トヨタ ハリアー 「高齢者でも十分楽しめる車に仕上っている。...」のユーザーレビュー

高齢者でも十分楽しめる車に仕上っている。...

2003.4.23

総評

高齢者でも十分楽しめる車に仕上っている。
車の評価は車両価格・維持経費とのバランス（コストパフォーマンス）でなすべきであり、そういう意味ではおすすめ度「10」とした。
１）退職をまじかに控える年令になると、残りの人生であと何台の車に乗り換えられるか？という寂しい発想が生じる。遊び感覚や高級感にも未練がある一方で、維持費など経済性も考えなければならない。色々なタイプの車を慎重に比較検討した結果、この車を選んだ。一週間、1,000kmの走行を体験してみて、コストパフォーマンス的に優れものであるとみている。高齢者の方のハリアー仲間が増えることを期待している。
２）この車には「燃費表示（瞬時と平均）」メータ機能がついている。これを上手に活用すれば、経済的な運転をマスターできるはずだ。これは経済性だけでなく、乱暴な運転が如何に浪費につながるかをも実感できるはずである。若い人の交通事故防止にも役立つことを期待している。
３）燃費は思いのほかよかった。その実績データは次のとおり。
仙台－東京（都心）－相模湖　往復1,000kmでの実績：市街地7km/L、高速10.8km/L、平均10.3km/L
以上は高速道が80%程度での実績であったためよい数値となっているが、通勤、買物、ドライブなど一般的な生活での走行でも、8km/L以上は確保できるのではないかと推定する。この種の車としては上出来だといえる。
４）新車乗換えで相当高くなるだろうと覚悟していた自動車保険が、7年間乗った3000ccのセダン（新車時300万円クラス、料率５）よりも安くなったのは意外であった。これは安全設備（盗難防止も含む）など充実しているためという。ただし、新型ハリアーのように新しく出た車については、事故実績が無いため、とりあえず排気量で料率（今回は３）を決めている。一年後に実績を見て新たに料率を設定することになるため、保険料がアップされる可能性があることを知っておく必要がある。
いずれにしても車の選択は価値観をどこに置くかで決まるのであり、第３者の意見に左右されるものではないことを自覚すべきである。

満足している点

従来はセダン系主体に乗り継いできたが、退職を控えて、敢えてこの車に挑戦した。納車後、一週間で1,000km走行したが、この車にして良かったと実感している。
１）走行性能：今回3000ccセダンから乗り換えたが、急発進・停止、急ハンドルなど荒っぽい運転を嫌う自分にとっては、市街地、上り坂、高速道路いずれにおいても、運転性能は十分であり、2.4Gのパワーに満足している。
２）静粛性：加速時を除けばエンジン音も気にならず、高級車としてのクルージングが楽しめる。120ー130km/H走行（内緒！）でも全く問題無い。
３）インテリア・装備：購入検討段階から、十分チェックしたが、トヨタ車として自慢できる高級感あふれる内装・装備で仕上っている。
４）燃費：比較的重い車にもかかわらず、丁寧な運転をすれば、経済性も良いといえる。

不満な点

下記は承知のうえ購入したので自分としては納得しているが、購入者の御参考になればと思い敢えて列挙する。
１）車幅が1.84ｍあるので、市街地での駐車に苦労する。
２）車高が高いため、妻はスカートでの乗り降りは難しいと。
３）右折時、太いピラーと大形のドアミラーにより、横断歩道中の人の姿が一瞬消えるなど、視界に盲点が生じる。特に背の低い女性などは注意が必要。
４）タイヤサイズが新設計？のためか、まだ店頭では見かけない。相当割高になるのでは?　スタッドレスなどタイヤ入れ替え時の経費負担が重くのしかかってくる気がする。
５）大きいので洗車を自分でやろうとするとが大変だ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験