トヨタ マークX 「元祖ハイソカーの血統 １９８０年代から当時の若者の間でハイソカーブームが起こった。その中心になったのがマークⅡ、チェイサー、クレスタの３兄弟だった。 」のユーザーレビュー

元祖ハイソカーの血統 １９８０年代から当時の若者の間でハイソカーブームが起こった。その中心になったのがマークⅡ、チェイサー、クレスタの３兄弟だった。

2007.12.26

総評

元祖ハイソカーの血統
１９８０年代から当時の若者の間でハイソカーブームが起こった。その中心になったのがマークⅡ、チェイサー、クレスタの３兄弟だった。
その血統を引き継ぐマークＸは、比較的安価に高級感を味わえるというコンセプトを持っている。
それはとても良いことで、見栄え、走り、内装、居住性など、どれをとっても合格点を与えられるクウォリティーを持ち中堅層を満足させてくれる。
冠婚葬祭、遊び、仕事、何に使っても違和感の無いキャラクターは貴重である。また、高級感を感じさせながら贅沢だとは思わせない微妙な位置をうまく保っているところも見逃せない。
非常に細かい所の長所短所や個人の嗜好を増大させているコメントが良く見られるが、一般ユーザーはそこまでマニアではないのである。ましてその家族や知人は大して車に興味のない人たちがほとんどである。そしてそのほとんどの人が評価し満足してくれる車の一台にマークＸを挙げることが出来る。
ドライバーズカーとしても、高速道路や郊外の道を流れに乗って走ったり、観光地を回ってみようという語句普通の使い方で不満の出る車ではない。
どんな場所でも場面でもそこそこ使える車がこれだ。

満足している点

○見栄えが良い。周りの人の評価が高い。しかも、それに比較すると割安感がある。ただしベーシックなグレードを選択することがクレバーであることを意識しておきたい。
○乗っている人が多く目立たない。「○○を走っていただろう。」などと問われてもシラを切れる。冗談に仲間内では「不倫をしてもばれにくいくるま」ともいわれている。
○リセールも安定している。トヨタとしての安心感は大きい。

不満な点

○次に乗り換えるときに、家族がマークＸに満足するだけに、エンスーな車には非常に行きにくくなる。
○一部の（生活の中ではマイナーな）車好きの仲間と話すときにファーストカーとして使っている分には、話題に上らない。自分の車がランチャデルタで家族用にマークⅩを所有しているなんて言うのが理想。
○早々飛ばす人ばかりではないのだから、２リッターをラインアップに残すべき。
徹底的にクウォリティーやスポーツ性等を追求している車ではないので、あら捜しコメントはあまり関係ないし、的を得ていることも無い。
無難で安く満足度も高く周りからも評価されるという、何拍子も揃った車だ。この車が気に入ったのなら何も心配なく買っても失敗などということはなく満足するだろう。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験