クラウンセダンについて質問です。 1Gエンジン搭載車で、コンフォートみたいなボディのクルマのことです。

Question

フェンダーミラーが似合うクルマに乗ってみたいと思ってクラウンセダンの中古を検索すると、リア周りが違うクルマがありました。
それは150系セダンと解り、より私の好みだと感じましたが、コンフォート系と比べての差異、特徴、エピソードなどあれば教えてください。
宜しくお願いします。



#クラウンセダン

Answer 1

クラウンやセドリックなどのノッチバック型タイプのものは基本的に「ハードトップ(主流モデル)」「セダン(保守タイプ)」「営業セダン(タクシー)」とがあり、それぞれ同時期にモデルチェンジしてきました。しかし、メーカーが一番チカラを入れてるのがハードトップであり、セダンや営業車はそのうちモデルチェンジされなかったりしてきました。そのうち、ハードトップがセダン化したせいで本家本元のセダンが無くなったりして、でも営業セダンは無くすわけにいかない。だからずっと古いままだったり、別の車種を当て込んでそれっぽくしたりとか色々あった時代が150系の頃です。
150系クラウンてのは、10代目クラウンです。それのセダン。なんですが、いわゆるこれが「保守タイプセダンとしては最後のクラウンセダン」となります。
11代目モデルになると、主流モデルがセダン化したので「元々のセダン」が消滅します。だけど、今までの「イメージとしてのセダンタイプ」の使用者むけに登場したのが「コンフォートをベースにしたクラウンセダン」です。コンフォートは80型マーク2がベースなので、１１代目クラウンセダンながら、１０代目クラウンセダンより古い設計となりました。11代目以降は、本家クラウンとは別路線の車になっていきました。
コンフォート自体は１５０系クラウンの時代からあって、クラウンのDNAを持たない車で、「コンフォート、クラウンコンフォート、クラウンセダン」の3兄弟です。150系セダンと雰囲気似てますが全くの別車です。
とにかく、「クラウンセダン」という言葉がややこしくて。ハードトップの相方としての「クラウンセダン」、「主流モデルがセダン化したのでクラウンセダン」、「コンフォートの上級モデルとしてのクラウンセダン」、「ノッチバック型を総じてセダンという点でいえば全ての4ドアクラウンがセダン」と4つもあります。