トヨタ アクア 「燃費と乗り心地が魅力」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

工藤 貴宏
工藤 貴宏(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
4
走行性能
3
乗り心地
5
積載性
2
燃費
5
価格
5

燃費と乗り心地が魅力

2023.11.28

年式
2021年7月〜モデル
総評
燃費の良さを求めるなら、こんなにふさわしいクルマはありません。でも新型はそれだけじゃなく、加速感や運動性能、そして乗り心地などクルマとして大切なことをしっかり伸ばしてきたのは高く評価するべきポイントだと思います。
満足している点
とにかく燃費。凄すぎます。先代からの乗り換えであれば、乗り心地が良くなったこと、「走る曲がる止まる」といった基礎的な運動性能が大きくレベルアップしたこと、そして後席の居住性が高まったことなどを実感できるでしょうね。コスパの高さもすごい。
不満な点
不満点……ってあるんでしょうか?もしかすると後席や荷室が狭い……という人もいるかもしれませんが、それは「大きな車を買えばいいのでは?」というだけに過ぎませんしねぇ。「ハイブリッドではないガソリン車が選べないこと」とか言ってみましょうか。かなり的外れな意見ですが。
デザイン

4

スマートでいいと思いますよ。同門のヤリスに比べると伸びやかだし、側面の造形もシンプルでいいですよね。もっとやんちゃな仕立てを求めるのであれば「アクアGRスポーツ」をどうぞ。
走行性能

3

ヤリスと同じコンポーネントを使ったモデルだから悪いわけありません。パワートレインは従来モデルよりも力強くなると同時に加速感が気持ちよくなったことに感銘。アクセルを踏んだ時の反応が、とてもよくなりました。操縦性は、ハンドリングという意味ではパッとしなかった先代と違って、ドライバーの意のままに走れる感覚が高まったのがいいですね。
乗り心地

5

この世代になってグッとよくなりましたね。「ずいぶん乗り心地のいいクルマだなあ」と思うほどです。これは満足感が高いでしょう。
積載性

2

コンパクトカーとしてはまあまあ積めますといったところ。FFモデルであれば床が意外に深いし、仕様によっては床が二重底になっていて後席を倒した状態で床の段差をなくすとともに、状況に合わせてアレンジできるのも便利です。
燃費

5

もっとも燃費のいい仕様では、WLTCモード値35.8km/L。もう笑うしかない領域です。「そんなのカタログだけ」と思うかもしれませんが、普通に走っても簡単に30km/L以上を叩き出すのだから、にわかには信じられないほどです。凄すぎ。
価格

5

高度なハイブリッドを積むハイテクマシンがアンダー200万円からって凄いですね。これはバーゲンプライス以外の何物でもないでしょう。ただ、「B」は装備を徹底的に絞った営業車ターゲットのグレードなので、買うなら装備が充実する「G」あたりがオススメです。とはいえ223万円なのだからコスパ高すぎ!
工藤 貴宏
工藤 貴宏
自動車ジャーナリスト
1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員
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