても作る方だって設備投資してやってるから売り逃げではやっていけないし。
それなりに再使用できるかどうかは判断するスキルは持ってます。それでも新品の方が安心なのは確かです。
違う話ですけど瀬戸内海の小島ではりーふの中古バッテリーを大量に集めてソーラーパネルで充電蓄電して島の全電力を賄っていると報道されました。
電気が必要なのは主に夜間ですから。
それ以前のヂーゼル発電機は運用も維持管理費用も高かったのが劇的に改善されたと言う。

Answer 3

おっしゃる通りだと思います。
車の他の部品のリビルトでしたら、金属部品の再利用等なので、あまり寿命に影響ない事がほとんどですが、リビルトバッテリーの場合は良質なセルの再利用なので新品のハイブリッドバッテリーより確実に性能は低い可能性が高いです(とは言え、事故等で早々に取り外される部品もあるので、そこまで酷い性能ではないですが)

あとは、車両自体を何年乗るのかではないかと思います。
メインバッテリーの寿命が来る走行距離となると、15万キロ〜20万キロが見えてきている状況かと思いますが、あと15万キロ乗るのか？と考えると、ハイブリッドバッテリー以外の劣化や故障もかなり発生してきます。流石のトヨタ車でも、あちこち来ますよ。

20万キロや25万キロで良いのであれば、リビルトにしてコストを抑えるのも正しい選択だと思いますし、メインバッテリーの寿命が来た段階で、程度の良い良質中古車に買い替える方がトータルだと安価に快適に使える可能性は高いと思います。
正直なところ、車両に愛着があっていくら修理費が掛かってもと言う方なら新品バッテリーもアリだとは思いますが、普通の使い方や、コスト重視の考え方ですと、リビルトまたは乗り換えの方がトータルコスト安い可能性が高いかと思います。