トヨタ プリウス のみんなの質問

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電気自動車やハイブリッドカーのモーター部分のメンテナンスについて。

ガソリンというか今までの普通自動車のエンジンはメンテナンスにオイル交換とかありますよね。

電気自動車のモーターとかハイブリッドのエンジン以外の部分のメンテナンスって何が必要なのでしょうか?

今後購入した場合のランニングコストを計算する上で参考にしたいと思います。

御教授よろしくお願いします。

補足

お二人様、回答ありがとうございます。 つまり、維持費は自動車税、車検、任意保険、駐車場だけですね。 何だか以外と燃料費以外も安いのですね。

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ベストアンサーに選ばれた回答

【補足のご質問に】
実際にEVを所有され,使用されると下記の点に気付きます。

●EVのインプレッション

・街乗りでの加速性は素晴らしい
・高速道路での追い越し加速はたいへん苦手
・エアコンや暖房を使うと,バッテリーメータがみるみる低下する

これらの中で,維持費につながるのは,最後の航続距離です。

EVを街乗り専用と割り切るのであれば,航続距離の問題はほとんどありません。しかし都市間の移動手段と考えると,別のクルマが必要になります。この両方を実現できるのは,EVではなく,プラグイン・ハイブリッドです。

●EVをレジャーで使うと

いま,EVをレジャーで使うことを想定しましょう。東京にお住まいされているとして,近くの温泉に行きたいとします。例えば,下記温泉までの距離は以下の通りです。

山梨 石和温泉 120km
群馬 伊香保温泉 135km
栃木 鬼怒川温泉 160km

現在,EVの走行距離は160kmと言われていますが,これはエアコンや暖房を使わないばあいで,しかも一般道路での遅い走行速度を想定した数字です。

もしエアコンや高速道路を使うと,下記の航続距離になります(三菱iMiEVの場合)。

10-15モード(エアコン・暖房無し)=160km
高速道路(エアコン・暖房無し)=80km
高速道路(春秋期の頭寒足熱)=60km
高速道路(エアコンあり)=60km
高速道路(暖房あり)=50km

つまり,東京から行ける温泉とは,お台場の大江戸温泉物語だけなのです。

●充電しながら行くとしたら

途中で充電しながら伊香保温泉まで行くと仮定しましょう。

充電時間:
日産リーフ=16時間(AC100V),8時間(単相AC200V)
プリウスPHV=3時間(AC100V),1時間40分(単相AC200V),30分(80%:急速充電)

これから 200Vの急速充電設備があれば,途中で2回ほど,充電と長めの休憩(30分間)を取れば,伊香保まで行けそうです。

●まとめ
すでに普通のクルマを所有し,街乗り用にもう1台,EVを所有するなら,大きな問題はありません。しかしEVをいろいろなシーンで使おうとすると,航続距離の問題が出てきます。特に遠距離へのドライブになると,片道2時間で行ける伊香保温泉に,最低でも3時間かかることになります。このような時間的な損失は,簡単にお金に変換できませんが,大きな損失であることは間違いないでしょう。

さらに現在のEVは,約10年間の耐久寿命を持つように設計されています。それを越えると,バッテリの交換が必要です。バッテリのコストは軽自動車の2倍くらいの価格がかかりますので,現実的には不可能です。逆にいえば,中古車価格は限りなくゼロに近いことになります。

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メンテナンスはできません。内部に強力なネオジウム磁石があり、ロータ/ステータ間のクリアランスを微小にして、効率を高めています。また最高1万~2万rpmという高回転で使いますので、軸心バランスも精密にとっています。このため、通常の作業エリアでは、粉塵レベルからして、不可能です。このためメンテナンスを行なう場合には、専用のクリーンルーム内で、専門家のみができる状況です。逆にいえば、通常あるようなディーラでのメンテナンスはできません。ブラシレスモータのため、摩耗個所は、軸受くらいしかなく、回転バランスさえ取れていれば、軸受の摩耗はほとんどありません。このため数十万キロの走行でもメンテナンスは不要です。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2010.7.11 18:55

とても詳しい内容ありがとうございます。全て参考になりましたが、補足を含めとっても参考になったこの内容をベストとしました。皆様ありがとうございました。
どうもまだEVは実用的ではありませんね。暖房高速道路運行距離50キロでは所有の意味ないし。ほんとありがとうございました。

その他の回答 (2件)

  • EV、HEVともモータの寿命は軸受け寿命までです。
    通常、自動車の耐用年数は軽く上回ります。
    現行プリウスなどのモータは空冷ですので、冷却水や潤滑油も必要ありません(トランスアクスル等ギヤ部のオイルは要りますが、これは普通の車と同じ)
    EVもデフオイルとインバータの冷却水以外の交換は必要ありません。いずれもエンジン車の油脂交換サイクルよりも遥かに長いものです。

  • エンジンのオイル交換のように、定期的に(半年や1年単位など)行うものはありません。

    もっと分かりやすく具体例を挙げると、同じモーターを使った
    家庭用の扇風機、換気扇、洗濯機、冷蔵庫など、定期的にメンテナンスは行っていないでしょう。
    ハイブリッド車に使われるモーターも規模は違っても、扱いは同じですよ。

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