トヨタ プリウス のみんなの質問

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以下の記事を読みましたが、通常はハイブリッド車はモーターは二つあるのでしょうか?(駆動用と発電用のモーター二つある?)

それともTHSⅡだけ特別なのでしょうか?よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

基本的にモーターは1つで、充電と放電(駆動)で使い分けするのが一番効率が良い方式です。
本来、充電と放電を同時に行う必要はありませんから、発電するのに損失が発生し、発電した電力でモーターを回すのにも損失があります。
同時に発電・駆動を行うのであれば、そんままエンジン駆動力を使うよりも効率は落ちてしまいます。
2モーターが必要なハイブリッドは、シリーズ型と呼ばれるものです。
エンジンは専ら発電に専念し、発電した電力でモーターを駆動させます。
上記の損失が発生しますが、速度変動が大きい場合はエンジン回転数変動を抑える事が出来ます。
エンジンは回転数変動が少ない程、燃焼効率が上がります。
燃焼効率向上が発電・駆動での損失を上回る事で、結果として燃費が良くなります。
ただ、そもそもエンジン回転数変動が少ない高速走行では、発電・駆動損失が大きくなります。
ホンダAccord Hybridや三菱Outlander PHEVでは、高速走行時はシリーズ型ハイブリッドシステムを止めて、エンジン直接駆動へ切り替わります。

トヨタTHSⅡでは、上記のシリーズ型ハイブリッドシステムとパラレル型ハイブリッドシステムを合わせたような構成をしたスプリット型ハイブリッドシステムです。
エンジン出力を独自の動力分割機構で駆動側と発電側へ分配します。
この分配は、プラネタリーギヤの物理特性を利用したもので、一定量の出力は発電機側に分配更されます。
30型プリウスの場合、最低でも23%の出力が発電機へ分配されます。
そのため、エンジン作動中は常に発電する事になります。
発電機と駆動用モーターが同時に必要となるため、2モーター方式となります。
一定量の発電・駆動損失は常にありますが、全てのエンジン出力を発電では使わないので、発電・駆動損失が大きくなっても、エンジンのみの駆動はできません。
この方式は、エンジン出力を物理特性で配分率を変化できるため、動力の切り替え機構が必要ありません。
そのため、制御が容易で、トランスミッションも排除できるので、低コストでハイブリッドシステムが実現できます。
20年近く前の技術では、一番優秀だったのです。
エンジンが常にプラネタリーギヤに接続されているため、エンジンが停止した状態では、エンジンの引き摺り損失が起こるという欠点があります。
トランスミッションが無いため、モーターはトルクが激減する高回転域での動作が必要となるので、定格上出力値が大きなモーター仕様がカタログに記載されます。
出力はトルク×回転数なので、本質的な駆動性能が表現されていません。
他社のハイブリッド車とモーター最大トルク同士で比較すれば、一目瞭然です。

(zannmeqdさんへ)

その他の回答 (3件)

  • 加速をアシストするだけなら、モーターは1つで充分です。

    モーターだけで走り続ける場合は、電池の容量が少ないと駆動モーターを回せなくなるので、発電用モーターで発電しながら駆動モーターで走ります。

  • トヨタ、マツダ 2つ
    日産 1つ
    ホンダ 1~3つ

  • 記事の詳細が分かりませんが

    1モーターが簡易(普及価格帯)型ハイブリッドと呼ばれる物で
    2モーター以上(3モーターもあり)が高機能ハイブリッドに分類出来ます

    1モーターは同時に充放電する必要が無い為、制御が簡単な上に安価に作製出来ます

    2モーター以上を同時制御するには複雑な上にモーター費用が嵩みます

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