ヘッドガスケット、厚みの違いで再セッティング必要？

Question

どういう意味かというと、愛車MR2のオイル漏れ修理のためもあり、ヘッドガスケット交換しようかなーと。
で、いま使ってるのもアフターのメタルガスケットで純正と同じ厚み（圧縮比）のもの。
だから、2回目の交換になるけど、どうもそこのメーカーのカタログ見ると、純正値の厚みのやつは、もう作っていないっぽくて、少し厚めの（0.3mm厚い）物だけがラインアップされている。

カタログ見ると、0.3mm厚いと、圧縮比0.3くらい下がるらしい。9なら8.7,8.5なら8.2みたいに。
こういうとき、ノーマルよりはかなり出力UP側に振ったセッティングのとき、この圧縮比の変化はリセッティング必要なんでしょうか！？

例えば、排気量で言えば、1mmオーバーサイズ入れたとして（2Lなら約50ccアップ）も、リセッティングの必要はないじゃないですか。許容範囲と言う事で。

圧縮比（しかも下がる方向）の変化はどうなんですかね？

ちなみにパワーFC現車セッティングです。

Answer 1

ガスケットが0.3ミリ厚くなることで燃焼室の容積は気筒当たりで1.7ccほど多くなるので圧縮比は0.25ほど(8.5→8.25)低くなります。
圧縮比が下がれば燃焼圧(Pmax)と出力が僅かに低下するので、ノック余裕度は増えることになるので、リセッティングの必要はありませんが、出力の低下を気にされるのなら、ノック余裕度が増えた分だけ燃調の変更や、点火時期の進角も可能となるので、パラメーターの書き換えをするという事でもいいかと思います。

質問者からのお礼コメント

助かりました！