フォルクスワーゲンの米国での不正による日本販売への影響に関して。

Question

以下のようなニュースが発表されました。

フォルクスワーゲン（ＶＷ）は、米国の排気ガス規制に関する検査での不正行為を認めた。巨額の制裁金に加え、刑事訴追を受ける可能性も出てきた。

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6174918

あくまで米国での話ですが、「不正行為をして検査を通した」ということは事実です。

上記の事件はフォルクスワーゲン、アウディの日本販売に影響をあたえると思いますか？

皆様のご意見をお聞かせ願います。
宜しくお願い致します。

Answer 1

今回の件では2兆円を超える制裁金が課せられる可能性があると報じられていますが、↓の記事によればVWの2014年12月期の営業利益（＝粗利）は約1.7兆円ですから、2兆円となれば1年分以上の粗利額に相当します。

http://response.jp/article/2015/03/02/245468.html

これだけ多額の制裁金を喰らえば、当然ですがVWは財務的に逼迫し、経営は傾きます。日本における販促予算を削減されたり、お金のかかる新モデルの投入を見送るといった動きが出て来て、結果としてVWのセールスに影響を与えると思います。

脳天気な「ゴキゲン・ワーゲン」のコピーも、こうなってしまうとＫＹの極みで、もうさすがに使えませんし、数年来オオカミ少年状態で、やっと具体化した日本へのディーゼル車の投入も、しばらく見送らざるを得なくなるかも知れません。

企業イメージに与える影響も甚大です。1970年代の「ラビットの悲劇」で北米から撤退を余儀なくされて以来、VWは40年かけて北米におけるブランドイメージ回復に注力してきたわけですが、これでまた奈落の底に転げ落ちてしまった感があります。

今回の件で、VWは平気で組織的に嘘をつくメーカーだということを、広く世界に知らしめてしまいました。
以前に騒がれたプリウスの問題は、明らかな故意ではなく、今回の問題とは質が異なります。また、トヨタの社長自らが米国議会で弁明する姿が米消費者の共感を呼び、影響を最小限に止めましたが、今回、VWはどのような方策を打ち出すのでしょうか？

こうなって改めて見ると、日本国内でのDSGの不具合に対する不誠実な対応や、スズキと仲違いした一件、突然の日本法人社長の辞任なども、さもありなんと納得してしまいます。
沈みゆく船から逃げ出した日本法人の前社長や、4600億払ってでもVWと縁を切った鈴木修の判断は正しかったと言うことですが、それでもなお、ＶＷ車に惚れ込んでいる信者がいることは驚嘆に値します。

質問者からのお礼コメント

過去の細かい経緯、今後の見通しまでご意見いただきましてありがとうございました。

Answer 2

ディーゼルモデルはどのくらい販売、売れていたんでしょうか？
元々日本では売れてないので、そんな打撃はないんじゃないですか
どうせ、ガソリンモデルは別だから
なんて言って客に進めれるでしょうしね
圧倒的にガソリンの方が売れてるでしょうしね
株価とか世界的な信頼とかは抜きにしてディーゼルの販売台数は減るでしょうが
日本の販売店には、そんな打撃はないんじゃないですかね
ゴルフが売れてる？
あくまで外車の中での話しですし日本車の方が数十倍売れてるわけですしね
ゴルフは丈夫だとか壊れないとか、そういう印象で日本で売ってきたと思いますが
実際、世界の故障ランキングなんてみても日本メーカーの方が優秀ですしね
技術が凄い！
なんて洗脳されてきた人には、騙された～なんて思う人がいるでしょうが
不正しなきゃマツダの技術に追い抜かれる～という状況だったんでしょうからね
これで技術的にもゴルフやアウディより日本メーカー（マツダ）が優れてると立証できたので良かったじゃないですか
私は、ネット民がやたらゴルフやアウディをあげてるのが気持ち悪いなーとずっと思っていたので
ＢＭもＸ３だか基準値の数十倍という調査結果らしいですからね
このあたりのドイツ車を日本人は美化しすぎなんですよ
なぜ不正したのか？
これは言うまでもなくコストの問題だったんだと思いますが
コスト下げて価格は安くないという事は、その分儲かるという事ですからね
いかにゴルフが高いのか？
というのが解って逆に良かったじゃないですか

