水素自動車について質問です。 先日の箱根駅伝では大会本部車としてTOYOTAのMIRAIが参加し、FCVの実用化、市販されている事を知りました。 そこで少し調べてみたのですが、以前は水素と酸素？

Question

の混合気をガソリン車同様ピストンで爆発させてエネルギーに変えているものがあったと思います。
あの機構よりFCV方がコスト面や効率、機構そのものの問題などでFCVの方が優れているから実用化されたのでしょうか？
また、あの機構は実用化、販売は難しいのでしょうか？
乱文で読みにくく申し訳ありません。回答よろしくお願いします。

Answer 1

レシプロの水素を燃焼させるエンジンは存じませんが、マツダで水素を燃焼させるロータリーエンジンが研究されていましたね。

結果論ですが開発目標と開発の難易度の設定が燃料電池と比べて不利だったと思います。

効率の違いです
同じ量の水素、酸素から取り出すことのできるエネルギー量が(水素を燃焼させるエンジンより)燃料電池の方が大きいですから。
水素を燃焼させるタイプは水素燃料電池車の実用化の前に実用化するだけでなく、膨大な開発投資を回収しおわって利益を上げる見込みがないと開発の意味がありません

ちなみに燃料電池も水素だけでではなく、空気中の酸素と反応させて電気を起こします


>あの機構よりFCV方がコスト面や効率、機構そのものの問題などでFCVの方が優れているから実用化されたのでしょうか？

コストはともかく、効率ではその通りだと思います

質問者からのお礼コメント

なるほど！やっぱり現在の燃料電池が優勢ですよね…。
マツダのロータリーは初耳でした！
またもう一人の方もありがとうございます！草刈り機ですか、驚きです。
お二人共ありがとうございました！
勉強になりました。

Answer 2

普通のエンジンに水素を吸わせると言う発想はあります
既存のエンジンにもガソリンの代わりに水素を吸わせて動かす事も可能だそうです
細かな名前は忘れましたが水素を今のエンジンに吸わせると壊れるそうです
水素の粒子が小さいので鉄の隙間に入ってボロボロになるとか
それが解決すれば既存のエンジンにも水素を吸わせて動かす事ができると書いてました
現状では水素で動くレシプロエンジンを作る事が困難なのでしょうね
水素エンジンが実用化されると小型の機器（草刈り機とか）も水素化される可能性があるようです