ニックネーム非公開さん
トヨタ クラウンハイブリッド
グレード:ハイブリッド“スタンダードパッケージ”(CVT_3.5)
2008年式
乗車形式:マイカー
このモデルは、やっぱり国内モデル最強のストロングハイブリッドです。2回目のレポートです。
2010年2月に、丁度マイナーチェンジで現行モデルに移
2011.1.14
- 総評
- このモデルは、やっぱり国内モデル最強のストロングハイブリッドです。2回目のレポートです。
2010年2月に、丁度マイナーチェンジで現行モデルに移行するタイミングでクラウンロイヤルを手放す事になり、新旧比較した結果、マイナーチェンジ前の''S''パッケージを購入しました。
このモデルが現行のクラハイに比べて良いと思った点は、スタイリング、ハードな足回り、シート表皮以外は現行で言えばGグレード同一のフル装備が標準で搭載されていたところです。
この1年間は走行距離が伸ばせず、1月にようやく2,000kmを超えたところでエンジンオイル/フィルター交換を実施したので、初期慣らしも無事完了。先日、7割程度まで持てる動力性能を解き放って高速道路を走行してみましたが、これは凄い・・・。これで慣熟走行を終えたら、これまで使用を控えていたSports-Modeを試してみたいと思います。
Eco-Modeで我慢して来た中でも、一番のインパクトはクラウン史上最強のパワー。THS-IIは通常のATともCVTとも違って、加速フィールで言えばシフトアップの様な段付きが無く、その気でアクセルオンするとリミッターまでトルク一定で一気に加速して行きます。
リミッターが有ると、このクルマは動力性能の半分程しか使えません。これでSports-Modeに入れて全開にするのが、今から待ち遠しいです。
一方で、高速を80~90km/hで流す時や街中での一般走行では、ハイブリッド機構の優位性を充分に発揮し、スムーズで振動が無く、その静寂性はカルチャーショックです。是非一度、試乗して確かめてみてください。
- 満足している点
- 【外装面】 迫力のあるアスリート基調のフロント廻り、クリアレンズのヘッドライトとリアコンビライト。
【内装面】 初回のユーザーレポートでは9代目クラウンのそれと比べて不満な点に挙げたファブリックシートは、乗り込んで行くうち、そんなに悪くないと思う様に・・・。勿論室内の明るさは狙った通りだったものの、特に後部座席の居住性はさすがにクラウン。疲れず、ゆったり時間を過ごせます。
【装備面】 上級車種と標準装備が同一だという点。イージークローザーは前後ドアとラゲージドアの両方が、手動式リヤドアサンシェードも標準装備。2010年MC後の車体はオプション/設定無し。
【取回し】 ギヤ比可変ステアリング。例のリコールも、クラハイは対象外。
【性能面】 静寂且つクラウン史上最強のパワーを併せ持つTHS-Ⅱハイブリッドシステム。
- 不満な点
- 【内装面】 初回のユーザーレポートで挙げたシートについて、使用してみて印象が好転し、その分評価点が上がりました。
然し、コストダウンによるその他の部分的にプラスチッキーな内装は、やはり600万円クラスに相応しいとは思えません。
【性能面】 ハイブリッドシステム搭載車であるが故の、現状では宿命とも言える車体の重さ。一般的な走行では非常にスムーズ、パワーを開放した際の動力性能は怒涛の一言であるが、車体に負荷を掛けてコーナリングして見ると、やはり重さが走りに影響している点は否めない。
今回、走りに幾らか変化を期待して、1年目検査と同時にボディダンパー他を搭載してみましたので、このインプレッションを含め、次回特に走りの部分でレポートを掲載してみたいと思います。
ショートインプレはブログアップしましたが、コーナーでのステアリング操作に対して足回りがリニアに追随し、切り直し時にも、より軽量ボディのクルマの様にパっと方向が決まってブレない感触になりました。
更に直進時の挙動は、遅いペースの一般道ではこれまで通り重い車体故の動きにあまり変化は無く、一方高速道路での積極的な走りでは、道路の継ぎ目の振動が一瞬来て、その後ブレず、直進性向上が確認されました。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験