トヨタ MR2 のみんなの質問

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トヨタMR2の名前の由来って・・・

Mはミッドシップエンジン。
2は2シート。

これは分かるのですが、Rが
・リアドライブ(後輪駆動)のR
・ラナバウド(小型車)のR
の二説聞くのですが、どちらなのでしょう?

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ベストアンサーに選ばれた回答

ラナバウトです。



以下はうろ覚えな話なので、参考程度に聞いて下さい。

MR2は、スポーツカーとして開発された車ではありません。80年代の初頭に時のアメリカ・カーター政権が打ち出した、より省エネで効率のいい交通システムの構想にのっとった、新しいタイプの小型車(ラナバウト)として企画されたものです。

無駄に大きく、リアシートに人ではなく空気を乗せて走るセダンやステーションワゴンのいかに多いことか?ならば自動車の基本は、空力特性に優れたコンパクトなボディの2シーターでいい。本当に必要な人だけが後席のある車を持てばいいのであって、そうでなければ必要なときだけレンタカーを利用すればいいのだ‥ということだったと思います。

自動車の普及しきったアメリカならではの発想だと思いますが、アメリカで車を売っている多くのメーカーがこれに乗っかりました。しかし、大統領がレーガンに代わったことでこの構想はうやむやになり、車だけが残ったのです。

トヨタ・MR2の他にもGMのポンティアック・フィエロ、フォード・EXPと双子車のマーキュリー・LN7、クライスラーのダッジ・ランペイジとプリマス・スキャンプ、日産のパルサーEXA(エクサ)、ホンダのバラードCR-Xなどがこの構想の落とし子だと思います(EXAとCR-Xはリアシートがありますが)。これらの車はFWDがほとんどで、ミッドシップはトヨタとポンティアックだけです。だから、駆動方式の問題ではないと思います。

市場に出たあとにこれらの車のいくつかがスポーツカーを標榜したのは、計画の頓挫を受けての方針転換か、開発スタッフの下心のどちらかだと思います。その車の本質ではないということです。クライスラーの2台は後ろを荷台にしたピックアップトラックの体裁で発売されました。これをヒントにお家芸のパロディ精神を発揮したのが、スズキのマー坊ことマイティボーイだと思います。

質問者からのお礼コメント

2014.6.29 12:05

とても詳しく解説いただき、若輩無知ながらに理解することができました!
ありがとうございました!!

その他の回答 (3件)

  • Midship Runabout 2seater

  • カタログでは、『ラナバウド』なのですが…………………

    開発者としては、『リアドライブ』にしたかったらしいです…………………
    多分当時の役所が、ミッドシップ&リアドライブでは…………認可が降りなかったと、想像されますね(-.-;)

  • MR2の名称の由来は、

    MR(ミッドシップ・ラナバウト=
    小型ミッドシップカー)2シーターから

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