価格以上の価値が得られるV6FRセダン
納車後、3ヶ月、約2500km運転しましたので、車は便利な道具で良いと思っている普通の中年男性の感想です。
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2010.5.23
- 総評
- 価格以上の価値が得られるV6FRセダン
納車後、3ヶ月、約2500km運転しましたので、車は便利な道具で良いと思っている普通の中年男性の感想です。
・前車が10年以上前のカローラGTセダンだったので、そこそこ立派に見える様です。同僚から『もっと(役割相応の)いい車、乗ったら』とは、言われなくなりました。
・運転席からの視認性は、座席の高さを結構上げるとボンネットが見えるので、現在はそうしています。通常の高さですとボンネットが見えないので、寄せる時に不便でした。又、AピラーとCピラーは昔と違い太く、左折時に時折、Aピラーが邪魔ですが、それ程、横に寝ていないので気になりません。
・乗り心地は普通以上です。特に助手席からの評価は良いです。但し、路面が荒れている所では、サスペンションがしなやかに動く感じはしません。今一歩です。
・オルガンペダルのアクセルに関しては、(トヨタの)他車と異なり慣れが必要です。ペダルが重いと言う方が多いですが、普通にアクセルを踏むと出だしが悪い感じや、右左折時に失速する感じがします。そこで、ぐっと踏み込むと、頭や首が動く程の段付きの加速になります。1週間も乗れば、丁寧にアクセルを踏むようになるので、滑らかに出来ると思いますが、雑に扱うといけません。但し、日産車やマツダ車の様に普通に踏んでも飛び出し感のあるアクセルより、このアクセルの方がまだましかなと諦めています。
- 満足している点
- ・6気筒FRセダンとしては、買い得と思います。エコカー減税と補助金で20万円、車両本体価格が先代(10代目)と比べ10万円、計30万円程度、安く買えます。
・このクラスとしては燃費が良い。市街地の通勤(往復15km、渋滞有り)で7.8~8.0km/l、高速主体の遠出で13~14km/lです。尚、通勤時はエコモードとノーマルモードの燃費の差はありませんでした。
・レギュラーガソリンは、やはり気楽ですね。大した金額差ではないと判っていても、ハイオクは、損した気分になります。
・動力性能は、アクセルを踏み込めば一気に加速し、日本国内では充分です。(140km/hの車を追い越す様な事をしない限りでは)
・ハンドリングは神経質に曲がる感じが無く、適度にスローで普通の人に丁度良い設定、但し、最近の軽いハンドルの車と比べると重いですが、男性なら支障ないと思います。
又、FF車で感じる頭の重さが無くって、緩めの高速カーブが続くと気持ち良いですね。(但し、140km/h以上では直進性が悪くなる感じがします)
・ブレーキは、吸い付く感じがあり、普通以上です。
・静粛性は高いです。市街地では発進時を除き、2000rpm以下なので、当然かも知れません。(但し、高架からの雨滴による屋根の音は安っぽいです)
・市街地でも取り回しが良く、横幅も気になる程ではありません。
- 不満な点
- ・後席の膝の前は広いですが、男性が座ると頭の横の空間が狭くて圧迫感がある。
・前後長があるので、狭い駐車場では、切り返しが必要になった事。
・ワイパーが立たないので、拭く時に不便。
・トランクを閉める時、軽く閉めると跳ね返って閉まらない(強く閉めれば、大丈夫ですが)
・250Gのシート生地の質感が今一歩(但し、3500ccのプレミアムは上質なんですが)
・私の車だけかも知れませんが、オートエアコンが一気にフル稼動する時、ハンドルに振動を感じますね(逆に言えば、FFと違って、それ以外ではハンドルの嫌な振動は皆無です)
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験