トヨタ アクア 「前方視野角が」のユーザーレビュー

前方視野角が

2019.10.22

総評

全体的には悪くないが、
Aピラーによる視界の問題、
電子ブレーキのコントロール性の問題、
ABSが作動しても、油圧でパッドと繋がっていない為に、ブレーキペダルへの反力がなく、ABS警告ランプで作動を遅れて知る、
減速中の道路の繋ぎ目の段差などで回生失効によりブレーキのすっぽ抜け、
などなど
ノロノロと低い速度で走行していれば解決する問題ではないので、この辺りを、どう受け止められるかで評価が分かれるかもしれません。

満足している点

アクセル操作に対して、反応が良い。ワイヤースロットルのMT車から乗り換えてもまあ許せれる範囲。モータートルクのおかげか、微妙な操作に対して、きちんと反応する。ここの部分は、省燃費純ガソリン車のCVT車より優れているかも。ただし、アクセルの踏み込みが半分？以上から全開の領域では、普通のCVT車と同じくワンテンポ遅れる加速になります。絶対的なパワーもありません。

不満な点

前方視界が悪い。具体的に言うと、Aピラーより前のフロントガラス越しに見る視界の左右の見開き角度の範囲、つまり前方視野角が狭い。視野角が狭い理由は、デザイン。ルーフから降りたAピラーの付け根が車体前方へ伸びた位置にあり、Bピラーとの距離は、意外にもFIT2と同等レベル。そして、車体を真横から見た時のAピラーの角度は結構寝ているので、ドライバーの目線の位置から前方へ、ぐい～んと伸びたAピラーが視界に入る。この為に、前方視野角の狭さのみならず、死角になっている範囲も実は広い。よく前方視界について語られる時に、Aピラーの太さや、どんな車でも死角は存在するなどの意見を目にしたりします。確かにその通りですが、私が死角について重要だと思うのは、死角の範囲の大小ではなく、死角が存在する位置です。Aピラーが前方に伸びている場合、左右方向は、頭をずらしながら、Aピラーより手前のサイドガラス越しに見ることになりますが、これ、夜の雨天時や、雪の日などほとんど見えません。フロントガラスと違ってワイパーなんてありませんから。問題点はもう１つ。右左折時の安全確認の際の視線移動です。曲がりながら、視線は、サイドガラス越し→Aピラーまたいで→フロントのように、常にAピラーをまたいで行ったり来たりにならざるを得なく、見えなくなる瞬間が発生する為に危険です。死角の範囲が小さければさほど気にならないかもしれませんが、寝ているピラーの為に死角の範囲は結構大きい。人や、バイク、軽自動車などは死角にすっぽり入ります。峠道では右コーナーでセンターラインや対向車線はほとんど見えません。初めて通る道などでは、コーナーの曲率すら全く分からず、怖くて安全に走れたもんじゃありません。直進時、左右の路地からの飛び出しがいないかの確認の際は、ちょうどAピラーの死角になって全く見えません。
フロントガラス越しでは、タイミングが早く、サイドガラス越しでは、そのタイミングで気付いても回避行動不可能で手遅れです。ギリギリ回避出来るタイミングで見えません。
田園地帯、見晴らしの良い十字路で直角左方向からの車と衝突なんて信じられないこともありえます。、気にならない人って多いから売れてるんでしょうか？昔に比べて、センターはみ出しや、狭い道路のすれ違いで寄せるの下手な人が増えた気がしていますが、自分が道路上のどの位置にいるのか気にならないから、視界が悪くても気にしていない？

デザイン

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走行性能

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加速は、ゼロ発進から60キロ辺りまでは、意外に速く必要十分かなと。ロール角も抑えられているのでコーナリングも悪くないですが、路面状態が良いところ限定。

乗り心地

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ふわふわするわりに瞬間的な突き上げには、突っ張りガツンと衝撃が。ビル足とは正反対。接地性は高くはない。

積載性

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ほとんど荷物は載せないが、奥行き方向は、そこそこの長さがあり、コンパクトカー標準かと。

燃費

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15～16kmぐらい

価格

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故障経験

なし