0か10か
これだけ極端な車は他にないと思います。
内装や装備に限れば、もはや『化石』です。私のはLXですからウィンドーすらアナログ(手動)です。快適
2010.1.4
- 総評
- 0か10か
これだけ極端な車は他にないと思います。
内装や装備に限れば、もはや『化石』です。私のはLXですからウィンドーすらアナログ(手動)です。快適性を少しでも求めるなら、誰一人として乗る人はいないでしょう。
しかし、耐久性や信頼性のみを求める方ならば、これだけ心強い相棒はいません。
正に『陸の帝王』です。
私のはロングながら5気筒の3.5L(1PZ)エンジンですが、前のオーナーがタービンを後付けしているため、パワー不足は感じません。また、シートもレカロに換装してあり、長距離も楽々です。
H5年、17.7万㌔走行で100万円近いプライスタグがついていましたが、心配は無用でした。
今のところ故障どころか、異音すらしません。この車には走行距離など目安にもならないようです。しかし、さすがに整備履歴を見ると、噴射ポンプ他、少々の部品交換はされているようです。
まぁディーラー車検をされていたようなので、予防として交換したかもしれませんが。
4ナンバーという維持費の安さで、魅力度はさらに高いです。
快適さを求めるなら、絶対に80か100/200あるいはプラドをお勧めします。
多分、極限の領域(機関銃を載せて戦場を走行する、アフリカやオーストラリアの大地を走りまわるなど)にまで達していない限りは70を必要とするシーンには遭わないでしょう。
だからこそ70を所有したいという方でなければ、これはもはや日本に必要な車ではありません。
評価の満足度は、5か1です。しかし内装と装備の満足度は1というよりは『評価しない』と言ったほうが正解でしょう。
- 満足している点
- ・この車に乗る限りは、全てが長所になり得る。
普通の車と違って、長所を何とか宣伝し、短所はオブラートに包むような事はしない。
見たまんま。「嫌なら乗るな」と言わんばかりの押し出しの強さ。
そもそも期待をしないので、短所は無くなると思われる。
・他の方も書かれていましたが、海外の風景でよく見かける事です。
ランドローバーのディフェンダーと一緒に、サファリパークを疾走する姿など見ると、感激します。それだけ世界を股にかけるすごい車なのだと実感します。
・ただただ信用できるという事。
実際永久に壊れない車などないと思いますが、20万㌔近くを走ってもなお、色あせない魅力を漂わせるのは、ランクルしかないと思います。
とりわけ70は外見がすでに古臭く、この形しか存在しないので、陳腐化することもありません。
・踏み込まなければあまり黒煙は出ない。
以前H8年式のいすゞ・ミューに乗った事がありますが、黒煙が多かった気がします。
メンテのせいもあるかと思いますが、昔の車にしては上出来かと思われます。
また、後付けターボを積んでいながら、待ち乗り8~9km、遠出10kmといった具合です。
- 不満な点
- ほとんどありませんが、あえて挙げるとすれば・・・
・中古車価格がプレミアム過ぎる。
この車をトラックと思えばいいのかもしれませんが、いかんせん昭和の年式でも80万近くしますので、それも何だかなぁ・・・と感じる事もあります。
・乱暴な乗り方をすると目立つ。
ほとんど見かけないので、独断と偏見になりますが、乱暴な運転をする人が多いように感じます。
また最近はカスタムカーも流行っているせいか、やたらとぶっ飛ばす人がいます。
踏み込むので黒煙も吐き出してしまいます。
目立つ車なので、余計にそういうのが目につきます。
車自体に望むべく事はありませんが、上記のようなところが気になります。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験