テスラ モデルS 「史上最高の車かな、でも」のユーザーレビュー

史上最高の車かな、でも

2015.10.4

総評

史上最強、世界一の車だと思う。

重心の低さからのハンドリングの良さ、‪IoT‬ のコンビニエンス、加速、乗り心地。なによりも、固定概念をぶっ壊し、物理学的合理性を大事にした ‪ElonMusk‬ 氏のこだわりに拍手を送りたい。

Tesla Japan の問題解決能力向上に期待したい。　

満足している点

走行性能、乗り心地、積載量、日帰りを前提の電費（容量）。
IoT を含め、既存の自動車概念を吹っ飛ばした、機能や実装。

不満な点

近年の体験から、P85Dに欠けている、まあしかし、しょうがないかなと思うのは：

ーしっとりと官能的な ‪パナメーラGTS‬ の内装と排気音。
ーカイエン(SUV)からの眺め、
ーケイマン：ミッドシップの機敏さ、
ーSLの開放感、
ーM5(E39)の野蛮さ、

シートベルト警告が、スクリーン全面に出て、バックモニタを隠す。かえって危険。

Tesla Japan の不甲斐なさ。　

デザイン

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走行性能

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加速は、オーバークロックした新幹線みたい。　踏み込むとショック、スリップ、ノイズなどなしにただただ速度が上がる。加速をenjoyではなく、目的を達成する感じ。

都内をゴルフカートの感覚で移動できる。　（駐車場は問題だけど）

右ハンドルだと、左手で全てのタッチパネル操作が必要。　左ハンドルの方が良いでしょう。

乗り心地

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エアサスペンションは、普通に良い。　

パナメーラの方が良かった。　運転手付きのサルーンの方が良かった（当たり前）というパッセンジャーもいるが。

下記の理由でハンドリングは良い。
ー重心が低い事
ータイアがロープロファイルであること
ーまた車幅が広いこと

ケイマンのような一体感はありませんが、パナメーラに似てるかも。　急カーブでは、パナメーラよりロールが少ないように思える。

積載性

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これもパナメーラと比べると、数割アップ。　フランク（前のトランク）が便利。　大きなクーラー(外寸:36×57.5×32.5cm)がちょうど入る。

燃費

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電費は十分。　毎晩充電しておけば、東京から高崎、沼津ぐらいまでの出張は問題なし。　

価格

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故障経験

(UPDATE 12/2015)

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HPWC (壁付け充電器）に納車時から問題があり、満足に充電できない状態が4ヶ月続いた。　原因は不明だが、Clipper Creek (Roadstar 時代からのOEM 充電器）に変更したところ問題は解決！　ごくろうさまでした。
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背景：キュービクルにある単相200V のトランスから 38sq mm のケーブルで数十m配線して、100A ブレーカを通じ、HPWC を設置。

問題：三相200Vの違うトランスに接続されたTOSHIBA 製のエレベータ（10年もの？）が駆動すると、HPWC のコンタクタがトリップして充電が停止する。HPWC にはエラーが表示されない。　電圧ロガーで計測しても198V RMS 以下の電圧降下は起きていない。　HPWCは交換済み、Tesla Japanの試乗車でも再現。

対応：自腹で高周波フィルターを準備したが解決せず。　Tesla Japan に AC パワーアナライザー等の計測器の用意を含めたエスカレーションお願いするも、実現しない。