トヨタ iQ 「提案としては古いが実車化できたトヨタ 私はこの車に必ずしももろ手を挙げて賛成もしなければ、素晴らしいとも思わないし、わくわくして欲しいとも思いません。」のユーザーレビュー

提案としては古いが実車化できたトヨタ 私はこの車に必ずしももろ手を挙げて賛成もしなければ、素晴らしいとも思わないし、わくわくして欲しいとも思いません。

2009.1.11

総評

提案としては古いが実車化できたトヨタ
私はこの車に必ずしももろ手を挙げて賛成もしなければ、素晴らしいとも思わないし、わくわくして欲しいとも思いません。
ただいろいろな提示（実験を含め）をモーターショーで示す事は各社、簡単であろうがそれを実車化して、しかも破綻なく車として成立させ、しかもただ出て来ただけではなく意味を持たせ（それが後付けであろうとも）発売までちゃんと成立させた事は最近評価しても良いかなと思う様になりました。
この車は誰が考えても現代の大都市圏でのシティーコミューターを狙ったモデルです。
ヴィッツ、マーチがあるじゃない？よりももっと未来的で新しいと思われる提案をしたかった。いわば最初はスタディーモデルだったはずである。そしてそれで終わるはずだったかもしれないが、時代がこの車を成立させたという感じがします。

満足している点

狭いという事は言わなくてもわかりますが、狭い。でも一人なら充分。二人なら実用（若くても、また今回は老夫婦もターゲットになっているかもしれません）。若夫婦と子供一人なら大丈夫。
狭い＝危ないと言われないように安全をトヨタ基準で頑張っています。
デザイン　少し稚拙な感はありますが、7割がたの一般庶民が少しすっきりしていて格好悪くないと思う絶妙？なデザインです。
VSCもこの小さな車につけてCMでもアピールしていましたが、この車のアピールポイントが安全と大都会での小ささと経済性でしょう。
軽とは違うと明らかにアピールしたいのでしょう。

不満な点

これでハイブリッドならトヨタ的で手放しでありだと賛成したかもしれませんが、スペース的に今の技術（充電池も含めて）では無理だったのでしょう。
この車の提案は時代（不況、環境保護、核家族から個人への更なる家族の分裂化など）にたまたま？またはトヨタのマーケットの絶妙な読み？によりトヨタが当初考えていたより時代にマッチしていると思われるコンセプトである様に思えます。
じゃー売れるのか？面白いと評論家の人は思うのでしょうか？私は爆発的には売れないと思います。軽自動車に圧倒的に有利な法がネックにもなると思います。
もう一つこの車はトヨタにとって最終目標段階の車ではないと思います。この100年に一度の不況でトヨタ創業以来初の赤字決算のこの難しい時代になり、市場に出してマーケットを探る重要なテスト車両であると考えていると思います。
決してコストをかけて造られた車ではありません。手持ちのトヨタ得意の技術を集結させてできた車です。ただ決して価格は高くはないと思えるほどの安全装備は付いています。
しかし評論家諸氏に評判の高いこの車ですが、未来が垣間見える点で凄いとも言えますが、こんな車ばかりでははっきり言って私の様な昔からの車好きは我慢できません。素敵な未来を予感させたい売り側の思惑とは裏腹に、嫌な世の中になるな、未来の車はこうなってしまうのかなとネガティブな思いも予感させられる車であります。それは小さな頃マンガで見た様な未来都市を空飛ぶシティーコミューターが自動で運んでくれる便利な未来への第一歩の様な気がします。
車とは何なのでしょう？便利で経済的で安全に移動できればいいのでしょうか？
そうはいっても環境もやはり気にはなります。
この車とは全く関係ない事まで最近この車は考えさせてくれるのです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験