水素を燃焼して走る車について質問です。

Question

今のガソリン車において燃料をガソリンから水素へと置き換えることは可能だと知りました。ではなぜ環境にも優しい水素エンジン車が普及しないのでしょうか。課題と可能なら解決策も教えて欲しいです！

Answer 1

まず、大きな誤解があるようですが、トヨタのミライのようなFCEV（燃料電池自動車）は水素エンジンではなく、水素を使って、発電し、電気で走る電気自動車です。
一般的な電気自動車とは、バッテリーを充電して走るタイプです。蓄電方法の違いはありますが、どちらも電気自動車です。
なぜ、FCEVは普及しないのか、との質問の答えは、他の人がいう通り、ガソリン車、ハイブリッド車に比べ、コスト競争力がない(ミライは710万円〜)、水素充填などのインフラが整っていない点かと思います。

質問者からのお礼コメント

なるほど、勉強になりました！ありがとうございます！

Answer 2

いきなり話が逸れますが、ハンバーグを１個作るのに水を１０００ℓ消費してることをご存知ですか。

たとえば穀物（牛のエサ）の水やり、牛の飲み水、輸送、加工、調理までに大量の水とエネルギーを消費します。マクド○○ドのハンバーガーを食べる度に水不足を急加速させています。

環境意識の高い人にベジタリアンやヴィーガンが多いのはこのためです。穀物を食べれば後の工程を省略できますからね。

同様のことが水素でも言えます。

水素の材料を採り、水素を作り、輸送、管理・充填までの工程で、大量のエネルギーとマネーを消費する。とにかく無駄が多い。ぶっちゃけEVよりも電力を使ってます。

EVなら電気を直接的に使うので無駄が少ないと言えます。

Answer 3

先ずインフラが進んでないのが原因です 充電所が増えて来たら多少は増えますが路線自体EV開発にハンドルを切っているしお金を各メーカー注ぎ込んで来ている為あれもこれもは今半導体不足も有り余裕が無く出来ないのが現状でしょう

Answer 4

各社未だ研究開発中ですょ・・

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01537/00486/?n_cid=nbpnxt_fbed_&fbclid=IwAR0r-JbYmB9orD_5flPQg_x0Es9KMGobIyOmmWCwzpRN69-UJuoSQnyUUGM&fs=e&s=cl

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6d702408e6dfcb9359ccbc0e4283b781a2ecec6

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab0a338128787e16554426d07c625b8f93ec889a

Answer 5

最大の問題は、水素の貯蔵方法です。
現状で利用可能な技術だと、高圧ボンベに押し込む方法と、水素を吸収する水素吸蔵合金の2種類がありますが・・・

※高圧ボンベは。
重量が重く、また大量に車載しようとして高圧化すると爆発の危険があり、高圧容器の取扱いに関する資格が必要になります。

※水素吸蔵合金では。
高圧容器を車載するより遥かに安全ですが、しかし水素を取り出す為にエネルギ―を必要とし、また吸蔵合金が重い上にボンベほと大量の水素を吸蔵しておくことが出来ず、車載用としてはイマイチです。

・・・というワケで、大量の水素をいかに車載するか？がネックになっています。

※更に。
忘れてはいけないのは、水素の販売所です。
水素を大量に貯蔵するのは、上記した様にカンタンではありません。また水素は基本的にガスで、ガソリンの様にドバドバ補給が出来ないので、既存のガソリンスタンドの設備が一切使えません。

※爆発物としての危険度は、実はガソリンほどではありませんが、しかし当然ですが販売施設（ガソリンスタンドの様なもの）では水素の貯蔵・販売に関する設備投資が必要で、また安全基準も厳しく、少なくともEVの充電設備よりはずっとおカネがかかります。
要するに低い設備投資で、水素を保存し必要に応じて販売出来る装置がまだない、ということです。

Answer 6

内燃機関の燃料にするには現在、気体で高圧力で搭載する方法と技術革新中の液体で搭載する方法がありますが、まだまだ、開発途上です。

燃料電池は内燃機関ではありませんが、ミライをみて分かる通り航続距離を一般車並みにしようとすると、タンクの容積ががネックになります。

水素を別の化学式でタンクに保存、逐次水素を取り出し反応させるなどが研究段階であり、それが実現すればタンクの問題は解決するでしょう。

Answer 7

ミライだったかな？４００万円て聞いた事があります。