試乗 高級コンパクト商用車 レンタカーで
一番後ろまで移動すると、後席の足元は全くスペースがありません。 助手席の方はやや前にしておいても足元には余裕
2009.1.11
- 総評
- 試乗 高級コンパクト商用車 レンタカーで
一番後ろまで移動すると、後席の足元は全くスペースがありません。 助手席の方はやや前にしておいても足元には余裕があるはずなので助手席の後はなんとか乗れそうです。
内装の質感は、とても高いですが、店舗から出発して右車線に車線変更しようと、右斜め後を目視しようとしたのですが、全く見えません。右車線に移ろうと目視する場合は、運転席の窓から右後を確認しなければなりません。左後方の視認性はいいのですが、運転席と後席の間のピラーはでかすぎて邪魔です。
動力性能ですが、1000ccCVTもトヨタの特性が強く出ています。1cm以上踏まないと発進しない、40km/hでアイドリングすれすれの回転数に急激に落ちる、20km/hのエンブレは全くありません。今回の試乗コースはほとんど平坦な片側2車線の道路でした。3気筒ながら、DOHCということでなかなか速いです。初代1000ccヴィッツよりも断然速く、車内に入るエンジン音は小さめに抑えられています。のぼりでは分かりませんが、平坦なところでは、80km/hまではあっと今に出てくれます。かなり強風でしたが、smartよりは風の影響を受けないように感じました。あまりスピードを出さなければ、強風の中でもそこそこ安心して走れます。前に車が走っておらず、警察もいないっぽかったのでどこまでスピードが上がるか試してみることにしました。130km/hまで到達したところで前の車に追いついてしまいました。80km/h~の加速は緩やかですが、確実に上がってくれます。シミーを起こしませんでしたし、風きり音も全くありませんでした。所有している現行型のマーチは最近、100~120km/hでシミーを起こします。
店舗に戻ってボンネットを開けてみてびっくりしました。フロントは短いから、エンジンルームは空がなくみっちりかと思いきや、先の方はだいぶスペースがあります。カタログももらい後で見ましたが、エンジンの配置位置、ギアボックスの配置位置、エアコンユニットの小型化、運転席と助手席の非対称配置、ガソリンタンクの形状工夫により、前席、特に助手席のゆとりは抜群です。
実際に乗って、いろいろ見て、140万からの価格帯も納得ですが、やはりもうせめて20万安いグレードもあった方がいいと思いますし、高級コンパクト商用車、レンタカーのコンセプトでトヨタが発売し始めた車だと実感しました。
- 満足している点
- 外観は、バックのデザインをもう少し良くして欲しかった思いますが、このボディーサイズでタイヤが大きいせいか、SUVっぽく見えるところが、時におぉ~かっこいいと思うときと、んっなんかかっこ悪くね、と思うときがある。
ドアの閉まり音は、3つとも大変高級感がある。
シートのリクライニング、前後の移動もとてもしやすく、非常に良い出来。
内装の質感は、とても高い。
動力性能ですが、3気筒ながら、DOHCということでなかなか速い。
初代1000ccヴィッツよりも断然速く、車内に入るエンジン音は小さめに抑えられている。
のぼりでは分かりませんが、平坦なところでは、80km/hまではあっと今に出る。
かなり強風でしたが、smartよりは風の影響を受けない。
あまりスピードを出さなければ、強風の中でもそこそこ安心して走れる。
80km/h~の加速は緩やかですが、確実に上がる。
シミーを起こしませんでしたし、風きり音も全くない。
フロントは短いから、エンジンルームは空がなくみっちりかと思いきや、先の方はだいぶスペースがある。
カタログももらい後で見ましたが、トヨタはやはりすごい。
努力を惜しんでいない。
エンジンの配置位置、ギアボックスの配置位置、エアコンユニットの小型化、運転席と助手席の非対称配置、ガソリンタンクの形状工夫により、前席、特に助手席のゆとりは抜群。
- 不満な点
- 運転席、助手席を一番後ろまで移動すると、後席の足元は全くスペースがない。
右斜め後の目視不可。
左後方の視認性はいいのですが、運転席と後席の間のピラーはでかすぎて邪魔。
実際に乗って、いろいろ見て、140万からの価格帯も納得ですが、やはりもうせめて20万安いグレードもあった方がいい。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験