トヨタ プリウス のみんなの質問

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テレビ東京の「スーパーGT」という番組を見ていて不思議に思いました。

レースのことは全く知識がないのですが、レース内容はベンツAMGの5リッタークラスや、MカラーにペイントされたBMWのZ4や、日産GTRという世界的ビッグパワーマシンがしのぎを削るものでしたが、その中にそれらの高性能マシンと互角に戦っている“トヨタのプリウス”がありました。しかもプリウス速いよ、え〜!?

素人目にはどう考えてもミスマッチなレース展開で、「えっ、プリウスがなんでAMGやBMWのMやGTRと互角なの?」と思いました。

市販のプリウスは電気モーターがあるとはいえ、確か1500ccくらいのエンジンしか搭載していなくて、決してベンツAMGやBMWのMやGTRとは似ても似つかない別コンセプトのクルマだと信じていました。

しかしですからおそらく、素人の私にもあのプリウスには500psを超える動力が心臓部に搭載されているのだろうと予測はできるのですが、どんなエンジンまたはモーターが搭載されているのでしょうか?

また、そもそもトヨタはなぜ、トヨタまたはレクサスにだってビッグパワーのスポーツカーが市販されているのに、そのどれでもなく、あえてプリウスをこのクラスに投入したのでしょうか?

全く素人な疑問ですが、よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

エンジンは確かGT500でも使ってた3400ccのV8だったと思います。
それをミッドシップに搭載してますが、
ハイブリッドシステムは、市販車の物を流用しているそうです。

ただ速さの理由はエンジンよりもボディにあります。
外国車やGT-RなどのFIA-GT3車両は市販車改造ですが、
プリウス、CR-Z、BRZはJAF-GTという
完全なプロトタイプカーで、エンジンパワーで多少劣っても
コーナリングや空力といったボディ性能は格段に良いのです。

なぜプリウスなのかについてですが、メーカーにとって
モータースポーツは技術をアピールする場です。
レクサスはGT500に出ています、
それ以外でトヨタがアピールしたいとなると
当然ハイブリット技術ですから、その中心である
プリウスが出てくるのは自然な流れでしょうね。

質問者からのお礼コメント

2014.4.22 16:53

皆さん、ありがとうございました!

その他の回答 (2件)

  • まず、レースには2つの意味があります。「技術開発」と「宣伝」です。

    「Panasonic apr PRIUS GT」には、車両を提供する「トヨタ」とマフラーなどチューニングパーツの会社「アペックス(apr)」、それに米半導体大手の「セミコンダクター」が関わっています。あと最も大きなスポンサーとして「Panasonic」ね。

    過去にaprは「MR2」「MR-S」「カローラAxio」「GTR」をレース車両に使用しており、2012年からプリウスを採用しています。
    中身は市販車とは全く別物ですが、ハイブリッドシステムは初期はプリウスの物で昨年からはアクアのシステムを使用しているとのことです。

    レースという過酷な極限状態の中で、このハイブリッドシステムの耐久性などをトヨタは検証できるのです。市販車では10年以上はもつ部品が1レースでボロボロになる、その破損状況からスーパーコンピューターを使って日常使いでの消耗具合をシュミレーションできるのです。

    また、関係する企業の中にセミコンダクターがあります。言わずと知れた世界でも最大手の半導体企業で、このレースでIoT(Internet of Things)の実証実験を行なっています。

    「IoT」というのは、全てのデバイスがネットに繋がり情報を共有すると言うもの。最近、TVや照明にエアコンなどがWiFiを介してスマホと繋がるということを聞きませんか?
    スマホから帰宅時のエアコンのON/OFFができるなんてのがソレです。

    自動車というデバイスも、将来的には例外では無いと言うことです。ここで一般のガソリン車よりもコンピューター制御が複雑なプリウスは、最適な媒体と言うことになるわけです。

    レース中やピットに戻ってきた際に、車両データを逐一サーバーへアップロードして、スグに分析にかかる。車が帰宅した時に、ガレージ内のWiFiに自動で繋いで燃費や故障箇所をアップロード、瞬時にメーカーや販売店のサーバーにデータが転送されて修理が必要かどうかなどを顧客に通知する、なんて使い方を想定しているのです。

    このプリウスでは、そういった実験を各社が行なっています。Panasoniがスポンサーなのは、当然ハイブリッド用電池の耐久性の実験という意味があります。

    宣伝に関して言えば、プリウスの購入者の平均年齢は60代と高いと言われています。従来の平均年齢が高齢化していた、カローラからの買い替えがメインだと言われているためです。(プリウスが売れるのと対称的に、カローラの販売台数が激減した)

    このため、レース活動によってプリウスのスポーツイメージを前面に出し、20代30代の若い人にも興味を持ってもらうためです。

  • プリウスの方がインパクトがありますからね。

    プリウスGTは結構有名な車です。もちろんエンジンは別物です。ハイブリッド(純正)搭載のタイプと非ハイブリッドのタイプがあります。物凄く速かったり走行中に炎上したりとなかなか面白い車です。

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