トヨタ プリウス のみんなの質問

解決済み
回答数:
16
16
閲覧数:
327
0

EV化の波に乗り遅れて日本の自動車産業は衰退しそうなのでしょうか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

残念ながら今のままなら否定出来ません。
ただし、正確には「EV化の波」ではなく、「脱炭素化の波」でしょう。

2022年の世界EV販売台数は726万台だそうです。
EVよりハイブリッドが遥かに売れている、というイメージを持つ人が日本には非常に多いと思いますが。同じく2022年の世界のハイブリッド販売台数は353万台、プラグインハイブリッドが273万台、合計626万台。HV、PHVを合計しても既にEVの方が多くなっているのです。なお、これらの数字は全て全メーカーの合計です。「トヨタのハイブリッド」だけの数字ではありません。

世界初の量産ハイブリッド車である初代プリウスが世に出たのは1997年。今から26年前の事です。
これに対し世界初の量産EVである三菱i-MeV、日産リーフ、テスラロードスターが2008年。15年前です。しかも、EVトップのテスラは新興メーカー。数十万〜100万台単位で売れるようになったのはここ5年以内の事です。

EVの伸び率がこれだけ高く、単年度ではハイブリッドは既に追い抜かれているにもかかわらず、未だに初期のEVの弱点(バッテリー寿命や充電スポットの数)が今でも何一つ変わらず、将来もそのまま続くという前提であるかのような日本の自動車雑誌の記事とそれを真に受けた多数の日本人。
世界のどこそこでEVが炎上した、充電渋滞が起きた、補助金をやめた。そういう断片的な情報に飛び付いては鬼の首を取ったように「EVはもう終わろうとしている」と得意になる人ばかり。
自説に都合のよい事だけ切り取って根拠としても、何をどう言おうが毎年の伸び率や販売台数など「全体」を見ればはもはや止めようがない動きなのは誰でもわかるのに。

日本以外の先進国でEVが増えているのは発電手段を再生可能エネルギーへ転換しようとしている事とセットです。アイスランドやノルウェー、スウェーデンなどは既にほぼ100%、日本人がウクライナ戦争でロシアの天然ガスが輸入出来なくなってるから電力不足でお先真っ暗、と勝手に思い込んでるドイツが約46%。EU全体の平均が40%。日本より遅れていると決め付ける人が多く中国が約30%なのに対し、日本は約22%。先進国では韓国とともに最下位グループです。

再生可能エネルギーでCO2を排出せずに発電した電気で動く工場で生産されたEVに、同じく再生可能エネルギーで発電された電気を充電して走る。これが、他の先進国が目指そうとしている姿。

日本は再生可能エネルギーによる発電は太陽光以外殆ど進まず、未だに石炭火力発電に頼る。
石炭火力で発電された電気で動く工場で生産されたガソリンハイブリッドで、ガソリンを燃焼させCO2を排出しながら走る方がEVより環境には良い、という奇妙な話をマスコミがたれ流し、EVを忌み嫌う日本。

2035年〜2050年には新車販売が禁止されるとわかっていても、それでもハイブリッドこそ最高、から抜けない日本。
内燃機関車の先行きがかなり厳しいのに、それでも欧米のハイブリッド潰しの陰謀、を繰り返す日本。

それでも日本の自動車産業はますます発展する、という推測がどうやれば出来るのか。想像もつきません。

質問者からのお礼コメント

2023.7.28 13:52

皆様、ありがとうございました。

その他の回答 (15件)

  • その昔の日本は造船、電機、自動車が基幹産業だった、造船が中国、韓国に取られ電機が中国、韓国、台湾に取られた。
    最後の自動車も中国、韓国、に取られそうだ。
    50年前日本がアメリカから造船、電機、自動車を取った時と同じだ。
    後は残った金融で生きるしかない。

  • はてさて、日産は電動車に早くから舵を切った⇒不安が残る。
    トヨタは全方位作戦で、H/BもEVもFCVも燃料車も満遍なく開発を展開している。欧州や中国ではEVの先が見えて来て、焦り始めている。
    まあ、EVと騒いでいるのは、日本潰しが目的ですが、現状ではうまく運んでいない事が見えてきている。まあ、トヨタさんには頑張ってもらいましょう。
    膳個体電池でEVを変えると言う目途も見えてきたところですしね。
    日本国内で診れば、電動車を動かすための電力は原発を10基程度新設しないと脱炭素には成らないし。発電の問題が大きいです。

  • 電力確保が先決ですのでお先走りの国は八方塞がりになるでしょうから日本は大丈夫でしょう

  • そうかも知れません。
    かつて、EV先進国だったと言えばウソつきあつかいされるだろうか?
    たま電気自動車は、1940年代後半から1950年代初頭にかけて、立川飛行機の流れを汲む東京電気自動車株式会社が製造・発売していた、世界で初めて量産された電気自動車。車名(たま号)は工場の位置する地名の「多摩」から命名された。 ウィキペディア

  • EV先進国の中国でEVの雲行きが怪しくなってきたようですので、
    https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10283109950
    を見てください。

1 2
「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。
トヨタ プリウス 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

トヨタ プリウスのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離