トヨタ MIRAI のみんなの質問

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燃料電池、水素電池で動く車の、メリットデメリットをたくさん教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。

燃料電池車(FCV)のメリット、デメリットですか・・・。比較対象をはっきりした方がいいので、ガソリン車、EV(PHVも含む。)と比較して回答します。

【メリット】
■エンジンが無いので、ガソリン車と比べて静かです。
EVと比べた場合は、モーターで駆動するので静かさという意味では同じです。
■ガソリン車と同様に長距離走行が可能。
EVに比べると現時点では明らかに勝っています。
■排気ガスがでない
ガソリン車と比べれば排気ガスがでません。これはEVでも同じです。

【デメリット】
■車両価格が高価である。
現在発売中のトヨタ自動車のMIRAIは723万円で、法人が補助金を利用しても450万円で同クラスの自動車よりも割高です。
■納車に時間がかかる。
FCVの部品のうち、水素を入れるボンベなどは特殊なもので、1日に数個しか製造できていません。ここがボトルネックになっているので、今のところ大量生産が出来ません。
■ガソリン車と比べ車種が少ない。
現在販売されているのは、MIRAIの1車種のみ。例えばワゴンが欲しいという人のニーズにこたえられていません。
■ガスの補給場所がほとんど無い。
ガソリンスタンドが日本で約20,000軒、EVの急速充電設備が9,000箇所とも言われていますが、FCVに給ガスできる水素ステーションは、全国で現段階で50箇所程度。インフラの価格が1箇所4~5億円とEVの急速充填設備が300~1,000万円と比べても明らかに高価であり、また水素ステーションの建設には約1年ほどの期間を要するので、次から次へと出来ていくことはありません。
■ガスの価格が不明。
現在は、水素1kgあたり1,000~1,100円として各社とも販売していますが、あくまでも普及を目的とした外販用の価格であって、コストを積み上げて決めた価格ではありません。卸の価格で既に1,000円もかかっているので、将来的に普及してきたら水素の価格が一気にあがって非常に高価な燃料になる可能性があります。
■ガス欠対策ができていない。
今のところインフラが少なすぎるために、走っているとガス欠を起こす自動車が次々と発生する可能性があります。ガス欠になってJAFを呼んでも、給ガスの設備が無いのでレッカーで引っ張られてしまう運命です。

なお、別の方が回答している「水素を作るのに大量の二酸化炭素を排出する。」とありますが、現在、製油所で原油からガソリン、重油、軽油などを作る際に、硫黄分を取り除くためなどに大量に水素が作られています。この際に、大量の二酸化炭素(炭酸ガス)が発生しますが、これらは回収されてドライアイスやビール、清涼飲料水などに混ぜるために用いられています。現在は、日本国内で製油所が減ってきているので、この炭酸ガスの供給元が減ってきているので、むしろ業界としては炭酸ガスをどうやって確保するのか苦しんでいるところであります。

したがって「水素を作るのに大量の二酸化炭素を排出する。」は、二酸化炭素を必ず捨てるわけではないので、デメリットとは言えません。むしろメリットと捉えるべきかもしれません。

その他の回答 (1件)

  • メリットは空気を汚さない。
    デメリットは爆発力が強いので危険。
    水素を作るのに大量の二酸化炭素を排出する。
    新たに水素ステーションなどのインフラ整備に大量の二酸化炭素を排出する。
    水素製造やインフラ整備を含めるとガソリン車以上に二酸化炭素を排出する。

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