Answer 3

実際2兆円も払うことになるかはまだわかりませんが
既に購入したユーザーからの訴訟などはあるでしょう
お金よりなりよりも問題なのはやはりブランドイメージの低下でしょう
日本でいうところの三菱のような

またアメリカ規制値の10倍～40倍となると
欧州の規制すら怪しいです
もし欧州でも検査の結果規制値オーバーなんてことになったら…

日本のメーカー、主にマツダですが
マツダはしっかりと規制値を守れているとに期待したいと思います(アメリカではまだ売っていないですけど)
まぁマツダが総力をあげて開発したものですから大丈夫だと思いますが

Answer 4

トヨタを抜いて世界販売トップになったVWがこんな姑息な不正を働いていたなど、信じたくはありませんが事実であれば本当に残念です。先般開幕したフランクフルトモーターショーで次期ティグアンのワールドプレミアがあり、コンパクトSUVのど真ん中を行くモデルで日本発売が楽しみだと期待した矢先の大規模不正発覚は、VWに対する信用を大きく毀損しただけでなく、日本へのジーゼルモデル導入にも多大な支障をきたすことになりかねず、動力性能でも環境性能でも優秀なエンジンとの評価が全くのでたらめだったと裏切られた思いです。但し日本にはジーゼルモデルは導入されておらずガソリンモデルのみ販売されているので直接的には大きな影響は無いのもと思われますが、私がユーザーだったらガソリンモデルは大丈夫か？と即刻販売店に駆け込みますね。むしろ深刻なのはジーゼルモデルが過半数のヨーロッパ市場ではないでしょうか？

Answer 5

日本国内向けにクリーンディーゼルモデルを展開する前の事件ですから、投入見直しも検討されるように思います。
まだ、VW,Audiのクリーンディーゼル車は、BMWにように販売の主役ではありませんから日本での実外は大きく無いでしょう。
風評も新型プリウスに隠れて、問題視する事では無いと思います。

そもそも、EPAの検査だけ排気ガスをコントロールするなんて事は容易ではありません。
それを指摘するのが不可解です。
米国はZEV規制でハイブリッド車をZEVとし無い事を決めました。
これでトヨタのZEV台数を抑え込むことでガソリン車の販売台数に歯止めを掛けました。
これで米国でのトヨタ車を抑え込む事ができました。
次のターゲットとしてVWを選んだのでしょう。
クリーンディーゼル車のDPF再生時を狙って排気検査でもすると10〜40倍の規制オーバーいうのが実態かもしれないように思います。
もしDPF再生中に検査していたら他メーカーもみんな引っ掛かると思います。

過去にトヨタバッシングしたような米国の形振り構わぬ言い掛かりかもしれません。

(tennshyoku2008さんへ)

Answer 6

日本じゃこの事件は関係ないだろ。
超巨大企業だ。
アメリカでは欧州車は売れていなかったしね。

それより、日本だけぼったくり価格だが、今後下げることは考えられる。
・バブル崩壊で、中国で販売が壊滅
・クリーンディーゼルは全然クリーンで無いことがヨーロッパで判明して、今後規制される。
・アメリカで売れなくなる。
ヨーロッパではカローラクラスのゴルフが、日本人は関税も無いのにマークXレベルの値段で買ってくれる。
せいぜいプレミオレベルに値下げすれば、日本人は飛びつくだろうなあ。

ご機嫌ワ～ゲン～。
アウディの自動車庫入れ。（アウディはワーゲンの子会社）
宣伝が急に増えたよなあ。